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2009年 12月 14日
【天皇会見、いったん困難と伝達 小沢氏訪中控え転換か】
天皇陛下と中国の習近平国家副主席との15日の特例会見をめぐり、会見発表の2日前にあたる9日の時点で、日本政府が中国側に「陛下のご健康がすぐれず、会見に応じるのは難しい」と伝えていたことが分かった。複数の日中関係筋が14日、明らかにした。首相官邸は陛下の体調に配慮していったん見送りの方向になったが、急きょ転換した。訪中を控えた民主党の小沢一郎幹事長らの意向が反映された可能性もある。 7日に羽毛田信吾宮内庁長官が平野博文官房長官からの会見設定の要請を断った後、宮内庁幹部は官邸側に「陛下の健康状態が万全ではない」と説明したという。鳩山由紀夫首相もこれを受けて、見送るべきだとの判断に傾いたとみられる。 ただ10日には平野氏が再び羽毛田氏に会見実現を指示し、翌11日の設定発表につながった。 関係筋によると、複数の中国当局者は11月下旬から今月上旬にかけ、会見には1カ月前までの正式申請が必要となる「1カ月ルール」を守らなかったことを認めながらも「日本政府が中日関係の大局に立ち、会見を実現するよう期待する」と特例的な措置を求め続けた。 これに関連し、首相は14日朝、天皇陛下と習副主席との特例会見に批判が相次いでいることに対し、公邸前で記者団に「判断は間違っていなかった」と強調した。 (2009/12/14 共同通信) 【「判断間違っていない」=天皇特例会見-鳩山首相】 鳩山由紀夫首相は14日午前、中国の習近平国家副主席と天皇陛下の会見を特例扱いで実現するよう宮内庁に要請したことについて「日中関係をさらに未来的に発展させるために大変意味がある。私の判断は間違っていなかったと思っている」と強調した。 さらに「しゃくし定規に考えるよりも、本当に大事な方であれば、当然天皇陛下のお体が一番だが、その中でお会いになっていただく」と述べた。首相公邸前で記者団の質問に答えた。 (2009/12/14-10:37 時事通信) ![]() 小沢が訪中にあたって中国共産党へ媚びるために 11/26に習近平との会見を要求させる →宮内庁はルール違反だし 陛下のご健康がすぐれないと拒否 12/7に再度要求し、これを平野官房長官に行わせる。 →宮内庁は同様の理由から拒否 12/10に脱税総理からも要求し、平野官房長官から宮内庁へ要求 →宮内庁が折れる形で強引に実現へ。 2度も断られたのにごり押しで会見を実現させました。 どう考えても権力の乱用でしかありません。 当然ながら多くの問題点があります。 1、友好関係は重要だからルール無視 他の国が「うちとの友好関係は重要じゃないのか?」 と言ってきたらどうなのでしょう? 一度ルール破りをして例外を作った以上、 ルールはもうなくなったものと同じです。 これは慣例や法的手続きを無視している 民主党の国会運営と何も変わりませんし、 権力の暴走という独裁政治の形です。 2、北京閥に媚を売るための政治利用 コキントウが2012年に引退後に 上海閥が巻き返しを図ろうとするのは間違いないでしょう。 そのために後継者を世界一の権威に会見させ 「俺達の力でなら天皇だって従わせられる」 とアピールできる という最高の材料として小沢はこだわったわけです。 中国共産党内の権力争いに利用したのです。 これ以上悪質な政治利用があるでしょうか? 3、中国共産党の体制維持 特亜というのはやたらと権威にこだわります。 先日、オバマ大統領が深い角度で礼をしましたが、 No.2がルールを無視させて会見ができると 中国共産党としては自分達はアメリカよりも上である というアピールができるわけです。 中国国内でいまだ止まぬ暴動などでもわかるとおり、 決して順風の体制ではありませんし、 先月には江沢民が集団虐殺でスペインで起訴されています。 (http://www.epochtimes.jp/jp/2009/11/html/d62722.html) こういった国際的な孤立は天安門のときもあり、 そのときも小沢が実権を握る宮沢内閣において天皇訪中により中共を助けました。 中共の体制を維持するためにも大きな影響力があります。 4、中共による対日工作の進行度テスト 中国共産党は40年も前に対日工作として さまざまな情報工作を仕掛けてきました。 そして皇室の権威低下、最終的には皇室廃止 というのも大きな戦略の一つです。 例外が簡単に通るような皇室であれば、 その権威にも傷が付きます。 国民がどの程度反応するのか、反応がいまいちであれば それだけ対日情報工作によって日本人の愚民化工作が進んでいる というテストになります。 そういうテストも兼ねていると見てよいでしょう。 5、ごり押しの過程を報道されるとは考えていなかった 小沢はまさか自分がごり押ししたことが報道されたり、 テレビでこの問題が指摘されるとは考えていなかったでしょう。 マスゴミが偏向したいした批判にならないと そう考えていたのでしょう。 小沢は単に欲で動くだけの人間で そういうところに思慮のある人間ではありません。 6、平野の絶望的無能さ 小沢は11月にこの件を打診していたのに 平野は11月26に断られて、 そこから訪中直前まで放置していたわけです。 平野官房長官はアポ取りもできなければ、 その事を報告することもできない その上に騒動になりそうになってから捻じ込みをかける という頭の悪さです。 松下時代の同期の方に聞きましたが、 ほんとに平野は仕事ができなかったそうです。 それで組合へ入って闇専従で仕事をやってこなかったのですから こうなることは仕方が無いのかもしれませんが、 労組幹部でなかったら間違いなく 真っ先にリストラされていたでしょう。 当然ながら脱税総理の管理能力の無さもあります。 外閣総理大臣の小沢主席の命令なのに 平野に丸投げしてまかせっきりで おまけに最後は官邸からのお願いであると 責任そのものを政府全体に転嫁する始末です。 7、習近平という問題 父が党の宣伝部長だったりとエリート。 ところが良いイメージを作ろうと ずっと庶民派アピール。 ウイグル騒乱での虐殺による鎮圧を行った人。 思ったことを気にせず言うタイプで かなり激しい失言癖とのこと。 うっかり陛下との会見で余計なことを言えば、 内閣の権威の失墜になりますが、 それは皇室の権威の失墜もセットになります。 以上が私が問題だと思っている7点です。 また、この件についてサンプロが面白かったです。 出演者は以下のとおりですが、 渡辺 周 (総務副大臣)民主 町村 信孝 (元官房長官)自民 阿部 知子 (政審会長)社民 亀井 亜紀子 (幹事長代理)国新 高木 陽介 (幹事長代理)公明 小池 晃 (政策委員長)共産 浅尾 慶一郎 (政調会長)みんなの党 伊波 洋一 (宜野湾市長) 全員が「やめるべきだ」で意見が一致していました。 番組の中でのやりとりで 渡辺「やめるべきだと思う。今回だけは例外とすべきだ」 田原「だからその例外を作るのが良くないんだって!なんで例外にするのよ」 渡辺「もう繰り返してはいけない」 町村「小沢さんが決めたから反対できないんですよ。小沢内閣なんです。」 というのがありましたが、 今回だけは例外だのもう繰り返してはいけないだのは 苦しい苦しいごまかしでしかありません。 悪しき先例を作った この事実はどう言い繕っても誤魔化せません。 結局、自分達のためにはルールなど関係ない そう考えている連中が権力を握った結果がこれです。 日本人にとっても日本にとってもメリットはありません。 私達はこのような権力の乱用を認めてはなりません。 ![]()
by ttensan
| 2009-12-14 20:34
| 政治
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