バラマキを守るために負担押しつけ、使い込み

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【子ども手当　補助金削減で事実上負担増　地方「愚挙」と対立】
(2010/12/22　産経新聞)

子ども手当の3歳未満だけ限定プラス7000円の件は
先週、玄葉大臣が全額国費に決まったと会見で説明しましたが、
その分の地方へ行く補助金を削ることで捻出するようです。

そもそも、今年度の子ども手当の地方負担だって
「予算編成の時間が無かったから今年度だけ地方も負担してくれ」
という理由で負担を押しつけたものです。
ところが民主党は来年も地方に1兆円の負担を強いる方針を決めています。
バラマキ予算を守って体裁を繕うためだけに統一地方選挙で壊滅するつもりでしょうか？


さて、バラマキの財源が無い民主党としては
「埋蔵金」と強弁して使ってはいけないお金もすべて使い切る方針で
今だけ予算を誤魔化せれば良いという程度でしか考えていないようです。

22日に財務省が
外国為替資金特別会計の剰余金の一般会計繰り入れルールについて
というものを発表しています。
その発表から引用します。
○ 外為特会の積立金が中長期的な必要水準（現在の試算では、保有外貨資産の約30％）に達していないことから、当分の間、毎年度の剰余金の30％以上を外為特会に留保し、積立金の保有外貨資産に対する割合を中長期的な必要水準に向け高めていくことを基本としつつ、外為特会の財務状況や一般会計の財政状況も勘案して一般会計繰入額を決定することとする。

○ ただし、現行の中期財政フレームの期間（23年度予算から25年度予算まで）においては、外為特会の内部留保額を段階的に増やしていくことを目指しつつ、一般会計の財政事情に最大限配慮し、剰余金の一般会計への全額繰入も含めて検討する。

先日、
埋蔵金と言って使い込む
で書きましたが、
民主党はすでに使ってはいけないレベルまで
財政投融資特別会計や外国為替資金特別会計の剰余金を使い込んでいます。

ところが、民主党は2013年、つまり民主党政権の間は
この外国為替資金特別会計の剰余金の全額を使い込めるように
勝手に俺ルールを作ってしまったのです。

政府の為替取引でのいざというときのための予備費にあたる部分をゼロにすれば、
そのいざという時が来たときにまた国民が野党がと責任転嫁するつもりでしょうか？
責任転嫁をしたところで相手国は認めてくれません。



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