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2010年 06月 19日
【中山恭子元拉致担当相が自民離党届】
自民党参院議員の中山恭子元拉致問題担当相(70)は18日、党本部に離党届を提出した。夫の中山成彬元国土交通相(67)が7月11日投開票の参院選にたちあがれ日本から出馬の意向を固めたのが理由。ともに、たちあがれに入党する方針だ。 自民党幹部は中山氏の処分について、比例代表選出であることを理由に除名も含めて検討せざるを得ないとの考えを示した。 たちあがれは結党時の今年4月にも、中山氏の入党を勧めていたが、成彬氏の出馬がその時点では決まらなかったため、拒否していた。 (2010/06/18 産経新聞) 中山成彬は保守でしょうけど、ただの迷惑でわがままな人です。 日教組は癌発言のあとに議員を辞めて衆院選に出馬しないと言っていたのは 東国原を国政へ送り込んで自分が宮崎の知事選に出ようとしていたためでした。 中山成彬が東国原に「どうしても出てもらわないと困る」とまで言って 直接出馬要請をしたことは中山成彬本人が自ら認めています。 (中山成彬としては東国原で自民党への票を増やそうという考えだったと言っていますが) 中山成彬が宮崎一区から選挙に出ないと言っていたため 宮崎県連では上杉光弘を公認として中山成彬の選挙区から出す という話になっていました。 ところが東国原が知事を辞めて国政に出ようとしないため、 選挙に出ないと言っていた中山成彬は急に方針を変更し、 自民党宮崎県連としても上杉光弘で決まっていたところに 無理矢理「上杉じゃなく俺を公認しろ」と言って割って入り、 散々もめた結果、保守票を真っ二つに分裂させて 同選挙区での民主党候補の勝利をもたらしました。 そういう人間ですから議員バッジがやはり欲しいのでしょう。 たちあがれ日本としては候補者が欲しいので中山成彬を公認で出せれば 中山恭子は筋を通す人のため、中山恭子が自民を離党して付いて来る この計算で動いたのでしょう。 なんだかんだ言いつつも与謝野馨は国会でもテレビ出演でも 鳩山由紀夫は非難しましたが小沢一郎を非難したことはありません。 与謝野馨は小沢一郎が自ら設立した小沢のマネロン団体である (財)ジョン万次郎ホイットフィールド記念草の根交流センター の副会長をやっています(会長は当然小沢一郎) 小沢にとっての狙いは 「自民党が復活できないこと」 「保守票を分裂させる事」 この2点です。 先日行われた日本医師会の会長選挙では小沢シンパの原中勝征が勝ちましたが、 原中の得票率は37%でした。 小沢や民主党とは距離を置こうという主張の候補者2名がそれぞれ 32%と31%の得票だったため 過半数にまったく届かない状態でも小沢シンパの原中が勝ったのです。 たちあがれ日本の設立時に各政党に平沼と与謝野で挨拶回りをしましたが、 民主党に行った際は与謝野は笑顔で挨拶をし、小沢と言葉を交わしましたが、 自民党へ行った際は平沼に隠れながら終始顔を背けて縮こまっていたそうです。 そもそも「自民執行部が総退陣しないと離党する」 という不可能な条件では与謝野の離党以外の結論は出ませんし、 執行部総退陣をすればそれこそマスコミが自民を叩く格好の材料です。 そう考えれば自民からの分裂は予定通りだったと言えるでしょう。 その後に自民党側では与謝野の離党届を受理せず除名をしましたが、 これを待ってましたと平沼赳夫に 「自民党とは選挙協力はしない!選挙協力は白紙撤回だ!」と言わせました。 ちなみに小沢は先の衆院選で平沼が擁立した小泉龍司議員を連合に支援させました。 連合に支援されて勝ったため、 連合という自民の最大の敵の支援という条件が付いた事で その後平沼赳夫は自民党へ復党できない状態になっていました。 また、自民執行部も事情を気にして二の足を踏んでいました。 こうした背景を考えれば与謝野の分裂というのは小沢のシナリオ通りの所だったでしょう。 こにれよって平沼赳夫の自民合流は不可能になりました。 そして参院選公示寸前のこのタイミングで 中山成彬を候補者に入れて中山恭子の離党を演出する形になりました。 チャンネル桜や保守論壇は真性保守だの何だのといって、 中山成彬などがいったいどのような行動を取ってきたか、 それがどれだけ迷惑をかけたか そんな事など考えもせずに「真性保守だ」などと持ち上げています。 100%彼らの望むような発言をしてくれる人こそが保守だと持ち上げますが、 そういう英雄待望論と差のない発想そのものが いままでも保守の足を引っ張ってきました。 櫻井よしこだって安倍内閣を批判し、後ろから撃っていました。 安倍内閣はマスコミに袋叩きされる中でも妥協点を探しながら 教育基本法の改正など可能なことをやっていました。 ですがそれでは全く足りないと保守論壇の有名人達は安倍内閣を評価しませんでした。 物事が劇的に変わることというのはまずありえません。 劇的に変わったように見えるのはその足元までゆっくりと埋まって来ていたからです。 ですから「よりマシな選択肢」で少しずつ現状を変えていくしかありません。 少なくとも民主党は一気に勝ったわけではなく 小沢の自民分裂後にマスコミが作った21世紀臨調などを利用して マスコミがせっせと小沢や民主党の主張を後ろから持ち上げ続け、 少しずつ今日の反日左翼による支配力の土台を作ってきたのです。 そうした状況で醜い内輪もめで内部分裂を煽った連中を 「真性保守だ!真性保守だ!」 などと持ち上げていることに私は賛同できません。 実際にもう選挙は実質始まっています。 この状態で保守合同で戦ってくれなどと言ったところで それぞれの政党が候補者がかぶらないように調整などできません。 確実に保守票の分裂を作ったのです。 平沼にしても与謝野にしても、今回の選挙に出馬するわけではありません。 自分達はあくまでも当落関係の無い所で動き回っているのです。 そしてたちあがれ日本は民主党から票を奪うのではなく 事実として自民党から票を奪う作業を行っているのです。 小沢一郎にとって予定通り、作戦通りの保守分裂でしょう。
by ttensan
| 2010-06-19 01:42
| 政治
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