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2010年 07月 09日
【枝野幹事長:「臨時国会で郵政法案成立」 全特に文書配布】
民主党の枝野幸男幹事長は7日、先の通常国会で廃案となった郵政改革法案について「9月の臨時国会で最重要法案として速やかに成立させていく」とする文書を、国民新党を通じ、全国郵便局長会(全特)に配布した。同法案の処理を巡り、全特内に先送りへの懸念が強まったことから、国民新党が文案をつくり、枝野氏の了承を得て配布した。 民主、国民新両党は同法案の処理について、参院選後の臨時国会で成立を図るとの確認書を6月11日に交わしている。文書は法案成立時期を9月の臨時国会と明記し、参院選での全特の選挙協力について「一緒に頑張っていただけることを強く希望する」と指摘。与党の過半数確保が微妙な情勢を受け、文書により全特の支援を確実にする思惑がある。【朝日弘行】 (2010/07/07 毎日新聞) 民主党は特定郵便局長会の組織票とカネ目当てで 先の国会で強行採決で 郵政実質再国営化法案を成立させる予定でしたが、 この法案を強行することによるイメージダウン さらには地方金融機関をまとめて敵に回す事などを恐れ うやむやにして国会を閉じました。 特定郵便局長の既得権として有名だったのが 世襲、年収数千万、土地建物付き、税金も優遇。 という民主党が本来批判してきたはずのものです。 ここは自民党内郵政選挙で反対に回った議員達が基盤としていた 「利権とその見返りに票」 というまさに民主党が連呼していた「古い政治体質」の一つでした。 小泉の民営化によってこの既得権にメスを入れられたわけですが、 組織票とカネを目当てに民主党はこの「古い悪しき政治体質」 を復活させさらに拡大しようとしているわけです。 しかし、法案の強行採決を見送った事で特定郵便局長達には 「俺たちの既得権を復活約束は守るつもりはあるのか?」 (2009年1月にも小沢が「既得権を復活させるから全面支援を」 と特定郵便局長会の大会で演説) と、半信半疑になっている層が出ているようです。 そのため、せっかく組織票として当て込んでいたのに このままだと一部が逃げかねないということで 「9月の臨時国会で絶対にやりますから票を」 と文書にして送ったわけです。 ここで問題として私が指摘したいのは 「臨時国会は9月を予定している」 ということです。 7月11日には選挙結果が出ます。 先の国会を予算委員会を開かずに逃走したため、 戦後最低の法案成立率となってしまいました。 普天間、景気、雇用、半島情勢、世界経済、口蹄疫・・・ 喫緊の課題が一つや二つではありません。山積みです。 しかし、昨年と同様に臨時国会を選挙後から2ヶ月も間を空ける ということを枝野ははっきりと文書で確定事項として書いた事になります。 9月には民主党代表選挙が控えています。 それまでに下手に臨時国会を開いて菅内閣の自爆によって 民主党が身動きが取れなくなってしまわないように 代表選挙で首をすげ替える、 あるいは何らかの小細工をするという事です。 発足から予算委員会をせずに選挙に逃げた内閣は過去に一つもありません。 すでに鳩山由紀夫が昨年には辞めるつもりだった、 選挙前に変わるのが一番良いからとそこまで続けたと 選挙目当ての首のすげ替えを肯定してしまうような発言をしています。 つまり完全に選挙目当ての首のすげ替えでしかなく、 選挙に都合が悪いからと小沢が後ろにこそこそ隠れているだけに他なりません。 これほど有権者をバカにした話はありません。 選挙さえ勝てば良いという民主党全体の腐った体質がここにあります。 この選挙を乗り切れば、 民主党、国民新党、+公明党orみんなの党 という連立体制でまた 与党側が審議を拒否して強行採決するだけの独裁政治を続けるつもりでしょう。 ただし、公明党との連立となると 民主党がせっかく組織内議員まで抱え込んで組織票を固めた 立正佼成会や統一協会、崇教真光などのカルト議員とカルト票が逃げることになりますし、 散々創価を批判してきた亀井静香や民主党に対して 創価学会内でも結束に乱れが出ることになるでしょう。 そのためにみんなの党があります。 昨年秋に渡辺善美が 「我々は反小沢ではない。小沢フリーだ。」 として民主党に秋波を送っていました。 今は選挙に都合が悪いからと反民主党を強調しているだけです。 みんなの党は小沢の手下の寺田典城前秋田県知事を比例候補者として擁立しています。 利権政治を非難しているみんなの党が その小沢の手下の寺田典城を擁立する事は全く筋が通りません。 しかし、マスコミが指摘しなければ、 多くの有権者はテレビだけを見てそれを自分の考え方だと思ってしまうため、 みんなの党がそういう候補者を立ててきている事を問題視しないでしょう。 そして昨年の選挙で自民党をやっつけろと 民主党に投票して正義を実行した気になっていた人達は みんなの党という偽物にいくらか流れるでしょう。 各紙とも10議席ほど確保しそうという予測が出されています。 選挙で大敗さえしなければみんなの党との連立で参議院過半数を確保できます。 しかし、みんなの党としても選挙後すぐに民主党との連立では 自分達の支持が一気に0になりかねないのでできないでしょう。 そこで民主党が代表の首をすげ替えて方針転換しました と演出していく等を行って連立に対して誤魔化す期間を作って 改めて民主党、国民新党、みんなの党。 という連立体制で独裁を続行していくのではないでしょうか? ![]() ![]()
by ttensan
| 2010-07-09 09:13
| 政治
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