朝令暮改とそれを擁護しようと必死な模様

【朝は暫定税率引き下げ指示→小沢怒る→維持】

ガソリン税などの暫定税率をめぐり、鳩山首相が２１日朝、いったんは税率を下げるよう関係閣僚に指示したが、その後、民主党・小沢幹事長の反発などを受けて、税率維持に方針転換していたことが明らかになった。

　政府関係者によると、２１日朝の関係閣僚との会議で、鳩山首相はガソリン税などの暫定税率を引き下げる方針を示し、財源にも自信を見せていたという。しかし、その後、小沢幹事長が鳩山首相と電話で協議し、「税率は維持すべきだ」との意向を伝え、急きょ、税率を現行水準に据え置くように方針変更したという。

　世論調査で鳩山首相の指導力に疑問符がつく中、政策決定でも小沢幹事長の影響力の大きさが浮き彫りになった。
（2009年12月22日 20:01　日テレnews24）

どうも世論が反発しているようだからと暫定税率引き下げを言ってみた脱税総理。

ところが財源が無いので廃止するわけにはいかないことは
民主党議員というバカでもわかるお話。

バラマキによる票買収が目的の小沢にとっては
暫定税率の引き下げなどされては困るので小沢が一喝。

で、午後には方針変更。

朝令暮改という言葉がありますがそのままです。


問題点がいくつかあります。

・ガソリン値下げ隊などまで行っていたのは単なる政局の為だけだった。

・政策に方針が無く、小沢が決めないと決定できない。

・選挙の事以外考えていない為に世論を気にしてさらにブレブレになる。

さて、彼らが今年春にもやっていた事はこちら
それが12/22にはどうなったかもセットでご覧下さい。



この暫定税率の件について脱税総理は「地球環境」を理由として誤魔化しましたが、
それなら高速道路無料化だって地球環境に優しくありません。
さらに言えばそのためにも技術開発が必要なのに
研究開発への投資を片っ端から潰しているのですからお話になりません。

この件については12月22日の自民党・大島幹事長の会見において
毎日新聞の記者がマスゴミっぷりを発揮しています。

毎日新聞記者（以下、変態）　大島理森自民党幹事長（以下大島）

変態：鳩山総理はですね。ぶら下がり（取材）で、あのー、前回、福田元首相の時に福田総理が（暫定税率の）維持の理由に地球環境を挙げていましたが、（脱税総理が暫定税率の維持について）まったく同じ内容の理由を挙げてます。このことについて幹事長としてのどう受け止め・・・

大島：そういうのを言い訳と言います（怒）　止めると言っていたのだから止めればいいじゃないですか。

変態：でも・・

大島：言い訳！

変態：あの、でも福田総理は・・

大島：屁理屈！以上。


当然ながらマスゴミはこのやりとりの内容を伝えずに
大島幹事長が怒ったところだけ報道するでしょう。

この件について変態が
民主党がマニフェストを反故にしている事から視線を逸らすために
「福田総理だって言っていたじゃないか！」
という話に持って行こうとしていることがよくわかります。