GDP鈍化・・・でも「見てるだけ」

【GDP鈍化「注視が必要」＝閣僚に状況報告指示―菅首相】
　菅直人首相は16日夕、2010年4～6月期の国内総生産（GDP）の伸びが前期に比べて大幅に鈍化したことについて、「為替の問題を含めて注意深く見ていく必要がある」と述べた。
　また、首相は、野田佳彦財務相や直嶋正行経済産業相ら関係閣僚に「近々それぞれの立場で今の日本の経済の状態をしっかり見た上で報告するように言ってある」と現状分析を指示したことを明らかにした上で、「その中で今後のことは考えていきたい」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。　
(2010/08/16　時事通信)

相変わらず見てるだけ。
円高を推奨し、円高を放置し、景気対策も何もできない
そしてどんどん不安材料ばかり作る。

【麻生内閣の景気対策3段ロケット】

これの2段目以降を凍結して潰したわけです。
それが今回はっきりと景気減速という形で現れました。

景気対策を潰しておいて、
無駄なバラマキの財源に転用して景気対策は放置。
これで景気が良くなるはずがありません。


先日の国会で松原仁（小沢派）が「我々民主党デフレ脱却議連は・・・」
などと偉そうに発言していました。
【民主党デフレ脱却議連緊急声明＝政府は介入を検討する必要】
民主党デフレ脱却議連は
「政府は為替介入を検討し、国際理解を得る外交努力を直ちに始める必要があるほか、日銀はただちに大幅な金融緩和に踏み切る必要がある」
との緊急声明を発表しました。
これを受けて、ドル円は85.96円まで小幅に上昇しています。
(2010/08/13　外為どっとコム総研)

先日の声明とやらでもニチギンガーと言っているだけで、
量的緩和をすれば解決するかのような事を言っています。
国会でも同じ事を言っていました。

今の日本の不況というのは
お金を使ってくれる、借りてくれる相手が居ない
という構造によるものです。

ですから市場に流通する紙幣を増やしたところで
お金の行き先が無いのですから意味がありません。

国がお金を借りてそれを国内産業向けに使う事が必要です。
麻生政権の景気対策予算の中身を勉強してこいと言いたい所です。

いまだにこの点までの理解に至っていないのですから、
民主党デフレ脱却議連は看板だけで中身が無いレベルと言っていいでしょう。
上から下まで勉強している議員がいないようです。


松原仁ついでですが、
民主党内の自称保守の議員連中が
票欲しさに保守のフリをしていただけ
ということが先日の捏造謝罪談話に署名した閣僚の行動等ではっきりしました。
（閣議決定＝閣僚全員署名です）
捏造談話を成立させてから意味のない抗議発言をしただけです。

反日売国政策だけを進める民主党から離党して
２／３による再議決、部分連合による参院過半数確保
これらができないようにするのなら話はわかりますが、
結局、選挙は労組・民団依存なので離党するつもりはないのです。