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2010年 05月 20日
19日の衆議院外務委員会において
小野寺五典議員が質疑で 赤松農水大臣の連休中の外遊について 「社会主義の先輩であるカストロ議長との面会、 日本の現役の閣僚で初めてカストロに会いたいだけだった」 と指摘しました。 この指摘に対して民主党政府側は 今回の外遊の必要性を強調して反論しましたが、 口蹄疫を放置して今行かねばならない理由が無いことも 併せて小野寺議員に指摘されています。 赤松大臣の外遊日程は EPA,FTAについての交渉のための外遊という名目でした。 小野寺議員はこの外遊の会議内容の提出を要求しましたが これに対して民主党政府は提出拒否を繰り返しました。 民主党政府は現在も会議内容の提出を拒否しており、 具体的に中身を明かせないほど中身が薄かったようです。 以下、赤松大臣の外遊の結果だけ列挙します。 ・メキシコ →引き続き事務レベルでの協議継続を再確認 ・コロンビア →投資協定の早期妥結を目標と再確認 ・キューバ →キューバ政府の大臣やカストロと面会 これが4月30日から5月8日まで9日も要した外遊の成果です。 まず、メキシコについては すでに小泉政権時代に調印され発効しており、 あとは事務レベルでの協議でしかありません。 大臣が行かなければならないものではありません。 コロンビアについてはEPA,FTAの話はありませんでした。 やはりこれも事務レベルで協議するものでしたし、 投資協定についてですので外務省の担当であり、 農水大臣が今行って行わねばならない理由はありません。 キューバについてはEPA,FTAなどという話など全くありません。 事務レベルでも協議を行う課題もありませんでした。 この3カ国外遊はどれも口蹄疫を無視して 強行しなければならない緊急課題ではありません。 仮に一応目的のあるメキシコやコロンビアは良いとしても キューバについては公式の課題すらないのです。 となれば、小野寺議員の指摘のとおり、 赤松大臣の目的はキューバであろうと推測できます。 さて、赤松農水大臣がどれほど口蹄疫に対する危機意識、責任意識が無かったか 実際に時系列に列挙すればわかりやすいかと思います。 ・4月20日 口蹄疫判明 報告を受けた翌日に対策本部設置 ・4月23日 貸付枠の拡大だけ対応、対策指示や現地への支援無し 自民党、口蹄疫対策を政府へ要求→民主党これを無視 ・4月27日 東国原知事、上京し対策、自衛隊派遣等要求 舟山政務官、自衛隊の派遣を拒否 ・4月28日 【国連 日本と韓国の口蹄疫に対しアウトブレイク宣言】 ・4月29日 山田副大臣宮崎入り、県庁のみ訪問し帰京 ・4月30日 自民党、民主党政府へ二度目の対策要求 →やはり無視 赤松大臣、自民との会談予定をドタキャンし外遊へ ・5月1日 東国原知事 自衛隊派遣を再要請 山田副大臣、自衛隊の派遣を拒否 ・5月6日 自民党、三度目の対策要求 →やはり無視 自民党、口蹄疫対策の審議を要求 →無視 ・5月8日 赤松大臣帰国、栃木へ直行 富岡よしただ民主党議員の後援会へ応援へ ・5月10日 赤松大臣宮崎入り、県庁のみ訪問、入りも帰りも裏口から ・5月16日 平野官房長官宮崎入り 赤松大臣、民主党山下八州夫参議院議員の選挙事務所開きに応援へ 赤松大臣がどれほど無責任であるか、 口蹄疫であると判明してから民主党政権が何もしてこなかった事等が ご理解いただけるかと思います。 これで会見を開いて一切の責任は無いなどと言い、 マスコミとともに宮崎県や獣医師に 責任を転嫁しようとしているのですから話になりません。 また、4月末には国連からアウトブレイク宣言が出されており、 すでに海外ではそれだけ周知されていたわけです。 日本のマスコミだけが報道規制を行っていた事について筋が通りません。 口蹄疫のパンデミックの責任は民主党政府とマスコミです。 ![]() ![]()
by ttensan
| 2010-05-20 04:45
| 政治
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