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2010年 10月 10日
先日、レアアースに依存しないモーターの開発
レアアースに依存していた研磨剤の代替素材の開発 が発表されたところですが、 日本の研究者たちの対応が早すぎます。 【信越化:廃家電からレアアース回収して磁石に再利用、国内初】 10月9日(ブルームバーグ):信越化学工業が、エアコンなど廃家電からレアアース(希土類)を回収して同社が生産する磁石に再利用する事業を2011年にも開始すると9日付日本経済新聞朝刊が報じた。中国からの供給不安でレアアース価格が高騰したため、回収費用や加工費を含めても採算が合い調達リスクも軽減できると判断したという。 日経は、廃家電からレアアースの回収・再利用を行うのは信越化が国内では初めてとしている。同社は将来的には、自社で使うレアアースの3-4割をリサイクルで確保する方針という。 (2010/10/09 ブルームバーグ) 【レアメタルが不要なクロスカップリング 立命館北研究グループが確立】 立命館大学の薬学部北泰行教授の研究グループは、レアメタルを用いないクロスカップリング反応による導電性ポリマーと有機EL素材を開発した。 研究には、ヨウ素反応剤を用いたグリーンケミストリーなクロスカップリング反応を利用する。 クロスカップリングは、今年のノーベル化学賞の受賞が決まった鈴木章氏、根岸英一氏が基礎を築いた触媒を使って炭素同士を結合させ、新しい物質を作るもので、古くから日本が世界をリードしてきた研究分野。 様々な産業に応用されている基礎技術だが、クロスカップリング反応には、中国に依存度が高いレアメタルが必要だ。レアメタルはハイブリッド自動車や家電の生産に必要不可欠なものとなっているが、今回の尖閣問題や輸出規制で供給リスクが高いことが問題視されている。 北研究グループでは、こうした状況を打破し、有害物質を使用しないグリーンケミストリーの観点から新しい技術の開発に1985年頃から取り組んできた。今回、日本の産出量の多いヨウ素を触媒として用いた、環境に優しいグリーンケミストリーなクロスカップリング反応を用いる技術を開発した。これを応用して導電性ポリマー、新しい有機ELなどの素材の開発にも成功した。 北研究グループは、ナガセケムテックス、長瀬産業との産学連携体制を確立しており、2011年度中にはこの技術を実用化する予定。 (2010/10/09 レスポンス編集部) こうした研究結果も地道な基礎研究があってこそ 基礎研究は利益になりませんからこれこそきちんと国で補助すべき分野です。 事業仕分けでこういう研究開発費ばかりを削っている民主党こそがこの分野の一番の敵です。 一方 中国思わぬ方法でレアアースを輸出か?w 【茶葉からレアアース検出、成長剤で添加、使用禁止の農薬も―北京】 北京市工商局は6日に通達を出し、問題が発覚した食品17品目について、市内での販売を全面停止するよう命じた。これらの商品には、使用が禁止されている農薬を含む7品目の茶葉も含まれていた。また、一部の茶葉からは、基準値を超えるレアアース(希土類元素)も検出された。中国新聞社が7日、伝えた。 今回問題となった茶葉は、ウーロン茶、鉄観音、プーアル、ジャスミン茶の4種で、前門華都百貨、楽購スーパー、迪亜天天スーパー四路通店の各店舗で販売されていた。北京市工商局は、使用が禁止されている農薬「トリクロサン(トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル)」が検出されたため、発売停止の措置を講じた。 トリクロサンは分解しづらいため、トリクロサンを含有するお茶を飲むと、人体の身体に悪影響が及ぶ恐れがある。 今回発売停止となった茶葉の一部には、レアアースも含まれていた。専門家によると、植物成長調節剤として使用されるレアアースは、茶葉の増産や品質改良に有効だが、不適切な使用によって残留量が基準値を超えると、人体の健康に危害がもたらされる。 (2010/10/08 サーチナ) お土産なんかで安く売られてるブロック状のウーロン茶など買う気もしませんけど。 ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by ttensan
| 2010-10-10 21:10
| 政治
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