一方的に譲歩する事は協力ではなく隷従

先日の合意でも日中のガス田において
中国側の主張をほぼ全面的に受け入れる譲歩で
海底油田の範囲の9割は日本のEEZ～領海内にあるのに
泥棒中国へ一方的に譲歩し、中国側への技術提供や
中国本土へのパイプライン建設に協力するという内容で
国益を一方的に放棄する事にはさっぱり理解できません。

環境技術は買わせるのが筋なのに一方的に中国へプレゼントを約束、
さらに原発建設まで協力すると民主党は合意してきました。


さて、昨日水産庁の発表がありました。

【カツオ・マグロ類の保存管理強化に向けた日中間の協力について】
山田正彦農林水産大臣は、本日、北京において韓長賦中国農業部長と会談し、カツオ・マグロ類資源の保存と持続的利用確保のため、日中間での協力を強化していくことを確認しましたので、お知らせいたします。

・ 日中両国は、中西部太平洋における無秩序な大型まき網漁船の増隻抑制に協力する。
・ 中国側は、中西部太平洋において中国企業が所有する大型まき網漁船を現状より増やさない。
・ 日本側は、中国業界の漁獲枠不足を軽減するため、地域漁業管理機関における日本漁獲枠の移譲等を通じて、中国側と協力する。
(2010/08/27　水産庁報道発表資料)

プレスリリースの仮訳を見ますと

日本国農林水産大臣　山田正彦　と中華人民共和国農業部長　韓長賦は、2010年8月27日、北京において会談し、世界のマグロ類資源の保存と持続的利用のため、マグロ類地域漁業管理機関（RFMOｓ）における協力を強化していくとの意向を確認した。特に、以下の事項が、共通の目標を達成するための今後の具体的措置として認識された。

双方は中西部太平洋における無秩序な大型巻き網漁船の増隻抑制に協力する意向を有する。

中国側は、中西部太平洋において中国漁業会社が所有する大型巻き網漁船の隻数を現状より増やさない意向を有する。

日本側は中国漁業界が直面しているメバチの漁獲枠不足の困難性を軽減するため、中国のメバチ漁獲枠の増大に向け、RFMOsにおける日本漁獲枠の委譲や他の措置を通じて、中国側と協力する意向を有する。

譲歩するということであれば、
それ相応の日本側への利益を取ってこなければ外交交渉ではありません。
環境保護だとか日中友好などとは全く別の次元のお話です。

民主党の対中、対韓、対北外交に関しては
全てにおいて日本側が一方的に譲歩する形です。

一方的に譲歩する、特に特定アジア相手に譲歩するということは
「全面的に相手の要求を飲む」事と同じです。

特定アジアは「母屋を奪うために庇を借りる」連中です。
こちらが1ミリ譲歩すれば
その1ミリを足場に残り全ても手に入れるまで諦めない泥棒民族です。
そういう際限のない泥棒根性ですから、
二度とそういう要求を言ってこないようにさせるには
徹底無視するかどうやっても誤魔化せないきっちりとした物証なり権益を取る事です。


先日、朝鮮王室儀軌（写本）を韓国の「寄越せ」の要求通りに
献上しますと発表した民主党ですが、

【岡田外相「文化財引き渡し、これで決着をつけたい」
韓国文化財庁「条件を付けるなら受け入れられない」】
(2010/08/26　朝鮮日報)
韓国文化財庁のイ・ギョンフン国際交流課長は、「（引き渡しの対象を）朝鮮総督府が持ち出した文化財に限定するとか、これで決着をつけたいなどというのは言語道断だ。日本が文化財の返還交渉に際し、そのような条件を示しても、受け入れられないというのが韓国政府の意向だ」と語った。
また、同庁の朴英根（パク・ヨングン）文化財活用局長は、「まず日本側が、返還の対象とする文化財の目録を作成し、韓国側へ示してくれれば、両国の専門家らが共同で詳しく検討し、適正性の有無を判断するとともに、韓国側が返還の対象について新たに要求して、返還する文化財の具体的な目録を作成する」と話した。

このとおり、韓国側は今回の譲歩を足がかりにする事が目的だとはっきりわかります。

韓国はすでに日本国内の欲しい文化財6万1409点を「返せリスト」としてリスト化しています。
これらのほとんど全てが今の韓国ともかつての日本統治時代とも関係ありません。
たとえば国立博物館所蔵品のうち約6500点もがここに入っているそうです。
他の地域や日本製のものまでこのリストに平然と入っています。

民主党は特亜には必ず一方的に譲歩する特亜の犬外交を行っています。

日本は単に損をするだけで
日本国民にとって何一つプラスになる事がありません。
反面、米国などに対しては無責任におちょくっているだけです。
こちらも日本にとってプラスになる事は何一つありません。

かつての朝鮮の王様は中国王朝からの使者に対して屈辱の三跪九叩頭で迎え、
朝鮮半島の国民達にはふんぞり返っていましたが、
今の民主党の外交はまさにこの状態です。
特亜に対してはヘコヘコと媚びを売り続けて
日本の国益を一方的に損ね続けながら日本国民にはふんぞり返っています。