日本を売る事に関してはブレない

【中国艦隊通過、問題視せず＝平野官房長官】
　平野博文官房長官は13日午後の記者会見で、中国海軍の艦艇10隻が沖縄本島と宮古島間の公海上を通過したことについて「今なぜこの時期にという疑念は抱く」としつつ、「公海上を通っているので、なぜ通ったと言うべきことではない」と述べ、問題視しない考えを示した。
　一方で「わが国周辺における外国艦船の動向はしっかりと注視をしなければならない。これからも（同様の事案は）公表していきたい」と語った。　
(2010/04/13　時事通信)

まず、時事通信が日本のEEZ内であることを隠して
「公海上」と書くことで
明らかに中国共産党に対して配慮している点を指摘しておきます。

この記事だけでは掴みにくいのですが
【中国軍艦が沖縄近海航行　浮上の潜水艦２隻も確認】
　防衛省統合幕僚監部は１３日、中国海軍の潜水艦２隻とミサイル駆逐艦など計１０隻の艦艇が今月１０日、沖縄本島と宮古島の間の公海上を太平洋側に向けて航行するのを、海上自衛隊の護衛艦が確認したと発表した。
　中国海軍は遠洋の活動を活発化させており、２００８年１１月と０９年６月、今年３月の３回、４～６隻の艦艇がほぼ同じ海域を航行しているが、浮上した潜水艦が確認されたのは初めてという。
　北沢俊美防衛相は１３日の閣議後会見で「日本に対する何か意図があるのかないのかも含めてよく調べ、対応を検討したい」と述べた。
　統幕によると、確認された潜水艦はキロ級と呼ばれ、浮上時の排水量は２３２５トン。中国が所有する通常型の潜水艦としては最新型という。
　１０隻のうちミサイル駆逐艦など５隻は東シナ海中部海域で、７～９日に艦載ヘリコプターの飛行訓練などを実施。この際には中国のヘリが一時、警戒監視中の海自護衛艦「すずなみ」の約９０メートルまで接近したという。
(2010/04/13　共同通信)

この共同通信の記事を読むと、
ヘリを飛ばして海自の護衛官に対して威嚇を行っている事がわかります。
そしてこのまま沖ノ鳥島へ向かっているそうです。

今回、ヘリで威嚇行為までしながら通過した宮古島と沖縄本島の間を
地図で見てみると以下のようになります。

(海上保安庁作成のEEZ図に書き足しました。)

この地図を見て頂いてわかるとおり、
この場所を潜水艦まで伴って航行というのは
作戦行動のシミュレーションと言っていいでしょう。

海自に対して威嚇行為まで行った上で堂々と沖ノ鳥島方面へ航行を続行。

これを問題視しないというのは、
民主党には日本を守る気が全く無いということです。

仮に民主党による反米政策の結果、米軍が撤退したら・・・

民主党は「中国共産党に配慮する必要がある」として
前政権で決定された与那国島への自衛隊の駐留を取り消しました。
これが政権発足後に真っ先に防衛相が行った仕事です。

このまま民主党が宗主国様マンセーと反米隷中を進めれば
いつでも中国軍が日本の島嶼を占領できる状況になります。

将来的には日本省自治区と東海省に分けて
チベットと同じように分断支配するプランを持っているのですから
外国人参政権とセットで
名実ともに中国領にすることも中国共産党は想定しているでしょう。


日本の国益を損なう事、中韓に日本を売る事
このことに関してだけは民主党はブレません。

【『ニュースJAPAN』　中国海軍 沖縄近海に出没】