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2009年 12月 15日
無能が無知に人気取りのパフォーマンスをする無用な作業。
これが事業仕分けです。 【事業仕分けで東大生の進路に影響 研究者育成資金縮減受け】 行政刷新会議の事業仕分けで若手研究者育成資金が縮減と判定されたことを受け、東京大の学生が14日までに理系研究者を志望する東大の学生にアンケートを実施したところ、縮減が実施された場合、8割超が研究者になることをあきらめるか、海外に行くなど進路に影響があると回答した。 調査は東大理学部物理学科4年生の有志が今月初旬に実施し、2133人から回答を得た。 このうち進路希望先が「大学などの公的機関の研究者」と回答した946人に、育成資金の特別研究員制度がなくなった場合、進路への影響を複数回答可で聞いたところ「研究者をあきらめることを考える」が347人(36・7%)。「今まで考えていなかった海外での活動を視野に入れる」が344人(36・4%)。「もともと海外活動を考えていたが、その可能性が増した」が282人(29・8%)。「影響はない」が156人(16・5%)にとどまり、8割超が進路に何からの影響が出ると考えていることが分かった。 (2009/12/14 17:40 共同通信) 日本人の研究者や研究開発については片っ端から潰して 東大の理系の人達の8割が 「研究者をあきらめる」 「海外で活動する」 という意見になっていることは日本にとって大打撃です。 ところがなぜか外国人は優遇されます。 【若手、外国人研究者支援てこ入れ 科学技術予算で首相表明】 政府の総合科学技術会議が9日、首相官邸で開かれ、議長の鳩山由紀夫首相は「若手が冷遇され、外国人に狭き門となっている日本の特徴を克服しないと、科学技術で世界をリードできない」と述べ、行政刷新会議の事業仕分けで予算削減を求められた若手・外国人研究者の育成、支援にてこ入れする姿勢を明らかにした。 この日の会議では、来年度計画されている科学技術分野の主要事業に関する有識者議員らの優先度判定を正式に了承。事業仕分けと対照的な判定が目立ち、会合後、菅直人科学技術担当相は「優先度判定の観点は、科学技術政策上の資源の適正配分。事業仕分けは事業の執行過程で無駄がないかを見ている。予算編成では両者を勘案し、関係閣僚が政治判断する」と説明した。 今回の優先度判定では、SABCの4段階で評価する新規事業のうち、感染症研究の国際ネットワークづくりや、超小型人工衛星の研究開発などが最高のS評価。若手研究者育成のための競争的資金3種類(概算要求計626億円)は「優先」や「さらに充実」。外国人を招くための同資金2種類(同計141億円)も「優先」「着実」とされた。 (2009/12/09 21:34 共同通信) ここまでひどいとお話になりません。 事業仕分けの致命的な問題点は、 「投資」を全て「コスト」だと言い張って相手からの反論も遮り、あるいは無視して 片っ端から削っていったところです。 投資とコストは違います。 たとえば商品を売るときにかかる経費はコストです。 これは1円だって下げた方が良いのは誰でもわかるでしょう。 商品をより買ってもらいやすくする、 もっと魅力的な商品を開発するためにお金を使うのは投資です。 事業仕分けでは、すべての投資を 財務官僚作成の事業仕分けマニュアルで あらかじめ廃止や削減の内容を決めていました。 あとはテレビカメラの前で投資をコストとミスリードすることで 片っ端から研究や教育を否定しました。 研究というものはすぐに利益が出るようなものではありません。 ですが研究による積み重ねがなければ、 その先にある新技術も生まれません。 ところが成果が明確ではないだの利益が出ていないだのと そういう理由で片っ端から潰していったのです。 事業仕分けでやっていることは、 「日本人は本を読むな! 知識とか教養を身につけたからって今すぐ大儲けできるのか? できないのだから本を買うコストは無駄だ! 今すぐ金になることをしろ!」 と言っているのとまったく同レベルだということです。 自分たちが今車にのって電車に乗って家電製品に囲まれて生活しているのは まさに過去の人達が築き上げてきた研究の成果です。 リニアだって1960年代から研究が続けられて ようやく安全に商用運用が可能なレベルを確保できたところです。 目先の小銭や手柄だけにしか目がいかない小者(加藤秀樹もその一人)は こういう馬鹿なことを平然とやらかすのです。 事業仕分けを見て褒めている人達は少し落ち着いて考えて見ると良いでしょう。
by ttensan
| 2009-12-15 03:22
| 政治
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