やると言ってやれない やれと言われてやらない

そして、、やらなくていいことをやる。
これが民主党政権。

【「朝鮮王室儀軌」の韓国譲渡　年内は困難　協定案の今国会提出めどつかず】
　宮内庁が所蔵する「朝鮮王室儀軌（ぎき）」などの文化財を韓国に引き渡すための「日韓図書譲渡協定」案の年内の国会での可決が絶望的になった。複数の政府・与党関係者が１６日、明らかにした。政府は日韓併合１００年にあたる今年中に引き渡しを決めて、速やかに韓国側に譲渡する予定だった。だが、協定案可決のための国会審議に時間がかかりそうな上に、そもそも、対象となる文化財の精査や日韓両政府間の調整に手間取り、協定案を今臨時国会に提出するめどがつかなかった。

　朝鮮王室儀軌は、李氏朝鮮時代の祭礼や王室行事を絵や文章で記した儀典書。宮内庁は８１部１６７冊を所有しているが、このうち８０部１６３冊は大正時代に旧朝鮮総督府から移管を受けたもの。

　儀軌などの文化財の引き渡しは、今年２月に、韓国側が日本政府に返還を求める意向を伝達していたことを受け、菅直人首相が８月の日韓併合１００年にあたっての談話で、「日本政府が保管する朝鮮王室儀軌などの図書をお渡ししたい」と表明していた。

　しかし、実際に引き渡し対象となる図書の選別や調整は難航しており、「現段階でもはっきり確定できていない」（宮内庁関係者）のが現状だ。政府筋も「まったく協定案を出せる状況まで行きついていない。今国会は無理だ」と述べた。

　さらに、自民党内には「皇室にかかわる問題でもあり拙速は許されない。しっかり議論しなければならない」（幹部）などと慎重な声があり、仮に今国会に提出されても、会期内の成立は困難な情勢だ。
(2010/10/17　産経新聞)

菅直人　「朝鮮王室儀軌をお返しします！キリッ」

石破　「宮内庁の所蔵品だから国会の決議必要だろ、国会通せよ！」

岡田克也　「あ、返すの今回だけね。次から次へと要求されたらいろいろ困るし」
（朝鮮王室儀軌は朝鮮総督府が作った「写本」でそもそも略奪という理屈はあり得ない）

韓国　「65000点の日本の文化財を手に入れるまでそんな条件はみとめない！
　　　　まずはアレとこれとそれとそっちも・・・・ついでにあっちのも」
（尚、65000点というのは朝鮮総督府が無関係の物が９９％。日本製の物も多数。
単に韓国の連中が「欲しい日本の文化財」をリスト化したもの）

→引き渡し品のリスト化すらまとまらず


【ＮＺ農相がＥＰＡ要請　鹿野農相「貿易構造上難しい」】
　鹿野道彦農水相とニュージーランドのデービッド・カーター農業相は１７日、新潟市内で会談し、カーター農業相が日本との経済連携協定（ＥＰＡ）交渉を要請したことがわかった。ただ、鹿野農水相は「貿易構造上、難しい。他の方法を検討したい」と断った。

　ニュージーランドから対日輸出の約７割が牛肉、乳製品といった農産物で、ＥＰＡを締結すると安い農産物が流入し、国内農家が打撃を受けると判断した。

　ただ、日本はニュージーランドも参画し、関税が原則撤廃される環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）への参加を検討している。鹿野農相はＴＰＰについては、菅道人首相が今月１日の所信表明演説でＴＰＰ参加検討を表明したことを伝えるにとどめた。
(2010/10/17　産経新聞)

TPPは参加した多国間で関税を撤廃する協定。
EPAは二国間で行う協定。

菅直人　「TPP参加を検討する！キリッ」

ニュージーランド　「んじゃEPA申し込むわ。TPPやるならEPAなんて余裕だろ」

鹿野　「すいません、いろいろ無理です。できません。」


ただカッコイイ事が言いたいだけで実務能力ゼロの政権を抱えると悲惨です。

どのような交渉も普通は事前にどの程度まで実現可能か
そういうところをきっちり詰めてから行う物です。
ですがそういった仕事をした事が無い人達なんでしょうね。
民主党政権になってからそういう形での交渉を見た事がありません。

前原だってわざわざ漁船船長の逮捕と法的処分を指示しておきながら
あっさり放り出した上に今じゃ「ジミンガー」「チケンガー」で逃げ回る始末。
永田メールのときもそうでしたけど、事前にどの程度いけるのか
そういうのを一切考えないで直情的に行動する癖は治らないようですね。
そういや国会審議でも大臣なのに席を立って町村にメンチ切ってましたからね。
いい年してちんぴらと同じ事しちゃうところが
仙谷とかも含めて幼児性をアピールというところでしょうか。

というわけで振り返ってみましょう。


・暫定税率廃止
　→そうでしたっけ？フフフ
・普天間を県外・国外に移転
　→辺野古で
　　（下地議員も辞職すると言っておきながら辞職してません）
・赤字国債は発行しない
　→予算を組み替えれば出てくる財源ってのはどこへやら。
　→22年度予算で過去最悪44兆円。来年度は50兆円以上発行の予測
・官僚の天下りは許さない
　→天下り先の拡大を決定。
　　現役出向（天下りしてまた公務員に復帰）という禁じ手まで解禁する方針
・後期高齢者医療制度廃止
　→むしろ高齢者負担増を提案
・政治とカネの問題をなくす
　→毎月民主党議員に新たな政治とカネ問題が
・官房機密費の内訳を公表
　→民主党政権のは公開せずに麻生内閣のだけを公開しようと仙谷が画策中
　　　（赤旗の報道より）
・子ども手当月26000円
　→その半額分の2，3兆円の財源すら無い。
　　平成23年度概算でも1.7兆円しか計上せず、
　　不足分を地方と企業へ負担させる目論見が見え見え。
・消費税増税議論は次の衆院選までしない
　→消費税増税したい発言のオンパレード
・公務員の給料2割カット
　→今のところノープラン
・事業仕分けで無駄の削減で20兆円の財源
　→7000億円でした。しかも技術研究は集中的に狙われる始末。
・高速無料化
　→実際にやろうと思ったら90兆円の赤字が発生するので
　　無料化実験と称して通行量が元々少ないところだけ一部無料化
・密約を調査
　→結論が「証拠は見つけられなかったが怪しいから密約は有ったと認定」
　→ビデオ公開とか一連の不自然な民主党政権と中国は密約でもあるのでは？
　　そちらは調べないのか？


ここまで何もかもがダメだと話になりません。





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