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2010年 10月 16日
【天下り批判の官僚に「将来に傷」 仙谷長官の“恫喝”で審議紛糾】
菅直人内閣で異様な存在感を放つ仙谷由人官房長官が、15日の参院予算委員会で、政府参考人として菅内閣の天下り対策に批判的な答弁をしたキャリア官僚に対し「彼の将来が傷つき残念だ」と発言し、審議が一時紛糾した。批判的な官僚に対する人事権の発動とも受け取れ、「公衆の面前で官僚を恫(どう)喝(かつ)した仙谷氏の罷免を求める」(自民党中堅)との声も出てきた。(酒井充、村上智博) 予算委で答弁したのは、現在経済産業省官房付で、昨年12月まで国家公務員制度改革推進本部事務局の審議官だった古賀茂明氏。同氏は菅内閣が進める国家公務員の独立行政法人などへの「現役出向」について、こう批判した。 「不透明な癒着は公務員の身分を維持して行っても全く同じことが起きる可能性があり、非常に問題だ」 古賀氏は雑誌でも天下り規制を批判し、「肩たたき」を迫られているとされる。国会での答弁は公務員制度改革担当相として上司だった仙谷氏の逆鱗(げきりん)にも触れたようだ。 「職務と関係ないことでこういう場に呼び出すやり方は、はなはだ彼の将来を傷つけると思います。優秀な人であるだけに、大変残念に思います」 この件で答弁を求められていない仙谷氏が「関係ない質問に答えるな」とのヤジに構わず一方的にこう語ると、審議は中断。仙谷氏の発言は今後、理事会で協議することになった。 (2010/10/15 産経新聞) まず、民主党の天下り規制がそもそも天下り規制になってません。 民主党が先の通常国会で強行採決を行った公務員改革法案は 改革どころか公務員労組の民主党らしく 公務員の天下りの幅を広げ、さらに現役出向という方法で 天下りしても公務員として戻ってこられるようにしています。 予算委員会では前原外務大臣がなぜか担当でもないのにしゃしゃり出てきて 「いままでの自民党のとは違って我々のは退職金は出ません!天下りではありません!」 と発言していました。 退職金が出なくとも天下り先から公務員としてまた省庁に戻れるようになり、 出向時は給料等は出向先が負担するシステムです。 さらに出向先の拡大、出向しなくても幹部職の増設というのが民主党案です。 現役出向が出来るのなら 当然ながら出向先企業に根を張ってくるのは間違い無いでしょう。 ましてや監督する側の人間が管轄である企業に天下りした後に また元の省庁へ戻るのですから、 どう考えても利権の温床ができあがります。 そして、古賀茂明氏は官僚による天下り天国化のこの法案を批判したわけです。 批判した事が原因で民主党政府から退職を迫られていると指摘されていますが、 それをわざわざ仙谷が「彼の将来を傷つけると思います。」と、否定どころか ちんぴらレベルの恫喝をしたわけです。 日本の極左に権力を握らせれば必ずこうなります。 彼らほど自制心を持たない連中はいません。 【仙谷氏 産経報道に「憤懣やる方ない」 参院予算委】 「産経新聞で私は憤懣(ふんまん)やるかたない報道のされ方をしている」。仙谷由人官房長官は14日の参院予算委員会で、同日付朝刊で同氏を「政権の『顔』 独演会」と報じた産経新聞に不快感を示した。仙谷氏はこの答弁の直前に「新聞記事について論評しない」と述べていたが、よほど腹に据えかねたようだ。 仙谷氏は産経新聞の別の記事にも注文を付けた。仙谷氏は6月16日の記者会見で自民党の西田昌司参院議員を念頭に「罵詈(ばり)雑言を投げつける質問をした参院の人がいた」と述べたが、8月4日の参院予算委では、この記者会見の発言を「非公式な雑談」での発言と説明。産経新聞は8月5日付朝刊で仙谷氏の “虚偽答弁”を報じた。 西田氏は14日の予算委で、これを取り上げ「ウソだ」と謝罪を求めたのだが、仙谷氏は明確な謝罪を行わない上に、なぜか8月5日付の記事についても「そのことを面白がって書く新聞がある」と論評した。 (2010/10/14 産経新聞) 仙谷は事実を報じられただけでいちいちそれに文句を付けています。 日本の左翼のケツの穴の小ささは 彼らが宗主国と仰ぐ中国共産党のそれと全く同じです。 「柳腰とはしなやかにしたたかに云々」 と言い張っているのですから、その「仙谷版柳腰」とやらで 気に入らない報道なんてしなやかに受け流せばいいでしょう。 さて、民主党代表戦後の仙谷は国会答弁で明らかに今までと態度が違っています。 総理や法相など他の閣僚が指名されているのに、 それを押し切ってしゃしゃり出てきて質問に答えずに話を逸らして時間稼ぎ そして間違いを指摘されれば逆ギレ。 本当に酷い正体を現しているわけですが、 権力を握っていて俺の政権だという意識が有るのでしょう。 予算委員会で総理と呼び間違えられた時のうれしそうな顔がそれを物語っていました。 彼らには自分達を客観的に見て「醜い」と思える器量はありません。 「言い負かした」or「言い負かされた」 という学生運動の時のまま成長していません。 明らかに間違っているのに柳腰発言についていまだに訂正していませんし、 公式の記者会見でわざわざ西田昌司議員を揶揄した発言を いまだに「非公式の雑談」と言い張って謝罪も訂正もせず開き直っています。 学生運動と反日弁護士としての活動しかしてこなかったから 学生運動のときの程度の低い論戦しかできないのでしょう。 さて、相変わらず時事通信は民主党側に気を遣って記事を書いています。 【「私も拙劣だった」=野党時代、報道基に質問-仙谷官房長官】 仙谷由人官房長官は15日午後の記者会見で、野党議員時代に新聞報道に基づいた質問を国会でしていたことを認め「私の質問もある意味で拙劣だったことになる」と述べた。 仙谷氏は14日の参院予算委員会で、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件での政府の対応に関し、一部報道を引用して事実関係をただした自民党の山本一太参院政審会長に「最も拙劣な質問方法だ」と答弁。山本氏が激しく反発し、その場で謝罪した。 ところが、仙谷氏も2004年、日本歯科医師連盟(日歯連)によるヤミ献金事件をめぐり、「(自民党の国会議員による関与が)少なくとも新聞報道にはある」などと質問していたことが判明。記者会見でこのことを指摘された仙谷氏は、自らの質問についても「拙劣」と認めた。 (2010/10/15 時事通信) ものすごく仙谷に対してやさしい書き方になっています。 この山本一太議員とのやりとりは以下のとおりです。 一太 (官房長官記者会見詳報の新聞記事を引用し) 「フジタの社員が逮捕された時に なんで勝手に会見で「漁船船長の逮捕とは関係ないだろう」と発言したんですか?」 仙谷 「新聞記事を確認する質問なんて、私聞いた事ないですよ。 「この新聞記事は事実かどうか?」なんて質問聞いた事ない! 記者会見でも私はフジタの社員拘束に対して種々疑問を呈してきました。 そういう評価(漁船船長逮捕に対する報復)は軽々にはできないという前提で発言しています」 一太 「なんで「(フジタの社員の)逮捕は関係ないだろう」なんて発言をするんですか!?」 仙谷 「私の記者会見を確認してご発言いただいた方が良いと思います。 私はそのような発言を公的に申し上げた事はございません。」 一太 「その前のご発言、新聞記事をかざして「これは事実か?」という質問を聞いた事は無い とおっしゃいましたが、民主党だって過去にやっていますよ。 一回もないなんて事実誤認ですね。これが事実でしたら官房長官辞めてくださいね!!」 仙谷 「速記録をめくっていただければ判るけども、 「この新聞の報道は事実ですか?」 という聞き方を山本さんが先ほどから数回されたものですから、 その種の聞き方は私が新人議員のときから先輩議員から聞かされていたのは 最も!最も!!最も拙劣な答弁方法でそれだけはやらないようにという 教育を受けてきたからそれを言ったんです。」 一太 「そんな事聞いていません!一度もそういう質問は無かったと言ったんですから!」 ~~速記停止~~ 前田委員長 「不適切な発言という指摘がありましたので先ほどの「拙劣」というところは速記録から削除します」 一太 「今、最も拙劣な方法だと言った事は官房長官、謝ってください」 仙谷 「私が申し上げたのはそういう風に先輩から教えられてきたということでございますが、 そのことが不穏当であったとすれば謝罪をいたします。」 山本一太議員からの質問に対していつも通りの威圧的な態度で反論していました。 仙谷の謝罪はあくまでも条件付きで、 しかもそういう事を教えてきた架空の先輩とやらに責任転嫁しています。 仙谷が質問に答えたくないので言い出した 「新聞の記事を元に確認をするような質問なんて聞いた事がない」 というでっち上げの嘘で話をすり替えようとしたわけです。 しなやかにしたたかにと言う割には 中国共産党と同じくでっち上げてのごり押しですね。 あと、民主党は週刊誌片手に質問する事が非常に多かった事を付記しておきます。 ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by ttensan
| 2010-10-16 10:10
| 政治
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