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2010年 06月 15日
【菅総理 口蹄疫対策本部会合を途中退席
理由は民主党広報用の写真撮影】 菅直人首相は6月10日口蹄疫対策本部会合を途中退席していた。しかもその理由は民主党広報用の写真撮影だった。 6月10日は口蹄疫被害が都城に広がった日だ。宮崎だけではなく全国の畜産農家が大きな不安に包まれ、都城では一刻を争う防疫対策に取り組む中、宮崎は新総理の対応に大きな期待を寄せていた。それだけに「どこまで馬鹿にされなければならないんだ」と畜産農家は憤りをあらわにした。 テレビや新聞各紙の報道は概ね以下のように報道された ----------------------- 家畜伝染病の口蹄疫被害が宮崎県都城市に拡大したことを受け、菅直人首相は10日午前、首相官邸で閣僚で構成する口蹄疫対策本部の会合を緊急開催し「危険な意味での節目だ。迅速な初動対応が何より重要。緊張感を持って一丸となって対応していきたい」と述べ、菅内閣として被害拡大の防止に全力を挙げる方針を確認した。 ----------------------- 鳩山前総理がようやく宮崎入りし「一緒に頑張ろう」と言った翌日に辞任「騙された」と声を震わせた畜産農家は、「次の総理には」と期待していた。その中でこの報道だけを見ると菅内閣は誠実に期待に応えているように見える。 「また騙された」「どこまで馬鹿にすれば気が済むんだ」と畜産農家の憤りは頂点に。 しかし総理はこの極めて重要な会合をほっぽり出して、民主党広報用写真撮影をしていたのだ。おそらくメイクをして、にっこり笑みを浮かべてモデルを務めていたのだろう。「緊張感を持って一丸となって対応していきたい」という総理自身に全く緊張感がなく口蹄疫より選挙が第一、言葉は「うそばっかりだ」「選挙用パフォーマンスだ」(畜産農家の声)ということを自ら証明した。 それもそのはず、この日は国内最大規模の畜産地帯都城市でも感染が確認され宮崎県は牛208頭を殺処分した日だ。都城市は川南町など県東部から約50キロ離れている。政府の感染封じ込め策が失敗していたことが明らかになったのだ。全国の畜産農家は大きな不安に包まれ、都城や隣接する鹿児島県では一刻を争う防疫対策に追われ、政府の新しい対策や感染ルートの解明を望んでいた。口蹄疫対策本部でやらなければならないことは山ほどあるはずだ。なぜこんな緊急事態に対策本部を途中退席してまで広報用写真を撮影する必要があったのか。そんなことをやっている場合ではないと普通の日本人なら思うはずだ、菅直人総理は宮崎や日本のことなどどうでもいいのだ。 民主党の広報用写真がどのようなものか注目してみたい。宮崎県民、全国の畜産農家の方々はその写真をどのような思いで見るだろうか。「緊張感を持って一丸となって対応していきたい」と言いながら途中退席して、ニッコリ写真撮影。畜産農家から「鳩山以下」と言われても当然だ。 (2010/06/13 やまと新聞) 相変わらず、選挙が第一、マスコミを通した見た目だけが第一。 民主党員はなぜ片っ端からこういう薄っぺらい人しかいないのか・・・。 6月14日の衆院農水委員会において、 自民党古川禎久議員の質問と山田農水大臣のやりとりで以下のような内容のものがありました。 古川「都城で発生した。ワクチンベルトを超えて新たなステージに入った。下手をすれば関門海峡を越える大災害になりうる可能性がある。特別委員会なり必要だと思うが認識はいかがか?」 山田「疫学調査、感染ルートの調査をしているが、これ以上大幅に出る事があれば考えるべきだと思う。いまのところは特別委員会の設置等の追加対策は必要無い」 古川「FAO(国連食糧農業機関)がここ10年で最悪の様相を呈してきているとまで言っているんです。特措法での費用負担は国が全額負担すると言っていたが、特措法が出来て十日になるがいまだに費用負担については何も決まってもいない。こういう時のために予備費が3500億円あるのだからそこからすぐにでも出すべきではないのか?」 山田「予備費でやるかどうか、これは野田財務大臣とも話しましたが、阪神大震災でも予備費を使わなかったのだからその必要はないと考えています。」 未だに民主党政府として危機感が薄いことがこの答弁からも理解いただけると思います。 すでに宮崎では赤松口蹄疫災害の対策に3度の補正予算を組み、 今週にも4度目の補正予算を組む予定となっています。 すでに宮崎県の基金は残りが28億円となっていて資金が枯渇する寸前です。 ところがいまだに民主党からは予備費を使いたくないという理由で お金が来ないどころかその話すら18日(国会閉会後)に考えると答弁しているのです。 中韓にCO2対策費として約2兆円をばらまく話は昨年の政権奪取後早々に打ち出しましたが、 未曾有の国内の災害にはいかにお金を出さないかをいまだ考えている状況のようです。 いかに民主党にこの国を守る気概、現場の惨状に対する想像力が欠如しているかがわかるはずです。 実際に国からの支援がいまだはっきり決まらないため、 宮崎では6月12日から現場作業員への夕食の弁当が配給停止になっています。 宮崎の積立金の残りが少ないので少しでも時間を稼ごうという事です。 仕方のない判断ですが、現場の士気に大きく影響しかねません。 菅内閣が発足し、昨日の農水委員会一回だけで委員会審議を打ち切り国会を閉会。 ボロが出て支持率が下がらないうちに選挙をやろうという民主党。 都城市でも被害が発生し、事は九州全域に広がりかねない状況になってきました。 こんな状況で選挙をやればそれこそ口蹄疫災害を拡大させるだけです。 国がどうなろうと、国民が死のうと、自分達が選挙で勝ちさえすれば良い これこそが民主党のレベルなのでしょう。 危機感のかけらもありません。 危機感に対する想像力というものは経験や知識、責任感の有無が大きく影響します。 つまりは民主党にはそういった政治家にとって必要な要素が欠如しているという事でもあります。
by ttensan
| 2010-06-15 09:51
| 口蹄疫
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