野球をスケープゴートに・・・無計画停電

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民主党は計画停電と称して、無計画に鉄道まで止めました。
さらには海江田や蓮舫といった閣僚がドームの営業自粛を次々と口にし、
なにか野球を標的にすることで国民の目を逸らそうとしている感があります。


では、実際の数字はどうでしょうか？

【電気事業連合会発表の2011年1月の電力需要実績】より

東京電力管内の鉄道の1年間の電力消費量
551,585,000kwh　→1日当たり151万kwh

3/24追記：
　申し訳ありません。上記数字の単位の「年」と「月」を見間違えていました。
　正しくは　1779万ｋｗｈと思われます。
　まったく違う数字になります。　訂正しお詫びいたします。
　ただし、海江田経産相が各業界に節電を要請しているものの、
　パチンコ関連業界だけは完全に除外していることも付記しておきます。


また鉄道各社は平均で７～８割程度までダイヤを減らし、
エスカレータの運用を大部分で停止し、
JR東海は東海道新幹線の電源を中部電力大井川発電所からのものに切り替える等
東京電力管内への負担を相当軽減していることから
この数字よりかなり縮小されていると考えられます。


パチンコホールの業界団体である全日遊連が2009年に集計したデータによると
（集計データのカバー率82％なので実際はもう少し多いはず）

東京電力管内での1年間のパチンコ屋の電力消費量は
1,515,507,729kwh　→1日当たり415万kwh

そしてスケープゴートに使われてしまっているプロ野球での
東京電力管内のホームスタジアムは

東京ドーム　→1日当たり5万kwh（空調や照明必須なので昼夜あまり関係無い）
横浜スタジアム　→1日当たり2万1千kwh（ナイター時）
神宮球場　→1日当たり7～8千kwh（ナイター時）
千葉マリンスタジアム　→1日当たり1万6千kwh（ナイター時）


そしてこの中で民主党が全く自粛を呼びかけて居ない業界　→パチンコ

パチンコが違法ギャンブルである事実は別としても
明らかにこの3つの中で自粛を求めるべき矛先はどこか
私は間違い無くパチンコだと思います。

ところがパチンコ業界は在日韓国人の根城であり資金源であり、
これが民団や総連の活動を大きく支えている実態があります。
そして自民や公明にも居ますが、
民主党にはこのパチンコチェーンストア協会政治分野アドバイザーが37名もおり
圧倒的にパチンコ業界との癒着が強いことは間違い有りません。

在日韓国人からの献金を数度受け取っていた事が明らかになった菅直人ですが、
その献金主もまたパチンコ店を経営していました。

パチンコ屋の営業時間を縮小させるだけでかなりの節電効果が期待できるはずですが、
そこに矛先が向かないように民主党がパフォーマンスを行う事で
ブログ主的にはかえって「パチンコ屋は普通に営業してやがるじゃねーか」
という指摘をされかねないでしょう。



また、各業界を悩ませている無計画停電も問題です。

責任を負いたくないけど政治主導をアピールしたい
という現政権によって「責任を東電に丸投げ」しておきながら
計画停電をする段になって東電からボールをインターセプトして大臣や首相が発表と、
これによって計画停電の発表が寸前に行われ、
計画停電を発表しても実施したりしなかったり、
さらには今後のスケジュールも曖昧なままです。

やると言ったらやる　やらないと言ったらやらない　これが重要です。
ところが「やる」と言っておいて「やらない」と言ったとおもったら
「やるかもしれない」と混乱させています。

私がよく行く飲食店の店長と計画停電の話になった際に
「明日はお店をお休みする予定ですって言っておいて店を開けたら客なんか来ないよ」
という話になりました。その逆もまた然り
「明日はお店開けるよ」と言ってお店を閉めていたら客が来なくなります。

これがネットワークなどのインフラになるともっと面倒です。
トラブルを回避するためにどことどこのサーバ、回線を止めるとか止めないとか
「明日この地域は停電します」
と言われれば通信網も周辺への負荷増大や回線切り替えトラブルがおきないように
その前後の時間も含めてあらかじめ停止、調整する必要が生まれます。

だからこそ「やると言ったら計画的にきっちりとスケジュール通りに実行する」
この事が重要なのです。
ところが無計画停電によって発生する責任を逃れるために
現政権はこの判断部分を東電に投げてしまっています。

たとえばこちら
オンラインゲームの運営をやっているコーエーテクモでは
（ナイトライフなんてゲームを出していた時代もありました。笑）
■ オンラインゲーム（信長の野望 Online、大航海時代 Online、真・三國無双 Online）

計画停電の推移を見極めるため、また節電への最大限の協力のため、暫定的に１週間ほどサービスを完全停止いたしましたが、計画停電および周辺の情勢が極めて流動的であること等を踏まえ、再開時期を未定としたうえで、引き続きサービス停止を継続することを決定いたしました。
現在、各タイトルとも、早期サービス再開に向けた調査、ならびに諸準備を継続して実施しておりますが、再開の日程につきましては、具体的に決まり次第、 GAMECITYトップ、および各公式サイト等で広くご案内いたします。お客様におかれましては、お待ちいただくことになり大変申し訳ありませんが、かかる緊急事態、ならびに今後長期間にわたって安定的にサービスをご提供するための必要な措置として、何卒ご容赦、ご理解を賜りたく、重ねてお願い申し上げます。

なお、サービス停止という事態を重く受け止めまして、定額制のオンラインゲームにつきましては、既報のとおり、サービス再開後より一定期間、プレイ料金を無料といたします。また、同じく定額制のオンラインゲームにおけるプレイチケット自動引き落としの停止等、現在お伝えできる情報につきましては、以下の既報の案内をご参照ください。

政府による無計画停電がいまだはっきりとしないことから
再開の目途を立てられずオンラインゲームの運営を停止したままです。
ゲームの最中に停電によって回線が切れ、
ユーザーに不都合が生じる事を回避する点から考えてもこれが妥当でしょう。
この政府による無計画停電によって売上への影響も出るでしょう。


「いかにして責任を逃れるか」
常にこのことを最優先にしている民主党政権は
今後の災害復興でも障害になるだけでしょう。
菅内閣が退陣しない限りは対策が円滑に進むとは思えません。




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