カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のコメント
ランキング参加中です。
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
スポンサーリンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2010年 12月 05日
北方領土視察の件
【<前原外相>空から北方領土視察 「粘り強くロシアと交渉」】 (2010/12/04 毎日新聞) 前原は上空といっても国後を遠くから眺めただけです。 北方領土の上空には行っていません。 ちなみに、菅首相も上空からの視察を検討中とのこと。 これに対してロシアのサゾノフ副報道官は 「日本の政治家が自国領の遠方から我が国の美しい景色に見とれる事になんの反対もない とコメントを発表、馬鹿にされています。 そりゃそうでしょう。 上空からといっても北方領土の上空ではないのでロシアにとってなんの実害もありません。 ロシアからすれば納沙布岬から「あれが歯舞群島か」と眺めてるのと大差ないのです。 何の役にも立たないパフォーマンスだけは積極的です。 この前、数日間だけ大使を召還しただけで、 以降は抗議と呼べる物は何一つしていないのですからなめられて当然でしょう。 そして遺骨収集の件 【遺骨収集 硫黄島の視察を検討】 政府は、太平洋戦争末期に激戦地となった硫黄島で、およそ2000人の戦没者が集団で埋葬されている可能性が高いとしており、菅総理大臣が今月中旬、みずから硫黄島を視察する方向で検討を進めています。 太平洋戦争末期に激戦地となった小笠原諸島の硫黄島では、日本側だけでおよそ2万1900人が犠牲になり、戦後65年を経た今も1万3000人余りの日本兵の遺骨が見つかっていません。こうしたなか、政府の特命チームは、当時のアメリカ軍の資料を基に行った10月、11月の現地調査で、島の中部にある自衛隊の滑走路の脇の70メートル四方の範囲に、多くの遺骨が折り重なるように埋まっていることが新たに分かり、政府は、この場所が、資料に示されたおよそ2000人の集団埋葬地である可能性が高いとしています。これを受けて政府は、改めて、2日から大規模な現地調査を開始しています。菅総理大臣は「日本のために亡くなった方の遺骨を、最後まで収集するのは国の責任だ」として、この問題に強い関心を示しており、今月14日にも、みずから硫黄島を視察する方向で検討を進めています。 (2010/12/04 NHKニュース) こちらもマスコミの報道に問題があります。 硫黄島の多くの遺骨は実は一本だけある滑走路の下にあります。 それは米軍が戦時中に東京を爆撃するために 一日でも早く滑走路を造るために 日本兵の遺体が散乱する土地を無理矢理にならして コンクリートを打って滑走路にしたからです。 そもそも硫黄島での遺骨収集に予算を少し付けたのが安倍内閣でした。 そして麻生内閣においては麻生首相の指示の元で この滑走路を剥がして遺骨を収集する事を決めました。 (鳩山政権になってから計画は消滅) 300億円はかかるという事業なのでそれまで誰もここに手を付けようとしませんでした。 さて、今回の菅直人の指示は 滑走路横の集団埋葬地と見られるところにある2000体分の遺骨を収集してくるだけのものです。 硫黄島の遺体の多くは滑走路の下だと言われています。 その滑走路引き剥がしについては予算の関係もあり、 菅直人はそこに責任を取るつもりなどないので、 今回はそちらに手を付ける予定はありません。 最も簡単に回収できるところをやるだけです。 遺骨収集をやった菅直人という支持率稼ぎの演出が狙いでしょう。 まずは菅直人は総理大臣として靖国へ参拝するのが筋です。 靖国を否定して英霊に対する敬意を表さずに 遺骨収集や硫黄島訪問で支持率稼ぎを狙っているのですから、 これほどふざけた話、死者に対する冒涜は無いと思います。 ちなみにフィリピンなどの遺骨収集に至っては特定作業もほぼ完了し、 あとは日本へ帰ってきていただくための予算を付けるだけの状態です。 こちらも民主党政権になってから止まってしまっています。 支持率を稼ぐために死者をも利用する浅ましさ 私は菅直人を許せません。 硫黄島は今も一般人の立ち入りができない島です。 硫黄島で戦った人達の血や肉片、骨。 特に洞窟はそうしたものがどこにあるかも判別できないほどの状態だったそうです。 硫黄島に行くということは、多くの日本兵の遺骨の上を歩くということです。 かつて高松宮殿下は洞窟に入る際に靴を脱いで裸足で入られたそうです。 以前、2006年だったかに洞窟探検気分で小沢と菅で硫黄島視察を行った事があります。 ![]() 多くの英霊が散華された場所へパフォーマンスで入り、 いままた同じ事をやろうと考えている、そういう菅直人を私は絶対に許せません。 参考までに、高松宮殿下が硫黄島を訪問された際の話は以下 『高松宮日記』全八巻の完結を前に、『This is 読売』一、二月号に連載された高松宮妃殿下と作家の阿川弘之氏の対談の中に、初めて紹介されるエピソードがある。 昭和四十六年三月、高松宮殿下が硫黄島戦跡をご訪問になった時のことである。 硫黄島は大東亜戦争末期、米軍七万五千の猛攻を、二万余の日本軍将兵が祖国防衛のため、一ヶ月以上に渡って奮戦し玉砕(全滅)した島である。 戦後、昭和四十三年まで米国の管理下にあったため、殿下のご訪問当時は、まだ未整理の洞窟があり、遺骨はそのまま散乱していたという。 殿下が先ずお訪ねになったのは、米軍の火焔放射器でやられ、ブルドーザーで生き埋めにされかけ、苦しみもがきながら脱出を試みた兵隊たちが、折れ重なって死んだ跡地だった。 「前もっての説明何もなしで洞窟の前へ立たれた殿下は、ハッと息を呑む気配をお見せになり、やがて地べたに正座し、両手をついて首を垂れて、暝想状態に入られた。一言もおっしゃらないから、何を念じていらっしゃるのか祈っていらっしゃるのか分からないけれど、随行の者みな、電気に打たれたような気分だったと聞いております。大分長い時間そうしていらして、やっと立ち上がられた」 次にお訪ねになったのは、遺骨の整理が既に済んでいる壕だった。とはいえ、拾い尽せなかった骨もあり、至る所に散らばったままの骨片もあった。仕方なしに海上自衛隊駐屯部隊の隊員も、ふだんは靴で遺骨を踏んで歩くようになってしまっていたという。 「ところが、殿下はためらわれた。そうして、つと靴を脱ぎ靴下も脱ぎ、素足になって、骨片の散らばる洞窟内へ入って行かれた。私も知ってますが、硫黄島という名前の通り、あの島の壕の中に地面から硫黄のガスが噴き出しているんです。そこを素足で視察した人は、後にも先にも高松宮様お一人だそうです」 ちなみに、平成六年二月、天皇皇后両陛下も同島を行幸啓になり、次のようにお詠みになった。 精根を込め戦ひし人未だ地下に眠りて島は悲しき(天皇陛下) 慰霊地は今安らかに水をたたふ如何ばかり君ら水を欲りけむ(皇后陛下) 〈初出・『明日への選択』平成10年2月号〉 ![]() ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓ ![]()
by ttensan
| 2010-12-05 13:55
| 政治
|
Comments(6)
![]()
管・前原のやっている事は視察というより、「観光旅行」と言うべきでしょう。内容が皆無だから、最初から何の効果も期待できません。言い訳が多く語られるでしょうが、結局記者を連れて「記念撮影」をやりに行くだけです。
その結果、ロシアには馬鹿にされる始末。その上、予算をつけず放置してきた硫黄島の遺骨収集を、ポーズを取って「記念撮影」の為行くというのか?。 管首相よ、貴方はそんな英霊を小馬鹿にした事をやったら、すぐバレて、国民が本気で怒り出す事が判らないのか?。今はインターネットの時代だぞ。隠しとうせるものか。そんな事も貴方は判らないのか?。 判らないなら貴方は大馬鹿です。さっさとどこかに消えてください。 ![]()
>そして麻生内閣においては麻生首相の指示の元で
この滑走路を剥がして遺骨を収集する事を決めました。 …なぜ、チャンネル桜はこのことを言わないのですかねぇ?
>モスラ1999さん
昨年2月に青山繁晴氏は報じていたりします。 チャンネル桜だけではありませんが、あの当時の保守論壇は「麻生じゃダメだ!」で後ろから撃ってました。 櫻井よし子氏が安倍政権の時に「安倍内閣を倒してから本当の保守が始まる」みたいなことを言ってたり・・・ 正論だけで現実を踏まえないで発言する人は戦前からそうですが、国を間違った方向へ進めてしまいます。 100%自分達の理想通りの政策を主張して実行する人間しか認めないという愚かさが、結局は反日勢力に利するだけになった理由だと思います。 つづく
つづき
麻生は景気を支えるために予算成立に全力を投じていました。 そういう状況を無視してなんの根回しもしない日教組批判をぶち上げて勝手に引退宣言したり、田母神氏の発言も野党がこれを理由に政局にすることが見えていましたので、なんの根回しもしない発言については処分するしかなかった状況だと思います。 何が起きても必ず審議拒否と解散要求しかしなかった民主党を見れば、処分をしなければそれを理由に国会を空転させられていたことは火を見るより明らかだと思います。 しかし、田母神を更迭した事などで保守論壇は麻生叩きをしていました。 保守論壇のダメなところは100点満点しか求めていない事でしょう。 100点満点が取れる政治なんてありえません。 ![]()
1杯の水運動の一番遠くにいる人が硫黄島へ行く事に
自分も我慢なりません! 国の為、重きつとめを果たせぬ奴に、 利用される島は悲しき・・・。
>ケンさん
日本を、家族を守るために、一分一秒でも時間を稼ぐために、 文字通り必死の悲壮な決意で硫黄島で戦われた英霊を 単に支持率稼ぎのために利用しようという浅ましさ。 こんな連中は政治とかを語る以前の問題で、 日本人として認められるべきものではないと思います。
|
ファン申請 |
||