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2010年 03月 11日
【浅川ダム補助金計上へ 前原国交相、金額には言及せず 】
前原誠司国土交通相は9日午前の閣議後記者会見で、建設継続の是非を検証する方針を示していたダム事業のうち、浅川ダム(長野市)など本年度内に本体着工に向けた手続きを踏む補助ダム事業について、2010年度政府予算に補助金を計上する考えを示した。 前原氏は「内海(うちのみ)ダム(香川県)、浅川、与布土(よふど)(兵庫県)などは、既に(各県が)予算を計上して取り組んでいる。複数年にわたる契約を締結したり、債務負担行為(複数年度にまたがる支出)を行っているなら、各県は負担金交付の期待が大きい」と個別のダム名を挙げた上で、「国が金を出さなければ、裁量権の逸脱となり、負担義務違反を問われる恐れがある」と述べた。 「補助金は満額出すか」の問いには、「今、申し上げられるものではない」とし、額には言及しなかった。 前原氏は昨年末、全国89ダム事業を対象に、事業継続の是非をあらためて検証する方針を表明。浅川や内海など本年度内に本体工事を契約済みか予定している5ダムへの予算措置は、「各県の最終判断を踏まえ、別途あらためて判断する」としていた。 浅川ダムについて、長野県は09年度当初予算に本体工事費など17億円(半分は国補助金)と、債務負担行為として120億円を計上。2月県会に提出した10年度当初予算案には、本体工事費など25億円(半分は国補助金)と債務負担行為4億5千万円を盛った。ダム本体工事の契約議案も提出しており、9日午後に建設委員会で契約議案の採決を予定、12日には本会議で採決する方針だ。 県の入江靖建設部長は前原国交相の発言について「正式な発言は聞いていない。これまで国が県の決定を尊重するという言い方をしていることから、県会の同意をいただいた上で、本体着工をしていきたいとしか答えられない」と述べた。 (2010/03/09 信濃毎日新聞) 国会答弁において、 「なぜ八ツ場は中止して胆沢ダムは中止しないのか?」 という質問がありました。 この質問に対し前原は何度も 「ダム本体に着工しているかいないかでまず判断しています。」 と答弁しています。 なぜか今回は「負担義務違反になるから出す」などと法令を理由にしています。 八ツ場ダムの中止はどうでしたでしょうか? 特定多目的ダム法第四条四項では 国土交通大臣は、基本計画を作成し、変更し、又は廃止しようとするときは、あらかじめ、関係行政機関の長に協議するとともに、関係都道府県知事及び基本計画に定められるべき、又は定められたダム使用権の設定予定者の意見をきかなければならない。この場合において、関係都道府県知事は、意見を述べようとするときは、当該都道府県の議会の議決を経なければならない。 となっており、 前原は利害関係者である一都四県とは ダムの工事を中止するにあたっての協議は一度も行っていません。 前原が勝手に中止宣言をして予算も止めてしまいました。 そのために国会でも法令違反であると指摘されています。 浅川ダムの話に戻りましょう。 浅川ダムは田中康夫が知事時代に工事を中止したダムです。 そして本体工事に入っていません。 前原の主張する基準で言えばここは中止でなければならないのです。 箇条書きでまとめますと 八ツ場ダム →法令を無視して建設中止を決定、予算も廃止。 →本体工事未着工だから中止だと前原が国会答弁で理由を説明 浅川ダム →法令に違反しないためにも補助金を付けると前原が説明 →本体工事未着工だが建設は中止しない これで八ツ場は中止だと言われて誰が納得できるのでしょうか? 長野県は全ての選挙区で民主党候補が勝った県であり、 民主党の羽田親子の地盤です。 そして今回の参議院選挙で改選となる北澤俊美の選挙区です。 民主党の全ての行動は選挙のためでしかありません。 ![]() ![]()
by ttensan
| 2010-03-11 01:28
| 政治
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