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2010年 07月 28日
【1兆円超の「元気な日本復活特別枠」 概算要求基準を閣議決定】
政府は27日臨時閣議を開き、平成23年度予算の概算要求基準を閣議決定した。国債費を除く一般歳出について各省一律で前年度比10%削減し、そこで生みだした1兆円超の財源を「元気な日本復活特別枠」として成長分野に重点配分する。一律削減をめぐっては一部閣僚が反発していたが、これまでの削減努力などへの配慮も盛り込むことで合意した。 午前の閣僚懇談会では、一部閣僚が要求基準の原案表現などについて修正を要求。これを受け入れ、午後の臨時閣議で要求基準の決定にこぎつけた。 概算要求基準では、国債費を除く一般会計の歳出の上限を22年度並みの約71兆円に抑制し、新規国債発行額も22年度の44兆円を上限とする。高齢化に伴う社会保障費の自然増1・25兆円は認める一方、経済危機対応などで22年度に約1兆円計上された予備費については検討項目とし、財源化へ含みを持たせた。 要求基準の閣議決定を受け、各省庁は8月末の概算要求時に、環境や医療といった成長分野やマニフェスト(政権公約)関連の予算を特別枠の範囲で要求し、既存の政策経費から10%削減された予算の取り戻しを図る。 (2010/07/27 産経新聞) アイデアを募集してコンテスト実現と言っていますが、 「重要な参考資料として使う」と仙谷官房長官が言っているとおり、 そもそもその政策コンテストそのものに法的権限はありません。 また、仮に政策コンテストなるもので決めるとすれば アピール力あるいは民主党へのコネが強い いずれかで選ばれるであろう事は間違いなく、 本当に必要なところに予算が行かないだろう事はこの時点でわかります。 批判があろうと目立たない部分であろうと、 「この件は本当に重要なので国民の皆さん理解してください」 そう説得して予算を付けるのが政治の仕事です。 それをコンテストなどという形にすれば、 法的権限もないコンテストなのに そこに丸投げする形になり責任の所在をぼかすことができます。 要するに、アイデアも無く、自分達で主導していく能力も無く、 さらに責任を負うつもりもないので、 コンテストという形で大衆に責任を転嫁する形を狙いたいのでしょう。 こんな物は政治主導どころか無能としか言えません。 また、今回の概算要求基準を閣議決定するに当たって 財務省主導による一律削減を押しつけました。 それに反対する閣僚達もそれぞれが 「責任を負いたくない」 という基本スタンスを崩すことはなく、 「削減は財務閣僚に一任」 という丸投げで閣議決定しました。 自民党政権時代は閣僚それぞれが この部分の予算は絶対に譲れないという部分があり、 はっきりと主張してそれぞれの政策の重点部分を守っていました。 それに比べれば結局は無責任に丸投げする形に逃げ込んだわけです。 事業仕分けも中の脚本は財務官僚が作り、 今回の一律削減などという愚かな行為も財務官僚に押し切られた形です。 結局は自分達できちんとした政策を持っていないので 官僚に主導されてしまう官僚主導政治です。 さらに言えば民主党の子供手当などのバラマキ政策の予算は一切減らさないため 税収が40兆円台に回復するにもかかわらず、 現段階では来年度予算は50兆円ほどの赤字国債の発行を行わないと 不足するという見積もりが出ています。 結局、無能集団が権力を握ってしまったため、 財政の健全化も景気対策も何もできないまま無駄遣い予算がふくらんでいます。
by ttensan
| 2010-07-28 08:35
| 政治
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