民主党に民主主義を語る資格なし

今年の通常国会最終日に参議院では多くの民主党議員が
選挙のために国会を無視して地元へ帰っており
これを狙って自民党が問責決議案を出しました。
確実に野党が多数になっていたために成立できるからです。

これに焦った江田五月議長は
議長の中立という立場をわきまえずに
参議院の開催中止を決定し選挙に入りました。

国会議員が議会そのものを数の力で握りつぶしたのですから
民主党は民主主義を語る資格などありません。


さて、先週の尖閣問題の対応を巡って
那覇市議会、石垣市議会、沖縄県議会など
相次いでこれに対して非難決議を可決させています。

今日の東京都議会（現在の都議会議長は民主党）では
　「自民党議員が質問通告書に無い事を質問した」
として都議会第一党の民主党が議会を中断したことが判りました。

質問通告書は一週間前に提出されており、
その間の情勢変化などのために「その他」の項目があり、
自民党議員側はこの部分での質問でした。
この一週間の間に大きく状況が変わった尖閣問題についてで、
民主党にとっては質問されたくないという事のようです。

質問が都合が悪いからと議会を一方的に中断するのは
議員を選んだ有権者に対する冒涜でもあります。

民主党は国会でも地方議会でも多数を握ってしまうと
議会というものの意味を無視して数で握り潰す
民主主義を語る資格のない連中だと言っていいでしょう。



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