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2010年 08月 27日
昨日小沢が代表選への立候補を表明しました。
災害被害対策放置 円高株安放置 9月には概算要求をまとめなければならないのに予算も放置 その割に日本の美術品の韓国への献上だけは進めようという民主党ですが・・・。 ・逃亡男vs第4列目の男 かつて赤軍やら学生運動などと対峙してきた 佐々淳行氏は当時菅直人が公安から 「第4列目の男」と呼ばれていた事を指摘しています。 見事なアジテーションを行って学生デモを煽って動かし、 それでいて必ずデモ隊の中では4列目にいたそうです。 1~3列目までは検挙されるケースが多いため 煽るだけ煽って必ず自分は安全なところでコソコソと動き回ることで デモを散々煽ってきた張本人ながらも検挙できなかった。 そういう意味で「第4列目の男」と付けられたわけです。 一方、小沢はと言えば都合の悪い事があれば必ず逃亡してきました。 自民党幹事長時代に都知事選に独自の候補を擁立、 投票日に負けがほぼ間違いないと見るや雲隠れをして会見に居ませんでした。 そして金竹小時代と言われた経世会絶頂期には 「実権は握るが責任は取らない」と 裏で実権を握りながら責任はすべて傀儡に押しつけ、 都合の悪い会見などはすべて逃亡する状態でした。 この「実権は握るが責任は取らない」というのは 当時の朝日新聞ですらそのように非難していました。 佐川事件では親同然の金丸を見捨てて雲隠れ、 昨年の秘書逮捕時も雲隠れ、 先日の参院選投票日後も数日間雲隠れしていました。 また、国会でも議論をするという事から逃げるために 国会にはほとんど出席せず、 一昨年の麻生総理大臣が所信表明で問いかけた時には 質問にまともに答えず、一方的に時間いっぱい台本を読んで 読み終わった後にさっさと国会を退席して 討論の形にならないように逃げ回りました。 少しでも都合が悪いことがあれば必ず逃げてきたのが小沢一郎です。 ・民主党名物席替えは事前に決まっていた 6月に鳩山由紀夫が突然の辞任をしたと報道されていますが、 あの辞任は事前にシナリオができあがっており、 あとは選挙向けに一番ダメージのないタイミングで辞任するか という事だけを伺っていた節があります。 (鳩山自身も取材などに対して辞める時期を伺っていたことを認めています) 実際に鳩山辞任の前後に民主党の参議院議員の多くが 6月16日に参議院選挙の決起集会など 各自地元で真っ先に選挙運動を開始する予定が入っていました。 「6月16日で国会を閉会する。」 という日程が込みになっていたと見ています。 総理大臣が替わって国会日程すら調整で変わる時期に なぜか国会の閉会~選挙の日程は確定していたわけです。 これを見越して自民が6月16日に問責決議案を出したわけです。 参院では民主党議員の多くが地元へ戻って不在のため、 野党過半数越えによって問責決議案が成立します。 それを避けるために「国会開催拒否」を行い、 与党が議会という民主主義の否定をするという歴史的暴挙を行いました。 事前に民主党名物席替えが決まっていたとすれば、 9月の代表選で小沢派復活は既定路線だったと見るべきかもしれません。 傀儡を立てるのか本人が出るのかの違いだけでしょう。 ・党員、サポーター票の扱いは? 民主党議員票では派閥の数の都合上、小沢が間違いなく有利です。 しかしながら、党員とサポーターも この10年でたった一回しか実現していませんが、 民主党代表選挙では投票できることが売りになっています。 特に「代表選に投票できます。」 という売り文句でサポーターを集めて年会費を取っているのに 10年間でたった1度しか実現できず、 しかもその一回は代表選で勝った鳩山由紀夫を 民主党の議員達がよってたかって叩いて引き摺り下ろしました。 冷静に考えればサポーター制度は金集めの為の詐欺と言えます。 最近になってからなぜか架空のサポーター登録がそこかしこで発覚し、 先日少しだけニュースでも取り上げられました。 菅直人の写真付きハガキで 「サポーターにご登録いただきありがとうございました。」 都内の別の男性の方は 小沢派の渡辺浩一郎事務所からの登録お礼ハガキです。 さらにこの男性の方は会費について問い合わせたところ 「事務所の方で払っています。」 と回答されています。 架空サポーター票の獲得競争が行われているということでしょう。 さて、先に書いた通りに 事前に民主党名物席替えを執行部が知っていたと仮定すると、 この時期のこれらの架空サポーター登録と辻褄が合うのではないでしょうか? 今回の代表選でサポーター票をどう扱うのか? そこの駆け引きも行われている状態です。 ・椅子にしがみつく菅直人の小ささ 先の参院選でチャンスをピンチに変える手腕を発揮し、 マスコミの応援をもってしても みんなの党との連立での過半数も確保できない大惨敗をしました。 (みんなの党は小沢の使いっ走りの寺田典城などが当選、 第二民主党としてリスクヘッジの役割をしっかり果たし、 さっそく寺田典城が民主党との連立を呼びかけはじめてます) さすがにみんなの党は過半数を確保できない状態で、 連立すれば票を全て失うだけなので簡単に連立できない状況です。 そんな中でまっさきに千葉景子に法務大臣居座りをされました。 あれは菅直人が留任させたのではなく、 責任を取るのも取らせるのも避けたいところを突かれて 千葉に居座られた形です。 また、捏造謝罪談話では仙谷に簡単にごり押しを許しました。 菅直人の想像以上の器の小ささがこの二ヶ月で表に出ました。 それでも今権力の椅子にいるのは自分という意識があるためか、 今回の代表選挙で勝てば小沢を干すことで 総理の椅子をしばらく守る事が可能になります。 (日本がどうなろうと彼らの頭の中にはありません) あらかじめ選挙管理内閣だったことが確定していたとして、 選挙に勝てなければどのみち9月で下ろされる そう考えていたとすれば、 今回のように解散までちらつかせて小沢の復権を止める以外に 自分の今の椅子を守る方法はないと考えるでしょう。 この数ヶ月に都内で次々と架空サポーター登録が発覚していることも 小沢派、菅派それぞれが必死に代表選の為の地固めをしている と見て良いと思います。 ・代表選に出るしかなくなった小沢 検察審査会で2回目の起訴相当が出る可能性があります。 検察審査会や担当弁護士に圧力をかけて辞任させるなど(注1) 妨害行為を続けて来ました。 これによって2回目の検察審査会が行われるとされていた7月に開けず、 7月末に交代の時期が来ていたために 検察審査会のメンバー11人全てが入れ替わってしまいました。 これによって検察審査会もまた白紙状態からスタートということで 9月末以降に検察審査会を行うことを余儀なくされました。 小沢としては可能な限りの妨害は成功させた形です。 ですが、検察審査会での人選には手を出せないため 依然として起訴相当の議決が出る可能性が否定できません。 そこで鳩山由紀夫が総理大臣になることで起訴を回避したのと同じように(注2) 小沢も政府の要職を抑えることで起訴をさせないように という狙いがあると見ていいでしょう。 仮に権力の椅子を手放したくない菅直人が 小沢にポストを与えたとすれば それこそ脱小沢が単なる選挙向けの芝居だったことを肯定することになります。 菅直人が現状を乗り切るには小沢を干す形を取るでしょう。 そこで小沢自身が出ることでこの問題を解決しようと考えたのだと思います。 ・国民生活が第一(笑) 菅内閣は円高株安放置、災害対策放置、普天間放置 全て先送りで結局何もしておらず、 傷口がら血を流している状態の日本という患者を無視し続けています。 これに対して自民党は閉会中審査で国会を開くことを求めています。 仮に閉会審査を開いたとしても 民主党の中にこれらの諸問題に自分が責任を持って対応する そうした覚悟を持っている議員はいません。 したがって責任転嫁の挙げ句の吊し上げ大会になりかねません。 小沢派とすればそこを糾弾する形を取るでしょう。 国会を開けば派閥抗争による足の引っ張り合いになり、 またこの状態では党内野党になっている小沢派は とことん批判に回ることができて有利です。 代表選のために、国民の生活は完全無視です。 ・どちらが勝っても 菅直人が勝てば小沢はほぼ間違いなく民主党を割るでしょう。 小沢が勝てば党は割れずに済むでしょう。 菅直人が解散を選ぶこともないでしょう。 解散をしてその責任を取る度胸は菅直人にはありません。 また、小沢は「恨」の政治家で、ちょっとしたことでも一生恨み続けるタイプです。 小沢、菅、両名とも器とケツの穴の小ささは抜群です。 どうあっても党内で禍根になるのではないでしょうか? どちらが勝とうとも 今後も支持率が下落、低空飛行を続けると見て間違いないでしょう。 能力的に考えても今の経済状況に解を出せるはずもなく、 マスコミがどのようにがんばっても 民主党バッシングの流れになっていくでしょう。 麻生太郎のようにマスコミによる袋叩きも耐えるような忍耐力は 民主党議員の誰一人として持っていません。 小沢や菅、原口や仙谷などの現執行部は日本人がいくら苦しもうと そもそも売国が商売なので関係ないでしょうが、 他の民主党議員はバッシングに耐えるしかありません。 我慢するほど自分の次の選挙での落選が見えるとあっては 選挙互助会として民主党を選んできた議員達は離脱していくでしょう。 民主党は支持率を上げるためにまた事業仕分けにしがみつくかもしれません。 しかしながら短期的に誤魔化せても、 長期低迷下落の流れは変えることなど無理でしょう。 あとはそれに耐えられなくなった民主党内の議員達が ボロボロと離脱するのか、あるいは分裂するのかというだけで 来年の春までに瓦解していくのではないでしょうか? 我々としてはなるべく今後の民主党内での禍根が大きくなるように この20年間見られた事のない 今のひどい派閥抗争を煽りながら眺めた方が良さそうです。 注1: 民主党の辻恵副幹事長(当時)は5月に 検察審査会の担当者に対して 「詳しく説明を聞きたいから事務所に説明に来い」 と圧力をかけたことを認めています。 【民主・辻副幹事長、検察審査会への接触認める】(2010/05/31 読売新聞より) また、一回目の検察審査会で補助弁護士を務めた米沢弁護士は その後様々ないやがらせを受けたと説明して補助弁護士を辞任しました。 注2: 国務大臣は内閣総理大臣の許可がなければ訴追されない という憲法の規定を悪用しています。 東京地検は鳩山に関しては訴追できないということで諦めていたようで、 秘書が偽装を、本人が実質的脱税を認めているにも関わらず 検察は最初から起訴に持ち込むだけの証拠を集めてもいませんでした。
by Ttensan
| 2010-08-27 22:09
| 政治
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Comments(3)
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by
閲覧者
at 2010-08-27 22:25
x
来年の春まで政権に居座らせたら、それこそ取り返しの付かない事になるのでは?
出来るなら管がトチ狂って、解散総選挙を行って欲しいですね
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by
kai
at 2010-08-27 23:18
x
衆議院選で、バカの一つ覚えのように叫んでた言葉は…一体どこに仕舞い込んでしまったんでしょうね。
国内の惨状をよそに、内輪揉めで盛り上がってる場合じゃないでしょうに…。 最近のニュースでは代表選挙のことばかりで、政策は遂行してるの? それはマスコミの報道にも責任があると思いますが。 所詮、揚げ足取りにしか特化出来なかった党と言えるでしょう。 政権交代をしましたが、ただ国政を掻き乱す迷惑与党でしかないようですね。
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by
Ttensan at 2010-08-28 13:33
>閲覧者さん
おっしゃる通りなんですが・・・なにせ彼らのコア支持層というのは団塊世代で都市部に集中しているんですね。だから事業仕分けによって地方はすでに悪影響が出ているのですがそれを理解しようとしません。 彼ら自身が「民主党はやっぱりダメだった」と認めるためには自分の親兄弟、子供達が苦しむ姿を最低限見る事が必要です。 うちの父親なんて長男が子供を抱えて失業していてもいまだに目を覚ましていません。 彼らが偉そうに物を言えないような雰囲気ができない限りは難しいと思います。 >kaiさん 友情も愛情も無い連中ほど「友愛」などという見かけ上の言葉を連呼しますね。 自民党の派閥抗争と言えば、かつての角福戦争ですが、彼らも派閥抗争をしていたとは言え、角栄も福田も石油輸入ルート確保に中東へパイプ作りを行っていました。 いまの民主党はそうした国家戦略など全く無しに単なる権力闘争をしています。 なぜか普天間など諸案件そっちのけで大臣がまとめて訪中してたりと、売国政策以外はまったく手を付けていません。 ちなみに野田と白川も円高放置で週明けまで出張中です。 自民党時代には100%あり得なかった事態です。
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