民主党とマスコミによる予算委員会日程詐欺について

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28日の予算委員会強行開催について、
確認された情報などを箇条書きします。


・衆院の事務方には16:00予算委員会という予定は伝えられていた模様
　（でなければ準備できません）
　しかし野党側にはこれは伝えられていない。

・予算委員会についての日程協議が難航していた
　（野党は31日から　民主は28日からの開催を主張）

・ところが27日に民主党から強行開会も辞さないとの宣言があったのみで
　日程調整の協議が開かれず、野党は日程協議を要求していた。

・28日、民主党は理事懇談会すら開かず。
　午後に入っても民主党側は日程調整すら行わなかったので
　当日午後に開会を決めて即開会ということはまずありえないため
　野党各党は審議が無いものとそれぞれの地元へと国会を出る

・１６：３３から野党へ通告無しで突然民主党が予算委員会を開会
　趣旨説明を20分でやっつけ、野党がすでに居ない状況を悪用し、
　野党の質問日程まで勝手に決定。

・野党不在を確認してから委員長権限で強行開催しておきながら
　中井洽予算委員長は平然と「野党に出席を求めていますが」と国会内で説明。

・28日の予算委員会閉会後、民主党とマスコミ各社は野党が欠席したとこれを喧伝
　テレビでは野党が欠席戦術をとっていると思わせるための映像が流される。

・民主党は「審議拒否をせず日本のために審議に協力するべき」等
　野党が党利党略で審議拒否をしているようにアピール
　マスコミ各社は野党が小沢の証人喚問を利用して
　審議拒否を　しているかのように思わせる記事を書く。

・上記の野党不在の理由を報じたメディアは赤旗のみ


産経はかろうじて審議強行という言葉を使っていますが、
なぜ野党がその場にいなかったのかは報じていません。

3月2日までに予算を通過させたい。

このために抗議をしている野党に批判がいくようにすることで
今後の国会の審議日程の主導権を民主党が持つようにさせる
というマスゴミ各社と民主党の思惑が一致したのでしょう。

インターネットが無い頃であったならば国民は騙されていた事でしょう。


今回の予算委員会に社民党は出席していました。
つまり、社民党はあらかじめこの騙し討ちを知っていたのです。
普天間の移設問題で表向きは連立は組めないのですが、
やはり利権のおこぼれが欲しいと、
そのために民主党の金魚の糞になっているようです。

民主党としても社民党を入れれば衆院で319議席。
２／３ぴったりの数を確保できます。
予算委員会を強行開会した理由はここにあると思います。
２／３による再可決を前提にし、野党に応じる必要がなくなりました。
だからこそ昨年夏までの強行突破の姿勢に戻ったのでしょう。
昨年の参院選前までの民主党は
トータルで15回もの強行採決（通常国会では11回）を行いました。

衆院の民主党にはこれに抗議する人間がおらず、
異口同音に野党の審議拒否が悪いという主張です。
衆院の民主党議員は一人残らずクズしかいません。

しかし、一人でも反対すれば２／３による再可決は使えません。
だからこそ支持率稼ぎに小沢叩きをしましたが、
小沢の証人喚問は行わないのでしょう。
小沢としても起訴を抱えていて身動きが取れませんから、
その間に民主党政権が野党に転落されては困りますからね。
党内の権力闘争を続けている仙谷は小沢を辞職させたいようですけどね。


岡田克也がここにきて
【 野党欠席でも予算審議】
(2011/01/29　NHKニュース）
と発言しているのはマスコミとの結託で
主導権は民主党が握っているという認識だからでしょう。


人間辞めますか？民主党辞めますか？




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