民主党における党員資格停止処分の軽さ

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衆議院で社民の6議席を入れる事ができれば
ぴったり２／３の319名を確保できるので、
ここで離党されたり党を割られては困る・・・
しかし世間的にあれだけ小沢叩きをしておきながら放置だと不味い。
そこで党員資格停止処分という
民主党の中ではほとんど意味を持たない処分で誤魔化したのでしょう。

そもそも、国会で求められている証人喚問には
民主党内は一切応じていません。
結局、誰も決断も行動もできません。
それが無責任政党民主党の限界でもありましょう。

さて、民主党にとって党員資格停止処分がどれほど軽いかですが、
党員資格停止より重い離党の扱いでもこの程度です。

【石川議員の「民主選挙対策本部長」に批判】
(2010/12/21　十勝毎日新聞)

石川知裕と言えば
政治資金規正法違反で起訴されていることが直接の離党理由です。

しかし、民主党に取っ手は離党だって
ただ単に有権者の目を誤魔化すためだけの行為であることがわかります。
責任を取って党を出て行ったはずの人間が、
民主党の十勝地方の選挙対策本部長をやっています。

ついでに中島正純議員。
【離党の中島正純氏、民主会派を離脱】
(2010/09/08　朝日新聞)

中島正純議員は実態の無い支出を政治資金収支報告書に記載
使っていないハズのお金を使った事にして懐に入れたってことです。
ちなみにこの人、元刑事ってのを売りにしてたりするんですけどね・・・。

　収支報告書に実体の無い、
　あるいは明らかに目的以外での使用を誤魔化していた。

という件では蓮舫、キャミソール荒井、仙谷、菅直人も引っかかるわけですが、
一番下っ端でどうでも良い人がトカゲのしっぽ切りされています。
民主党にとっては離党というのはあくまでも世間の目を誤魔化すためだけのものです。

こうした離党詐欺として民主党の中で忘れてはいけないのは角田義一です。

政治資金収支報告書に2500万円の献金が不記載となっており、
連合から600万、群馬教組から600万の他、総連からの献金など
違法献金がその内訳でした。
2007年の参議院選挙を半年後に控えていたためか、
発覚してすぐの1月26日に参議院副議長を辞任しました。
（議員としては任期満了まで続けています）
そしてマスコミもこの件についてはほとんど取り上げずやり過ごしました。

結果、この違法行為についての説明は一切ありませんでした。
さらに非常識にもたった三日後の1月29日に民主党会派に復帰。
当然、マスコミは全く取り上げませんでした。


民主党にとっては離党というのは責任を取るのではなく
「有権者の目を誤魔化すため」という程度で使われています。

その離党よりずっと軽い党員資格停止処分
結局は小沢の機嫌を損ねたくないチキン連中が
世間の目を気にしてようやく決めた処分がこの程度ということです。





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