小沢が実権を失っても・・・結局は権力を濫用する集団

【民主党陳情本部スタート　小沢氏時代の対応を踏襲】
　民主党は、小沢元代表が幹事長時代に独占していた業界団体の陳情への対応を「陳情・要請対応本部」に改め、その初会合を開きました。

　民主党・枝野幹事長代理：「昨年、政権党になりまして、陳情要請についての対応の新しい仕組みを作りまして、約1年間の経験を踏まえて、より良いものにしていこうというなかで、こういった本部を作って対応していくことになりました」
　陳情対応本部では、陳情の内容を党への貢献度の高い業界団体や自治体によって、AランクからCランクの3段階に仕分けし、幹事長室だけでなく組織委員会や政策調査会の役員35人が対応をし、各省の政務官に伝達します。ただ、重要度の高い陳情は、特Aランクとして枝野本部長が対応します。
(2010/10/23　ANN)

小沢の作った「陳情は全て幹事長室で独占」
というのは利権を小沢が独占するためのシステムでした。

小沢とその派閥を人事で追い出した事で
前原派と菅派が今の民主党を牛耳っているわけですが、
（仙谷も前原派）
彼らはこの陳情独占システムを
自分達の派閥の利権にする事を決定したということです。

民主党に従わなければ陳情のランクを下げて
最初から相手にしないということでしょう。

小沢から実質的に権力をすべて剥ぎ取って実行した事は
このとおり単に利権を独占するだけです。


小沢の時から陳情は党で独占していましたが
連合だけは例外的に内閣直通という扱いになっていました。
特Aランクとやらはこういった民主党の支持母体ということでしょう。
特Aになりたかったら民主党に忠誠を誓えというために
わざわざランク分けをして見せつけるつもりなのでしょう。

民主党は権力を握ってはいけない倫理観も自制心もない連中だと
あらためて強く認識できます。



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