熟議の国会と言ったな、あれは嘘だ

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【地方議会　ＴＰＰ「反対」・「慎重」意見書１１００超える】
　菅政権が検討する環太平洋連携協定（ＴＰＰ）参加問題をめぐり全国の地方議会で「参加に反対」「慎重対応」を求める意見書の可決が広がっており、都道府県・市町村を合わせて１１００を超える議会にのぼることが、２４日までに農林水産省の調べでわかりました。

　農水省によると、２１日時点の集約で、都道府県議会は４０、市町村議会１０７５（うち政令指定都市８）。このうち都道府県関係では、「参加すべきでない」１１、「慎重に検討すべき」２３、「農業の国内対策が必要」４、「その他」２となっています。この調べは、日本共産党の紙智子参院議員の求めに応じたものです。
(2011/01/25　しんぶん赤旗)

慎重な意見が圧倒的多数を占めています。
少なくとも政府の新成長戦略会議ですら
きちんとTPPの現状のルールを資料として出さないでいますから、
TPPの中身を菅内閣の閣僚達が一番知らないのかもしれません。

政権延命のためにTPP参加で現内閣は突き進んでいるわけですが、
統一地方選挙で民主党の地方組織が壊滅しても
政権が延命できればいいという考え方なのでしょう。

ここは是非応援させてもらいましょう。　もっとやれ（笑）


しかし、ルーピーと同じく。
「言っちゃった」で先に既成事実化してしまおうという事のようです

【首相、ダボス会議出席へ　「平成の開国」アピール】
　菅直人首相はスイスで２６日から開幕する世界経済フォーラム（ＷＥＦ）の年次総会（ダボス会議）に出席する方針を決めた。民主党の羽田雄一郎参院国対委員長が２１日の与野党参院国対委員長会談で明らかにした。経済連携協定（ＥＰＡ）交渉の推進や環太平洋連携協定（ＴＰＰ）の参加検討で「平成の開国」を内外にアピールする考えだ。

　首相は２８日、参院での代表質問終了後にスイスへ出発。現地滞在時間は６時間程度にとどまる見通しでとんぼ返りの強行軍となる。

　首相はダボス会議について、経済人との会合で「国会日程も含めスケジュールが許せば行きたい」と意欲を示していた。
(2011/01/21　共同通信)

野党にも責任があるだの、議論をしようだの言っている菅首相ですが、
TPPを国会で議論する前にダボス会議で言ってきてしまうようです。

ルーピーの時も全く国内での合意を得ていないのに
勝手にCO2の25％削減やりますと言ってきてしまいました。

国会できちんと議論もせずに勝手に国際会議の場で言ってきてしまう。
これで議論しましょうと言うのですから話になりません。
私だったらはいそうですかと議論に応じるほど我慢ができる自信はありません。

放言のツケを払わされるのは国民です。






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