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2011年 01月 31日
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人気ブログランキングへ ---------- 【<菅首相>エジプト情勢に言及 ダボス会議の特別講演】 【ダボス(スイス東部)青木純】菅直人首相は29日、ダボスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の特別講演の冒頭でエジプト情勢に言及し「多くの国民との対話の中から、国民が広く参加する政権を作り、政治的な安定と市民生活の平静を取り戻すよう期待している」と呼びかけた。 (2011/01/29 毎日新聞) 世界的不景気、小麦の価格高騰などで影響を受けている貧民層が多く、 これらが中東周辺での不安定化の要因になっており、 チュニジアで大統領を逃亡させた民衆の暴動が火元となって エジプトに飛び火、ヨルダンでも反政府デモが発生しています。 エジプトでは現政権の失脚になればイスラム系が主導権を持つ可能性が高く、 今後の不安定化の要因になりかねません。 そうした状況をまったく踏まえず、 政権転覆を支持するととられる発言をしています。 エジプトの反政府勢力が「日本の総理大臣も俺たちを応援してくれている」 となったときにどう責任を取るつもりでしょうか? それに、日本国内で国民の反対を無視して売国政策だけを積極的に推進し、 政府の政策にパブリックコメントで反対意見が大半を占めていても それを無視して政策を進めようとしている民主党が言うべき台詞でもありません。 そして相変わらずの「指示」だけのパフォーマンスをやっています。 【エジプトの邦人保護、チャーター機活用など指示】 菅首相は30日、エジプト全土に拡大した反体制デモを受け、首相公邸で前原外相、枝野官房長官らと対応を協議し、チャーター機なども活用し、邦人保護に全力をあげるよう指示した。 この中で前原氏は、成田、関西両空港行きエジプト航空便がキャンセルになり、カイロ空港に日本人観光客約500人が足止めされており、同日午前にアブデルナーセル駐日エジプト大使と同航空の日本支社長を外務省に呼び、善処を求めたことを報告した。前原氏は同日、ルース駐日米大使とも電話で、エジプト情勢を巡って意見交換した。 枝野氏は協議後、記者団に「(現地の)30日中にエジプト航空が飛ぶ余地は十分ある」との見通しを示した。「エジプト観光客には高齢者も少なくなく、日本大使館の医務官を空港に派遣する手配も進めている。飛行機の状況によってホテルに戻ってもらうとか、チャーター機とか、複線的に対応する」とも語った。 (2011/01/30 読売新聞) 菅首相はダボス(スイス)へ行っていたわけですが、 政府専用機2機でダボスへ入っていました。 首相がダボスに入った時にはすでにエジプトから邦人が脱出しようにも 飛行機が確保できない状態でした。 ダボスへ行っていた政府専用機2機は エジプトからノンストップで日本まで帰ってこられる航続距離だそうです。 政府専用機には「緊急時の在外邦人救出」という仕事もあるのです。 菅直人が民間航空で日本に帰るようにすれば、 この2機の政府専用機でエジプトの邦人の輸送が行えました。 しかし、菅直人はエジプトで脱出できずにいる邦人をよそに この政府専用機でまっすぐ帰ってきてしまいました。 それからチャーターなどを使って邦人保護をしろと指示を出したわけです。 【外相がエジプト情勢の解決要請 駐日大使に】 前原外相は30日、アブデルナーセル駐日エジプト大使を呼び、騒乱状態となっているエジプト国内情勢への憂慮を伝え、平和的に解決するよう求めた。「政府と国民双方が暴力的な行動を自制し、話し合いで安定した政権をつくることを強く望む」と述べた。また前原氏は、カイロからのエジプト航空の便のキャンセルで約500人の日本人が足止めされていると指摘。「キャンセル分を増便してほしい」と求めた。 (2011/01/30 共同通信) 民間企業はリスクを回避するために便をキャンセルしているわけです。 だからこそ自衛隊が運用している政府専用機なのです。 ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by ttensan
| 2011-01-31 06:19
| 政治
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