今年は派遣村はできません

【『派遣村』の再来　おびえる内閣】
　年末年始を控え、政府が雇用情勢に神経をとがらせている。景気の二番底が懸念される中、失業者が大量に街にあふれて「年越し派遣村」が再現されるような事態になれば、政権にダメージとなる。対策を矢継ぎ早に打ち出すことで、それを防ごうと躍起だ。　（関口克己）

　菅直人副総理兼国家戦略担当相は先月末、都内の「ハローワーク渋谷」を訪問。ここでは、職業紹介のほか、生活費の融資や生活保護の相談もできる「ワンストップ・サービス」を試行している。

　菅氏は視察後、「年末年始、派遣村のような形にならずに対応できるように力を入れたい」と強調した。昨冬は、国会近くの日比谷公園にできた派遣村について「天災ではなく人災だ。責任は政治にある」と語っていただけに危機感は強い。

　政府は、派遣村で村長を務めた湯浅誠氏を内閣府参与に起用。緊急雇用対策本部の事務局長に据えた。

　十月にまとめた緊急雇用対策では、ワンストップ・サービスに加え、大卒・高卒者の就職支援を行う専門員のハローワーク配置や介護施設で給与をもらいながらホームヘルパー二級などの講座を無料で受け、資格取得できる制度などを掲げた。

　二〇〇九年度第二次補正予算案の追加経済対策にも、雇用を維持する企業に休業手当を助成する雇用調整助成金の支給要件緩和などを盛り込む方針だ。

　鳩山由紀夫首相は二日、連合の古賀伸明会長らと会談し、雇用関連予算について「メッセージ性のある施策を打ち出す」と述べた。古賀氏に「税収が減る中、ない袖は振れないのではないか」と問われると、「ない袖を振る」と切り返したという。

　それでも、雇用に特効薬がないのも確か。景気回復も楽観視できないだけに、政府は気もそぞろな年末を迎えそうだ。
(2009年12月7日 東京新聞　朝刊)


私は派遣村は無いと思います。
理由は以下に箇条書き。

・名義貸しで商売をしていた協力関係にあった企業の倒産で
　名義貸しのために自分が抱え込んでいた浮浪者が邪魔になった　湯浅誠

・失業対策を政府がやっていないというパフォーマンスのために
　毎年行われていた炊き出しを勝手に入ってきて仕切った　共産党

・周辺の公園でも同様の炊き出しが毎年行われており、
　バスを用意してこれをかき集めてきたのも　共産党

・このときに政府叩きのパフォーマンス目的で思惑が一致し協力したのが
　社民　国民新　民主　共産


派遣切りとかではなく与党批判のパフォーマンス目的で
毎年周辺の公園での炊き出しに集まっている浮浪者をかき集めただけです。

派遣村でかわいそうだの政府の責任だの言っておいて
社民も共産も民主も一人としてこの派遣村の連中を自身の職員として雇っていません。

カンパで5000万円ほど集まっていたはずですが、
これだって湯浅誠の懐に消えています。

671人が派遣村に集まりましたが、
就職斡旋を受けて現在も働いている事が確認できたのはたった3人だそうです。
残りの方はなんだかんだと理由を付けながら大半が生活保護に浸っています。


派遣労働者達が自主的に派遣村を作ったわけではありません。
当時の野党が作ったのです。
今年はそれを作る連中が居ないために派遣村はできないでしょう。
あってもマスゴミは民主党を守るためにも報道しないようにするでしょう。

もし、派遣村を失業者達が自主的に作ろうというのであれば、
音羽の鳩山御殿を派遣村にすれば良いでしょう。