中共の飼い犬小沢は憲法を勉強しろ

【特例会見で菅氏「他の行政庁と違う」　ほかの閣僚は小沢氏擁護】
　天皇陛下と習近平中国国家副主席の特例会見をめぐり、民主党の小沢一郎幹事長が１５日も羽毛田信吾宮内庁長官の辞任を要求するなど問題は拡大している。鳩山由紀夫首相は同日、「こういう状況になったのは大変残念だ」と、自身の指示が問題を起こしたことを棚に上げて宮内庁に不快感を表明。菅直人副総理・国家戦略担当相は羽毛田氏に一定の理解を示したが、ほかの閣僚からは、陛下の体調に配慮するため１カ月前に会見を申請する「１カ月ルール」を無視して小沢氏らに同調する声が相次いだ。

　１５日昼、警備陣が固める都内のホテルに車で着いた小沢氏は、複数の警護官に囲まれながら、自身の政治資金パーティーの会場へ進んだ。パーティーでは小沢氏の怒りの矛先はマスコミにも向いた。

　「おれはまったく正しいことを言っているのに、なんで新聞に書き立てられるんだ。テレビも批判してるが、誤解されている！」

　小沢氏の前日からの強気が伝染したのか、鳩山首相は１５日朝、「（習氏は）将来のリーダーになる可能性の高い方だ。もっとお喜びの中でお迎えすべきでは」「外交的な話を（１カ月ルールで）お役所仕事のようにすぱっと切っていいのか」と不満を表明した。

　長妻昭厚労相は「（特例会見は）政治利用でなく適切な判断だ」、亀井静香郵政改革・金融相は「次の主席にお会いするのは当たり前だ」と述べた。仙谷由人行政刷新担当相は「政治利用をうんぬんするのも政治利用になる。皆さん（マスコミ）もしてほしくない」と、議論を封殺した。

　ただ、菅直人副総理は「陛下の体調に気をつかうのは宮内庁長官の仕事の大きな部分だ。陛下のそばにおられ、他の行政庁（の事務次官）とはやや性格が違うところもある」と、羽毛田氏に理解を示した。（榊原智）
(2009.12.15 21:46 産経ニュース)


さすが小沢。
こんなんだから司法試験に受からなかったんでしょう。

小沢の主張はそもそも間違っています。

憲法の解釈から言えば
日本国民統合の象徴たる天皇が国事においてなすべき行為
この行為に対して内閣は自らの責任において
この国事行為が滞りなく行われる責任を有するわけです。

ところが小沢の場合は
「内閣の助言と承認によって会見を要求したのだから国事行為だ」
と言ったわけです。

これだと「国事行為」と内閣が強弁したものについては
天皇陛下にこの行為を「強制的に行わせる」事が可能だという事になります。

ましてや内閣の一員ではない小沢が、
この言で小沢の思うところが全て国事行為であるように
勝手な解釈をしているのですから
「民主主義をわかっていない」と小沢が言っていましたが、
その民主主義をわかっていないのは小沢本人ということです。


さらに中国の場合だけが特例だと言う事ですから、
日本と外交関係のある全ての国に対して失礼な行為です。
これは今までの政府と皇室が築いてきた外交をすべて否定するのと同じです。

皇室が全ての国に公平に行ってきた外交努力が
小沢民主党のこの最悪の行為によって壊されたのです。

これについては共産党の志位委員長も
【「小沢さんこそ憲法よく読んで」志位委員長】
共産党の志位委員長は１５日、民主党の小沢幹事長が天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見を天皇の国事行為だと指摘したことについて、「憲法をよく読むと国事行為として厳格に定められている項目があり、外国の賓客との会見は入っていない。公的行為だ。小沢さんこそ憲法をよく読んでほしい」と批判した。

　都内で記者団に語った。志位氏はさらに、「政府がこの問題に関与したことで、政治的性格を与えてしまった」と語り、会見実現を宮内庁に求めた鳩山首相や平野官房長官らの対応も問題だとした。
(2009/12/15 22:36　読売新聞)

憲法解釈がデタラメ、憲法読めってのは小沢おめーだよ
ということですね。


今回の流れを整理しますと。
11/26：外務省に中国側から会見を要求
（中曽根元首相や小沢を使って実現させようとした）
11/29：習、来日を発表　　外務省、宮内庁に書面で会談を申請→お断り
　　　　中曽根はここでルールだからと断念。
　　　　平野はこの失敗を小沢に伝えていなかった。
12/07：平野から宮内庁長官に電話で会見を要求→お断り
12/09：小沢、中国大使と会談。１５日の習と陛下の会見実現を求められる
　　　　小沢、平野に電話で「なんとかしろ」と指示 （注）
12/10：夕方、再度平野から電話で「政府官邸としてのお願い」と強い口調で要求
12/11：天皇陛下と習の会談決定
12/14：習来日 　小沢は翌日午後の習との会談をキャンセル
12/15：習近平、陛下に謁見するも礼どころか会釈一つせず。

こういう流れです。

(注）【天皇会見実現へ「努力する」　小沢氏、中国大使に】
民主党の小沢一郎幹事長が崔天凱（ツォイ・ティエンカイ）中国大使と９日に国会内で会談した際、来日する習近平（シー・チンピン）国家副主席と天皇陛下の会見実現に協力を求めた崔氏に対し、「趣旨はよくわかりました。努力します」と答えていたことがわかった。党関係者が明らかにした。

　民主党は中国政府の要請を受け、山岡賢次国会対策委員長が鳩山由紀夫首相や宮内庁などに会見実現を働きかけていたが、難航していたため小沢氏と崔氏の会談がセットされたという。ただ、首相は１１日、「小沢幹事長から話があったわけではない」と記者団に語っている。
(2009/12/12 15:00　朝日新聞)

この朝日新聞の記事でもわかるとおり、
小沢は中国大使よりも身分が下のようです。

誰が小沢の飼い主になって小沢の後ろ盾になっているのか、
小沢が平然と恫喝を繰り返すのは
バックに中国共産党という飼い主が居て、
その中国共産党の影響力が日本のマスゴミに強いから
これだけ偉そうにしていられるのでしょう。

習近平の態度も最悪でした。
つまらないプライドを持っていることに関しては
中共もやはり韓国と同じ特亜の一つです。
自分たちはアメリカより上である。天皇より上である。
という中国国内向けアピールのためでしょう。

小沢という金と権力の亡者に日本国民と日本が汚されたのです。



さらにこの件について前原・永田メール・誠司が
嘘をでっち上げて責任転嫁を目論んでいるようです。

【「元首相が働き掛けた」と前原氏　天皇特例会見で自民けん制か】
前原誠司国土交通相は１５日の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見に関し「元首相から（実現の）要請が首相官邸に届いたと聞いている」と述べ、自民党の首相経験者からも働き掛けがあったとの見方を示した。「天皇の政治利用」と批判を強める自民党をけん制する狙いがあるとみられる。

　これに関し、自民党の谷垣禎一総裁は記者団に「全然把握していない。責任転嫁というのが正しいのではないか」と反論。鳩山由紀夫首相は「今の立場からは申し上げないが、私には直接（要請は）ありません」と述べるにとどめた。
(2009/12/15 22:17　共同通信)

先のこの会談の流れでわかるように、
元首相が云々というのは中曽根と思われますが、
中曽根は早々にルールだからと断念しています。

さらにこの前原の発言は自爆になりかねないのですが、
前原大臣はおそらくその程度にも思慮が及ばず
思いつきで責任転嫁のために発言したのでしょう。


仮に自民党の元首相とやらが官邸に要請したのであれば、
民主党は政権交代したにも関わらず、
自民党の意見一つで小沢が逆ギレ会見しなければならないほど
言う事を聞かされているのだということになります。

発言が嘘だと裏が取れてしまった場合は
前原自身が責任を取らなければならなくなります。

当然ながら、脱税総理も自民党の元首相の要請で官邸が動いた
などというのは認めていません。
ま、脱税総理の言う事はもはや全てが全て信じられませんけど。