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2010年 05月 27日
【口蹄(こうてい)疫問題 山田農水副大臣、種牛未処分は「法令違反」と宮崎県を批判】
家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫が広がる宮崎県で、政府の現地対策チーム、山田農水副大臣は、県が殺処分対象の種牛49頭を処分していないのは「法令違反」であると批判した。 山田農水副大臣は「(殺処分対象の種牛49頭を)今までに処分してこなかったのがおかしい。法令違反であるというのが、わたしの立場」と述べた。 この問題は、殺処分が決まっている宮崎県所有の49頭の種牛について、宮崎県が「畜産業を守るため」として救済を求めているもの。 政府は、この種牛についても法令に従って殺処分するのはやむを得ないという姿勢を崩しておらず、山田農水副大臣はあらためて処分に踏み切るように求めた。 (2010/05/27 FNNニュース) 【<口蹄疫>農水省が種牛候補を提供の用意 宮崎県の要請で】 宮崎県で感染が広がる口蹄疫(こうていえき)の問題で、農林水産省は、独立行政法人家畜改良センターが育てている宮崎県の種牛の血統を受け継ぐ種牛候補を、宮崎県の要請があれば提供する方針を決めた。対象の牛は、鳥取県内などにある同センターの牧場に8頭おり、うち4頭は約22万頭の子牛の父となったスーパー種牛「安平」の孫。安平は今回の口蹄疫で殺処分の対象となった。 農水省によると、種牛をつくるには6~7年かかるとされるが、この候補の提供を受ければ、約2年短縮できるという。【佐藤浩】 (2010/05/26 毎日新聞) まず、肉牛についてですが、 松坂などの各地での肥育期間はおおむね28~40ヶ月のようです。 宮崎などでの子牛の肥育期間も入れれば3~5年と言うところです。 牛の妊娠期間はだいたい10ヶ月です。 これらを足し算していただければ判りますが、 種牛がの価値がわかるまで6~7年と書かれていますが、 だいたいのところ10年と言われています。 宮崎の種雄牛は全国のトップに君臨していました。 競馬の判る方ならわかりやすいかと思いますが、 かつてサンデーサイレンスという大種牡馬が居ました。 サンデーサイレンスの代わりにまだ実績もわからない種馬を用意するから そう言われて誰が納得するでしょうか? さて、25日、26日の国会では口蹄疫の集中審議が行われました。 そこでも散々指摘されていたのですが、 1,種雄牛49頭は発症していない。 2,豚は牛の千倍の感染力が有るため、 牛よりも優先的に豚の殺処分をしなければならない。 3,現在、豚は13万頭ほど処分対象になっているが、 殺処分が終わったものはそのうちの7万5千頭。 4,種牛は忠富士や安平などの後継候補も49頭に含まれている。 5,政府は東国原知事からの種牛49頭の検査要求を拒否 ということは東国原知事は当然説明していますし、 国会でも自民党側から赤松大臣、山田副大臣に直接指摘されています。 山田副大臣と平野官房長官は種牛の迅速な処分を先日から要求しています。 他の殺処分が終わっていないのに なぜ種牛の処分を急がせるのでしょうか? 先日、当ブログの点と点をつなぐものは?で 私が勘ぐったような事が本当に狙われているのでしょうか? それとも、単なるバカなので どのような官僚よりも官僚的な対応しかできないのでしょうか? 5/28 0:30追記 残念なことに東国原知事がついに49頭の殺処分を受け入れてしまいました。 これで地元宮崎の人達がこの一ヶ月かけて なんとしても宮崎の畜産を守ろうとしてきたその必死の行動も その大部分が水泡に帰してしまいました。 結局、政府側がごり押しで押し通した形になりました。 ワクチン接種によってまったく感染被害の出ていなかった畜産農家も絶望に落とし、 あろうことかその後の補償についてはいまだまともに答えようとしないどころか、 いかにすれば政府が負担する補償を少なくできるかという方向です。 (10~20キロ圏内の牛豚を肉に加工して出荷させて売るという案を未だ引っ込めてません) 時系列に事実を並べれば政府に責任が有ることはあきらかです。 いまだに自分達の責任を一切認めず、 責任を県へ転嫁しようという民主党の各議員の発言には反吐が出ます。 ![]() ![]()
by ttensan
| 2010-05-27 21:40
| 口蹄疫
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