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2010年 04月 29日
【「桟橋方式」軸に調整へ=現行案修正、名護市長は拒絶-普天間】
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で政府は27日、同県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部を移設先とする現行計画の修正案を米側に提示し、調整に入る方針を固めた。沿岸部を埋め立てる計画を見直し、沖合に、環境への負荷が少ないとされるくい打ち桟橋方式で滑走路を造る案を軸に検討する。鳩山由紀夫首相が衆院選で訴えた「県外移設」に反するが、5月末の決着期限が迫る中、「現行計画が最善」とする米側との交渉に入るにはやむを得ないと判断した。 ただ、名護市の稲嶺進市長は同日、都内で記者団に「現行計画をくい打ち方式に変えても実現性はゼロだ。とても受け入れられない」と明確に拒否した。社民党も辺野古への移設に反対しており、同党の連立離脱に発展する可能性もはらんでいる。 一方、政府は、沖縄の基地負担軽減を図るため、鹿児島県・徳之島への普天間ヘリ部隊の移転も進める方針。首相は27日夕、衆院議員時代に徳之島を選挙区とし、現在も地元に影響力を持つ徳田虎雄氏(旧自由連合代表)と28日に都内で会談することを記者団に明らかにした。会談で、首相は移転受け入れに理解を求める考えだ。 (2010/04/28 時事通信) 桟橋方式は自民党時代の2000年にも一度案が出ています。 ・橋脚を狙えば基地の機能を停止させやすい。 ・橋脚に使う鋼材は沖縄では調達できないので 橋脚を破壊された場合に長期間基地機能が停止する。 ・桟橋方式だと地元の業者では工事を行えない。 ということで却下された案です。 それを民主党は持ち出してきています。 工事という面で見れば現行案は ・地元の業者でも工事が可能な埋め立て方式。 ・セメントなら沖縄で調達可能 というメリットを持ちます。 これに比べて民主党が持ち出してきた案は、 地元の業者を使えないため、地域振興という点でも劣ります。 ただし、小沢としてはここに 「政府が大手ゼネコンを選ぶ」 という利権カードを見出したのでしょう。 今の政府を見ればわかりますが、 全ての決定権はあくまでも幹事長です。 現地で調達できない材料を使うわけですし、 工事に必要な技術の要求レベルも上がります。 これによってコスト面でも上がることになります。 どうしても現行案(現地業者を使う)は認めらない という民主党のスタンスに この小沢の政治の基本である「利権第一」が見えてきます。
by ttensan
| 2010-04-29 06:35
| 政治
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