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2009年 09月 25日
まずこのトピックでは八ツ場ダム反対派のデタラメな主張にツッコミを入れるだけです。
民主党による八ツ場ダムの中止については 民主党が勝てない地域への公共工事つぶしという報復というところでしょう。 逆に小沢のお膝元の三陸縦貫道路やら 胆沢ダムを筆頭に4つのダム建設はどれも全く中止対象になっていないし、 鳩山のお膝元の平取ダムについても続行が決められています。 民主党による 「民主党を支持しない連中への見せしめと報復」 というのがこの八ツ場ダム中止の強硬姿勢の正体です。 このこととは別に八ツ場ダム中止派がデタラメを並べているので それにたいしてのツッコミが今回のトピックです。 【八ツ場ダムについての中止推進派の主張】より I.八ッ場ダムを中止した方が高くつくという話の誤り II.八ッ場ダムはすでに7割もできているという話の誤りについて III.八ッ場ダムの暫定水利権がダム中止に伴って失われるという話の誤り IV.大渇水到来のために八ッ場ダムが必要だという話の誤り V.八ッ場ダムは利根川の治水対策として重要という話の誤り VI.ダム予定地の生活再建と地域の再生について それぞれについてツッコミを入れていきます。 Ⅰについては 八ツ場ダム中止推進派は残り事業費1390億円だが 中止推進派はこれは将来的に絶対に伸びることになると設定し、 その金額は少なくとも1000億円だと どこにも根拠のない数字を持ち出して勝手に残り事業費を2390億円。 これを中止すれば生活保障の770億円を抜いた1620億円が浮くという主張のようです。 以下単純に事実に基づいた数字で考えてみましょう。 残り事業費1390億円 うちダムなどの工事費620億円 (これは中止で浮く) うち住民の生活保障等に使われるお金が770億円 (これは中止しても浮かない) 中止の場合の自治体への費用返還が1460億円 (法律で返還義務がある) よって少なくとも中止した場合は 770+1460-620=1610億円が最低限必要な額となります。 また、すでに開発した部分で元に戻す事も必要であり、 すでに町を去った方も多く、川原湯温泉が寂れてしまっている以上、 これをどうやって盛り上げるのか別途補償が必要となるでしょう。 一方事業継続の場合は1390億円。 また、ダム工事中止によって消滅する水利権という問題もあるため、 それぞれの自治体が補償を求めて国に賠償請求を起こす事も考えられます。 この点は埼玉県の上田知事も指摘しています。 よって、Ⅰの主張はデタラメと言えます。 くどくど水利権だのと書いていたりしますが、 ダムを中止したほうが得であるという数字を創るために 1000億円という下駄を履かせて数字を誤魔化しているに過ぎません。 Ⅱについてはまったく論外。 ダム本体に取りかかるのは一番最後であるから、 単純に中止推進派の願望で物を書いているに過ぎません。 Ⅲについて この主張もまったくのデタラメ、詐欺と言えるでしょう。 埼玉県は八ツ場ダムの完成を前提として水利権を計算しており、 八ツ場ダムはこの30%を占めています。 無くなれば当然この計画も変更しなければならないし、 なにより平成に入ってからでも平成8年9年と、 夏季冬季、冬季と渇水が発生しています。 この点ですでに中止派の主張は崩れていますが なぜか冬季に限定している点でも中止派の主張はそもそもおかしいのです。 これは次の項目も読んでいただければ詭弁の手法であると理解いただけると思います。 また、埼玉県の過剰負担とあるが、 埼玉県は県の水利権の3割を八ツ場ダムの暫定水利権に依存しており、 このダムの中心と言っても過言ではありません。 その埼玉県が負担が他県より多くなるのは当然です。 Ⅳについて 彼らはⅢで冬季の渇水のみであるとしながら、 ここでは夏季の渇水についてと言っています。 夏季にのみ絞ってどうこう言う時点で、 彼らが自分たちの主張のために 部分部分のみで強引に話を書いています。 八ツ場ダムはたかが5%と書いていますが5%もあるというのは大きな数字です。 (実際には5%という数字がどこから出てきたのかもちょっとよくわかりません。 貯水量、洪水調節容量等、非常に大きなダムですから数字が合いません) Ⅲで冬季のみの問題であるとしながらⅣでは夏季に限って書いています。 このような論法は典型的な詭弁ですので相手にしないほうが良いでしょう。 Ⅴについて 実際に平成13年の台風15号では加須市で漏水が確認されており、 堤防の高さ云々の問題ではありません。 また、八ツ場ダムというのは利根川水系を構成する治水利水対策の一部であり、 八ツ場ダム一つだけなら効果が小さいから云々という論法は これもまた典型的な詭弁です。 カスリーン台風には効果が無いとしていますが、 カスリーン台風の時は八ツ場ダムの該当地域の降雨量がわずかであったから当然でしょう。 治水で重要となる洪水調節容量は 利根川水系で一番の貯水量の矢木沢ダムが2,210万立方メートルに対し 八ツ場ダムは6,500万立方メートルにもなります。 集水面積は約400平方キロの矢木沢ダムに比べ八ツ場は708平方キロです。 これのどこが小さい数字だと断言できるのかわかりません。 結論のために読む人間をいかに騙すかという事だけ考えていたということでしょう。 Ⅵについて 観光資源としての可否は現状で未知数で否定を断言する根拠があいまいです。 吾妻渓谷の喪失、この点についてはそのとおりでしょうね。 この部分については彼らの主張には何ら具体的数値などの根拠が示されておらず 検討は必要ですが、絶対にダムはダメなのだと断言するというのは筋が通りません。 かつて田中康夫が脱ダム宣言の代替案として河川に護岸工事をすれば良いと言って 議会で「かえって費用がかかるし景観も損ねる」とだめ出しをされ、 「それなら遊水池を作ればよい」 と言ったところそれがダムのことだろと突っ込まれたことがあったりします。 ダムの代わりに水源や治水対策を考えた場合、 当然ながら費用と失われる景観等のトレードオフが必ずあるわけですから その部分を含めて考えられるべきで、 「中止が決定事項である。話を聞いてやろう」 という姿勢はどこの独裁国家なのだという話です。 ![]()
by ttensan
| 2009-09-25 02:41
| 政治
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Comments(1)
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