カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のコメント
ランキング参加中です。
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
スポンサーリンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2010年 01月 28日
経済財政担当だの国家戦略担当だの・・・
民主党の連中がいかに勉強していなかったかがよくわかります。 林芳正議員による質疑です。 この中から気になったやりとりを一つ書いてみます。 林:「新成長戦略の1%の成長は何時頃達成される見通しを持ってますか?」 菅:「今年か来年か再来年かには達成したい」 林:「だから具体的に時期っていつですか?」 管:「個人的意見なら言えるけど見通しはいま考えてるとこだ」 林:「だから具体的に時期っていつですか?」 管:「新成長戦略の1%成長は目標と書いてるんであって、見通しだと書いては無い」 林:「予算委員会で閣僚の個人的な事なんて聞くわけないでしょ?」 そして民主党アンポンタンズがその実力を遺憾なく発揮した事が記事になっています。 【菅直人財務相、消費性向と乗数効果の違いを答えられず、官僚のレクチャー受ける】 菅直人副総理・財務相が26日の参院予算委員会で答弁に詰まり、審議を中断して官僚の助言を仰ぐ場面があった。「脱官僚依存」の先頭に立つ菅氏だが、疎いとされる経済政策の難しさを痛感させられた格好だ。 「官依存」は自民党の林芳正前経済財政担当相との質疑で起きた。菅氏は「1兆円の予算で1兆円の効果しかないやり方をやってきた」と述べ、自民党政権の投資は経済波及効果が低かったと批判した。 すると林氏は「乗数効果のことを言っているのか」と反論。鳩山政権の目玉である子ども手当の乗数効果をただしたところ、菅氏は子ども手当の支給額のうち消費に回る割合を示す「消費性向」について「おおむね0・7程度と想定している」と答えてしまった。 林氏は首をかしげながら「消費性向と乗数効果の違いを説明してほしい」と追及すると、菅氏はついに困窮、審議は計4回ストップした。集まった大串博史財務政務官や官僚の助言を受けて「乗数効果の詳細な計算はしていないが、子ども手当の効果はある」と強弁したが、林氏は「役所の人が紙を持ってきてあわてて答えることがないように」とあきれ顔だった。 (2010/01/26 産経新聞) ちなみにこの菅直人がパニクる前にあったやりとりは以下のとおり。 林「子供手当の乗数効果は?」 仙谷「幼保一体化でき、幼稚園が夕方まで預かるようになれば、1.3にも1.5になる」 林「乗数効果とは?」 長妻「あのその……」(しどろもどろ) 林「答えられないのか。そもそも指名もしてないのに出てくんな」 林「乗数効果と消費性向の関係は?」 管(官僚にレク受けるも理解できず)「林さん、ご存じなのに聞かないで」 林「これ以上はやめましょう。市場が暗くなるから」 ここで消費性向と乗数効果について簡単に説明します。 仮に1万円を受け取ったとしてこれのうち5千円を貯蓄に、5千円を消費に回すとします。 この場合は半分、つまり5割が使われるので消費性向が0.5になります。 そして乗数効果とは 5千円使ったらその5千円が次の所ではその半分の2500円使われるんじゃね? とお金が回っていくと考えていくことになります。 消費性向をCとしますと 1+1xC+1xC二乗+1x・・・・・=1÷(1-C) これが乗数効果となります。 計算するのなら 1÷(1 - 消費性向) となります。 消費性向0.5なら 1÷(1 - 0.5)=2です。 公共事業はおおむね3と言われています。 民主党のどんぶり勘定子供手当では消費性向が0.7と、 あまりにもすごい数字を設定しています。 実際には0.3を切るところでしょう。 (アンケートでも6~7割は貯蓄に回すと回答されてますからね) 民主党が子供手当を公共事業より経済効果があるように設定しているという事が恐ろしい。 という点もツッコミどころですが、 経済担当閣僚が乗数効果という事そのものを理解していないというのは致命傷です。 この事を国会内で官僚から説明を受けていたのが民主党の閣僚達です。 国会審議を見ている限り、 乗数効果と消費性向でピンときていたのは亀井静香だけのようでした。 以下、3人の官僚に乗数効果などの説明を受けている菅直人の画像。 これが民主党の言う政治主導(笑)
by ttensan
| 2010-01-28 01:36
| 政治
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||