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2010年 10月 01日
【イラン油田から完全撤退=米国に配慮か-国際帝石】
国際石油開発帝石が、イラン南西部のアザデガン油田開発から完全撤退する方針を決めたことが30日、明らかになった。核兵器開発問題を抱えるイランへの強硬姿勢を強める米国の意向に配慮したとみられる。大規模油田開発からの撤退で、日本が資源戦略全般の見直しを迫られる可能性が高い。 国際帝石は、経済産業省が株式の3割を持つ筆頭株主の石油や天然ガス開発の国策会社。大畠章宏経産相が同日、都内で記者団に対し「経営判断として(撤退を)検討していると受け止めている」と述べた。 国際帝石は、米国の対イラン制裁で対象企業に指定される公算が大きかったことから、アザデガン撤退を検討してきた。米政府が29日(日本時間30日未明)に発表した新たな制裁対象からは外れたが、米国がイランに対する強硬姿勢を崩していないことから、先手を打つ形で撤退方針を決めた。 (2010/09 /30 時事通信) 外交であの手この手でアメリカにケンカを売る →尖閣問題でアメリカに支援表明をしてもらう →アメリカに「代わりにこっちの条件も実行しろ」 →日本が出資し開発したイランの油田権益から完全撤退 自民党時代にはありえなかった話です。 自民党の時はアメリカが要求してこようと なんだかんだでイランとはうまくやって油田の権益を確保してきました。 ところが民主党政権はというと、 民主党の支持基盤の労組や総連や民団が反米思想を軸にしているため 政策もそれらを中心にたいしたプランも持たずに 普天間での合意→先送り→合意→先送りなどを筆頭に 1年間ひたすらアメリカの顔に泥を塗ってきました。 しかし、単に反米一直線であれば 安全保障だけでなく経済面からも絞り上げられ 政権が確実に吹き飛びます。 そこで最近になってアメリカの機嫌を取ろうと 仙谷は内閣参与を送り込んで 「グアム移転の費用、日本からもっとお金出しますよ?どうですか?」 と提案するなど実に浅薄な行動に出ていました。 当然ながらそうした行為で納得されるはずもなく、 結果が今回のイランの油田からの完全撤退です。 ちなみに、自民党時代はうまくやっていたので イランでは石油取引に円で決済を行えるようにこの2~3年は進んできました。 日本の原油輸入の9割近くは中東産で、 このうち約12%がイランからのものになります。 これを民主党政府は代替手段無しで完全に失う事を選んだわけですから 日本の国益を大きく損ねる事は間違いありません。 岡田外相時代からイランへの制裁に参加し、 鳩山首相に至っては再就職先のない岩國哲人から 「コンサルとして仕事したいから箔付けさせてよ」 とかねてより要求されており、 サウジアラビアの記念式典に 福田康夫(中東ではかなりコネをもってる上に元首相という格がある)を送りたくないので 首相代理として無名で無役の岩國氏を派遣。 これに機嫌を損ねた主催者のサウジの王様が式典を欠席する という大失態をやらかしています。 当ブログの4月19日の記事で書いてあります。 民主党は中東における外交関係をどうするつもりなのか 日本がどこの資源に依存しているのか そうした事を全く考えていないデタラメな外交を展開してきました。 そして今回の事でイランと日本の外交関係も大きく損なわれることになります。 いままでの自民党政権時代に時間をかけて構築してきた外交関係を 1年で片っ端から壊していくのですからたまったものではありません。 しかも民主党がそうした外交関係を壊していく手法が、 民主党のデタラメ外交によってケンカを売り、 民主党の連中が自己保身のためにケンカを売った相手に素早く土下座 というところから来ているのですから最悪です。 尖閣での漁船衝突問題についてもそうです。 当時逮捕を許可したのは国土交通大臣だった前原と官房長官だった仙谷です。 ところが中国が圧力をかけ始めたら途端に土下座です。 民主党がこの1年で壊してきた国益、外交関係を修復するためには 民主党議員及びその親族は今後20年間被選挙権を停止する 程度の事はしないと無理でしょう。 ただのバカで何もしないならまだマシです。 手柄をアピールしたがってやらなくていい事をやって 次から次へと失敗を重ねて損害を広げているのが民主党です。 これ以上タチの悪い連中はいません。 ↓良ければ応援よろしくお願いします。↓
by ttensan
| 2010-10-01 13:15
| 政治
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