民主党代表選 菅直人勝利

サポーター票 　菅２４９ 小沢５１
地方議員票　 　菅６０ 小沢４０
国会議員票　 　菅４１２ 小沢４００

なんとびっくり菅全勝利。

20年前に経世会の代表争いで勝利間違い無しと見られていた小沢は
　「参議院はどうせついてくる」
などと参議院をおまけ扱いする不遜な発言により逆転負けを喫しました。
これによって実権を握って利権をむさぼる事ができなくなり、
小沢は自民党を割って細川内閣を作るなどしました。

今回も最初は議員票を押さえそれによって有利に進むかと見られましたが、
途中から各議員の後援会などで
「小沢は責任取って辞任したばかりだろう。小沢を支持するなら後援会辞めるぞ」
というような意見がけっこう多く、
これによって付いてくると見られた小沢チルドレンがかなり菅直人に回った
という事が大きかったようです。

そして何よりサポーター票での圧倒的な差は
政治と金問題で小沢がちっとも反省していなかった事への反発と見ていいでしょう。
小沢もまさか自分がここまで不人気だとは思っていなかったでしょうね。

せっかく利権と金を握り、検察審査会での強制起訴にも備えるために
満を持して代表選挙に出たはずが完敗。
壊し屋小沢一郎が人の下で我慢できるとは思えません。


そして菅直人ですが、捏造謝罪談話発表や先の米兵への謝罪など、
実態は仙谷に牛耳られている状態です。

仙谷としてはこの内閣を使って相棒の高木弁護士と進めてきた
謝罪賠償利権作りに積極的に出る事でしょう。
（当ブログの捏造謝罪談話と反日ビジネスをご参照ください)

あとは人事によってどのように粛正を行うかでしょう。
少なくとも閣僚で小沢支持を表明した原口一博などは
菅直人によって大臣に指名されていた立場を無視して小沢支持を発表したわけです。

本来ならば大臣を辞任してから物を言うのが筋でした。
そうした閣僚達に対してどのような人事を行うのか？
人事も菅直人が持つのか仙谷が持つのかわかるかもしれません。
赤らしく粛正の嵐が吹き荒れて欲しい物です。

そして小沢一郎が党を割る事を期待しましょう。


真っ赤な菅直人と真っ黒な小沢の対決。
「赤と黒」　最後は民主党が壊れて終わる事を望みます。