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2010年 07月 12日
与党過半数を防ぐことができました。
これで売国法案の通過の可能性が一気に低くなりました。 ・勝ったのはお灸層 まず今回の勝敗を決めたのは一人区です。 自 民 九州 6 1 四国 3 1 中国 3 1 近畿 1 3 北陸 3 0 中部 0 1 関東 2 0 東北 3 1 21 8 これで大きく差が付きました。 しかし比例票を見るとあまり喜んでいられない現実があります。 比例票得票数 ()内は2007年比 民主党 1830万 (-500) 自民党 1400万 (-250) みんなの党 790万 公明党 760万 (-10) 共産党 350万 (-90) 社民党 220万 (-40) たち日 120万 新党改革 120万 国民新党 100万 (-30) 日本創新党 50万 また、2007年は新党日本が約180万票を取っていました。 小沢の狙い通り、自民党の票は たち日、新党改革、創新に引っ張られています。 たち日 →昨年平沼グループの一人を連合に支援させて当選させたことで 平沼の自民合流を阻止、小沢と親しい与謝野と合流。 創新 →昨年小沢を支持した中田宏が山田宏をけしかけて結成 これで民主党が最低限の仕事ができる連中だったら 今回の選挙は小沢の思惑通り民主党の勝ちだったということでしょう。 残念なことに、民主党にはそういった能力のある人材がいないため、 この10ヶ月の惨状に対してお灸を据えられたという事でしょう。 マスコミと民主党が消費税が争点であるかのようにして それまでの民主党の不手際を不問にしましたが、 有権者はそれに騙されなかったとも言えるかもしれません。 そしてみんなの党が民主党を中心に各政党から票を引きはがしています。 みんなの党の公約を見れば 「できもしない大風呂敷を広げました」 というだけでしたが、 民主党に集まっていた 「とにかく変えた結果は考えていないが変えるんだ」 という夢見がちなお灸層を完全に取り込めました。 結果としては自民党が圧勝したわけですが、 都市部では相変わらずお灸層が活発で、 しかも民主党の巨大な組織票は健在です。 勝ったのはお灸層であるという現実は あまり楽観できないところです。 ・民主党=労組政党 では、次に民主党の比例当選者を見てみましょう。 有田芳生 谷亮子 小林正美 直嶋正行 柳沢光美 石橋通宏 難波奨二 津田弥太郎 那谷屋正義 江崎孝 藤末健三 加藤敏幸 前田武志 田城郁 白真勲 西村正美 これを別の書き方で書き直すとこうなります タレント(ジャーナリスト) 柔道家 労組 労組 労組 労組 労組 労組 労組 労組 立正佼成会 労組 パチンコ議連副会長 労組(革マル派) 立正佼成会 歯科医師連 白と藤末は立正佼成会票です。 こうして見ると民主党がどれだけ労組に依存しているかがわかります。 連合は680万の組合員数を誇る巨大集票組織であって、 このとおり今回の比例で出ていた労組系10人すべてが当選しています。 民主党=労組政党 であるという現実は変わりません。 特亜マンセー、日本を壊せ、既得権益拡大 という方針で活動を続けてきた労組の危険性を いかに日本国民に周知していくか ということが日本を守るための今後の課題になりそうです。 ・小沢体制復活は避けられないが 今回のチャンスをピンチに変える菅直人の手腕により 菅直人に9月の代表選での芽がなくなったと言えます。 小沢のシナリオ通り、 小沢が選挙だけ隠れてやり過ごし、選挙後に復活。 すでに臨時国会は2ヶ月後の9月を予定している点でも この方針であるかと思います。 ただし、7月末の検察審査会で起訴相当が出れば 小沢のすべてのシナリオは崩壊します。 また、それによって今まで小沢が党内での政策議論を禁止することで 党の分裂を押さえ込んできましたが、 そうしたタガが外れることになります。 そうなればいまの民主党不人気状態に対して 小者ばかりの民主党が我慢しきれるかという話になると思います。 また、参議院で過半数を確保しようと動いても、 いまの民主党にくっつく事は自分達の票を失うことになりますから、 相当に慎重になるでしょう。 公明党も創価婦人部が納得しないため、 そう簡単にいまの民主党と連立はできません。 選挙前は民主党議員の中には 「自民からまた3~4人引き抜いてくればいい」 と言っている人もいたようですが、 田村耕太郎のようにホイホイ釣られるのは簡単には出てこないでしょう。 そうなれば時間をかけて我慢しながら 少しずつ参院での連立を作れる体制を狙うしかありません ですが、小沢体制がたとえ復活したとしても、 我慢のできない小沢一郎がこのままのはずはありません。 それは他の民主党議員にも言えます。 早ければ年内に分裂劇が見られるかもしれません。
by ttensan
| 2010-07-12 09:58
| 政治
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