事業仕分けでお膳立て→悉く発火

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【蓮舫の3月11日15時のツイートから】
で書きましたがさっそくきました。


【＜東日本大震災＞事業者向けに塩を供給…財務省発表】
　財務省は１７日、東日本大震災で被害を受けた製塩工場の操業停止で、塩の供給が不足することを防ぐため、財団法人塩事業センターの備蓄塩を大口事業者向けに緊急供給すると発表した。国内塩の２割弱を生産する福島県いわき市小名浜の製塩工場の製造が停止したことで、大口事業者の使う食品加工用の塩が供給不足になっていた。当初、９００トンを供給。追加も検討する。

　家庭用食塩の供給不足は生じていないという。【坂井隆之】
(2011/03/17　毎日新聞


塩の備蓄を仕分け（備蓄分を売却してその金を政府に寄越せ）
　↓
大震災で塩の供給能力が低下
　↓
仕分けで備蓄の売却をごり押しされた塩事業センターの備蓄塩から供給開始


今回の震災で関連する仕分けされたもの

・災害対策予備費
（特に鳩山内閣では生活保護の母子加算の財源に転用）

・地震再保険特別会計
（「この数年目立った実績が無いから」として「廃止」と仕分け）
　（いざというときのための備えが毎年使われるはずがないのに）

・耐震補強工事費大幅削減
　（麻生政権ですでに予算を付けていたものを回収）

・学校耐震化予算大幅削減（２／３をカット） 　←事業仕分け
　（麻生政権で特に景気対策補正予算にも計上されていた政策）


そして昨年11月の事業仕分けより
原子力施設等防災対策等委託費
を仕分ける

このワーキンググループを担当した国会議員は以下
枝野 幸男 衆議院議員
網屋 信介 衆議院議員
大西 健介 衆議院議員
玉木 雄一郎 衆議院議員
福島 伸享 衆議院議員
三村 和也 衆議院議員
亀井 亜紀子 参議院議員



「災害対策とかなら使い込んでもバレまい。よし、仕分けで廃止」
　↓
その想定していた災害が発生
　↓
民主党もマスコミも仕分けで使い込んだ事を隠すために
「なぜいざというときの積立が無いのか」に言及しない、させない。


畜産の被害に備える中央畜産会の積立金を仕分けで接収
　↓
赤松口蹄疫という民主党による人災で大被害発生
　↓
中央畜産会、積立を剥ぎ取られて支援できず
　↓
政府がわざわざ資金を投入し直して中央畜産会に融資をさせる


耐震化工事や災害対策予備費を仕分け
　↓
予算が無いので口蹄疫、豪雨、豪雪被害どれにもすぐに対処できず
　↓
政府もマスコミともどもこの件に関して沈黙
　→赤松口蹄疫では「宮崎県に1000億円の県債発行による復興基金設立を認める」
　　という斜め上の結論で対処。


塩の備蓄を売却させてそのお金を政府へ寄越せと仕分けでごり押し
　↓
大震災で工業用の塩の供給が滞る
　↓
残された備蓄塩から塩の供給を開始


民主党は「災害がこなければバレまい」と狙って削ったのでしょうが、
どれもこれもがお膳立てが整ったところですべて発火しています。

ここまでくるとブーメランというより
民主党の連中が何かやったら
それが災厄の原因になるのではないかとすら思います。
民主党そのものの仕分けが絶対に必要ですね。




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