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2009年 07月 20日
民主党は1990年比で25%減を2020年までに行うとしています。
2005年比にして30%減ということになります。 1990年比で言えば日本はその当時すでに世界で一番CO2排出に対して効率が良い国でした。 たとえば2006年のデータでは、 GDPあたりの二酸化炭素排出量はIEAによれば、 (単位はKgCO2/USドル) 日本 0.24 アメリカ 0.51 EU 0.42 中国 2.68 となっています。 (CO2 emissions from fuel combustion 2008 Editionより) この状況であるにもかかわらず。 1990年比25%削減というのは不可能な数字と言えます。 麻生内閣が15%減を提唱していますが、これでも厳しい数字であり、 1%減らすための経済的な経費は10数兆円と言われます。 出来もしない事を書いておきながら、 マスコミもその実現性の問題には一言も触れず、 また民主党は与党の案を手ぬるいとして叩いていますが、 そもそも民主党はどのようにしてこの数字を達成させるか という具体的なプロセスは一切言及していません。 強引に辻褄を合わせようとすれば、必ず経済的な大打撃を産みます。 自らが掲げる政策の実現性を考えもせず、 自民党が15%と言っているから25%という 意味のない数字の競争をしているレベルでは何もできないでしょう。
by ttensan
| 2009-07-20 01:30
| 政治
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