民主王国で民主惨敗 愛知県知事選挙

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【菅政権に痛手＝執行部の責任問う声－「民主王国」で大敗】
(2011/02/07　時事通信)

名古屋市長選、愛知県知事選ともに知名度と減税のワンフレーズが勝ちました。
名古屋市長選挙はまともな候補者（失礼）がいないようでしたから
仕方ないといえば仕方ないのですが、
一昨年の衆議院選挙の時に民主党に投票したのと同じ事ですね。

昨年の参議院選挙のときに蓮舫に170万票も与えた我が東京もアレですが、
愛知県も似たようなものなのでしょう。

名古屋市が減税を実現できるはずがない事は
以前に当ブログで触れました。
愛知県も国庫支出金が予算の９％ほどになっており、
「県民税を１０％も削減できる余裕があるのなら国庫支出金いらねーよな」
という話にされそうでやはり減税を実現するのは難しいでしょう。
実現したとしても愛知県の公共サービスを大幅に削る等しなければならず、
目先の減税のためにかえって損をする選択をしたと思います。


さて、自民は実質的に大村と重徳の分裂状態でした。
それに対して民主党はというと
大村ひであき　1,502,571　←自民の一部議員が応援
しげとく和彦　　546,610　←自民推薦
みその慎一郎　487,896　←民主推薦

分裂状態の自民票にも及んでいません。
愛知県は衆院選では15の選挙区で民主党が勝った
民主党王国でした。

それがこの負けっぷりです。


そして同日に投開票が行われた岩手県の陸前高田市の市長選挙では

戸羽ふとし　8600
菅原かずとし　7473　←民主推薦

民主推薦の菅原氏が負けました。小沢氏が自ら応援に入りましたが、
共産党系の中里市長の後継者の戸羽氏が勝ちました。
小沢氏が自ら入っても票の上積みができない状態であるようです。

また9日の党首討論の日に小沢派の会合があるようです。
今回の民主党の惨敗を理由にしてただでさえ酷い党内の派閥抗争が
さらに激化する可能性は否定できません。




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