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2009年 10月 21日
民主党が西川を事実上更迭しました。
これは国際的には 「日本は権力者が気に入らないという理由で 犯罪等の明確な根拠も示さずに民間企業の人事に政治介入する」 とみられるだけです。 鳩山邦夫総務相のときに麻生が事前に西川の後任候補を渡して 西川がイヤなら人事へ根回しをするようにしていたことを鳩山邦夫が暴露していますが、 これは「民間企業の人事に政治が介入する」 という悪しき前例を作らないためでした。 ところが鳩山邦夫はそれらを一切無視した上で都議会選挙前を狙って 根拠を結局提示せずに「俺は正義だ。麻生は間違っている」 と暴走して麻生政権にとどめを刺したわけです。 この時に、麻生に鳩山更迭をさせないためにと ネットで自民党議員へFAX等での鳩山更迭阻止運動を呼びかけた 水間正憲というジャーナリストがいましたが、 感情論で物を判断すると誤るという悪い例と言えるでしょう。 ちなみに、鳩山邦夫が自民党に居る理由は 「鳩山由紀夫が失敗したときのためのリスクヘッジ」 というものだと考えています。 だからこそ兄を助けるために最高のところで麻生をつぶしに走ったと見るべきです。 さて、利権のために政治をやっている民主党にとっては これを潰して郵政の利権を復活させたいのです。 なにせ国民新党といえば 郵政の下請けで全国展開したトナミ運輸(綿貫民輔のファミリー企業)があり、 さらに民主党の支持母体となっている旧全逓が居ます。 (ちなみに全逓の中心は中核派で旧社会党の党員だった人間が少なくありません) また、選挙前に小沢が既得権復活を約束した特定郵便局長会もあります。 民営化によって闇専従にはクビになるリスクができましたし、 旧自民党田中派は郵便貯金のお金を財投として いわゆる角栄~竹下、金丸、小沢とやっていた 「大規模建設によってキックバックを得る利権構造」 の財源にしていました。 小泉はこれを止めなければならないということで、 20年もずっと民営化と言っていたわけです。 そして西川はきっちりと郵政を黒字化させています。 http://www.japanpost.jp/financial/index02.html (日本郵政、決算公告) マスゴミはとにかく民主党にくっついて この利権集団の利権の復活に手を貸すために 西川の功績は全く報道していません。 麻生や中川昭一の功績を絶対に報道しないのと同じです。 その民主党が後任人事に持ってきたのが 斎藤次郎です。 こいつは宮沢内閣や細川内閣の時代に小沢の腹心の一人として働いていた人間です。 おまけに大蔵省の次官でした。 もろに天下りです。 ところが鳩山の言い訳は 【鳩山首相、「脱官僚」と矛盾せず-退官14年、民間も経験-日本郵政】 (2009/10/21-21:56 時事通信) 鳩山由紀夫首相は21日夕、元大蔵次官の斎藤次郎氏を日本郵政社長に起用することについて、「大蔵省を辞めて14年たっている。民間でも働いていた」と述べ、民主党が掲げる「脱官僚」政治とは矛盾しないとの認識を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 民主党は野党だった昨年の通常国会で、いずれも旧大蔵・財務次官経験者の武藤敏郎氏、続いて田波耕治氏を日銀総裁に充てる同意人事案にいずれも反対し、政府に対して2度総裁人事を白紙に戻させた経緯がある。首相は「日銀の独立性の問題が大きくて、(人事案に)ノーと言った」とした上で、「武藤さんの場合は財務省を辞めてから5年間、必ずしも民間で働かれていなかった」と「武藤総裁」に反対した理由を説明した。退官後、8年半以上経過していた「田波総裁」に反対した理由には言及しなかった。 首相は、亀井静香郵政改革担当相から20日夜に斎藤氏起用の報告があったことを紹介。「話をいただいた時はかなり驚いたが、(斎藤氏は)相当なつわものだから、おもしろいかなと思った」と語った。 民主党がやる場合だけは天下りとは言わないそうです。 おまけに相変わらず民主党クオリティなのが誤魔化しの弁解にもかかわらず、 言い訳がしきれずに言及せずに逃げています。 小沢は日銀総裁人事のときに 「元官僚は絶対に認めない」 って反対理由をはっきり言ってましたからね。 以下、民主党名物ブーメラン。 ブーメラン1 【私が任命権者ならば日銀総裁は官僚支配打破の観点から選ぶ by小沢一郎】 (民主党サイトの公式会見より) ブーメラン2 民主党公式サイトの 2008/03/21の鳩山由紀夫の会見内容より抜粋 武藤氏は大蔵省時代に日銀の独立性に真っ向から反対し、財務省としては最も送り込みたい人物であろうこと、田波氏は、大蔵省、財務省時代に不良債権の処理を完全に誤った人物であり、両氏とも国際金融に関して素人であること―を列挙。 宮沢内閣時代に宮沢首相がが不良債権処理に公的資金投入をしようとしたのを反対して、 その後の連立政権でも不良債権処理を放置して、 さらにその後もピケを張る等をしてまで 不良債権処理を妨害し続けていたのは小沢とその仲間達でした。 だから当時のことを「失われた10年」と呼ばれているし、 小泉が公的資金投入を決めるまで不良債権処理は止まっていました。 不良債権の処理を完全に誤っていた人物は 小沢とか鳩山のことです。 金融に関して素人なのですから、 民主党執行部は政権を担当する資格が無いってことですね。 ブーメラン3 民主党公式サイトより (2009年1月28日発表 原口のコメント) 民主党『次の内閣』ネクスト総務大臣 原口 一博 27日、政府は民主党の岡本充功衆議院議員の質問主意書に対する答弁書の中で、2006年~2008年までの3年間で、官僚が天下りを繰り返す「わたり」あっせんの件数が11省庁で32件あったことを明らかにした。そのうち、総務省が6件と最も多い。 各省庁が「わたり」のあっせんを行ってきたことそのものが大きな問題であることは言うまでもない。ましてや、国家公務員の定員管理や給与水準の変更など政府の人事政策の中枢を担う総務省による「わたり」のあっせんが最も多いことは言語道断である。 また、政府が発表した件数は「現時点で確認されたもの」に過ぎない。今後、国会等の場で政府に対して32件以外の「わたり」あっせんの有無、さらに受け取った給与や退職金の総額など「わたり」の実態を厳しく追及する必要がある。 麻生総理は、各省庁の「わたり」のあっせんを認める政令を閣議決定し、今後もこの愚行を継続するとしている。民主党は政権交代を実現し、「わたり」のあっせんはもちろん、中央省庁による天下りのあっせんそのものを全面的に禁止する。 以上
by ttensan
| 2009-10-21 23:58
| 政治
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