民主党が石川と小林を辞職させない理由

民主党の活動は全て選挙のためです。

国民のことなど1ミリたりとも考えていません。
保守のような主張をしている松原仁のような議員も居ますが、
あれは結局は「議員としての自分」の方が「日本」より大事なのです。

ですから民主党がどれほど売国か判っていても抜けるつもりはありません。

保守票集めのためにいるだけのパンダです。


本題に戻ります。

公職選挙法第33条2項の２

　衆議院議員及び参議院議員の再選挙（前項に規定する再選挙を除く。以下「統一対象再選挙」という。）又は補欠選挙は、９月16日から翌年の３月15日まで（以下この条において「第１期間」という。）にこれを行うべき事由が生じた場合は当該期間の直後の４月の第４日曜日に、３月16日からその年の９月15日まで（以下この条において「第２期間」という。）にこれを行うべき事由が生じた場合は当該期間の直後の10月の第４日曜日に行う。


3月15日までに石川や小林が議員辞職あるいは失職すると
4月に補欠選挙を行わなければなりません。

ただでさえ民主党の代わりの候補者の準備が出来ていない選挙区で
おまけに小林千代美の選挙区は町村信隆

石川の選挙区の中川昭一は亡くなってしまいましたが、
今なら民主党候補を強引に立てても絶対に勝てないでしょう。

7月の参議院選挙を控えてゴールデンウィークに
補選で民主党惨敗という結果はほぼ間違いありません。

そうなれば選挙と不動産業以外に何の能力も持っていない小沢の求心力は落ち、
鳩山由紀夫とセットで責任論が出かねません。

どちらも現状の役職から降りれば、国税や検察が逮捕する可能性は大いにあります。

だからこそ最低でも3月15日までは議員辞職させたくないのです。
そのため自民党から発議されている辞職勧告決議案を
民主党は徹底して無視しているのです。

民主党の考え方の基本は選挙のため、小沢のためです。