黒岩だけでは済まない 民主党と市民の党と

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【黒岩宇洋は北朝鮮の実質的スパイ？】
で民主党の黒岩宇洋議員と市民の党、北朝鮮の関係を書きました。

昨日の衆議院法務委員会での柴山議員の質疑でも
越後の暴れん坊や市民の党との関係でシラを切ろうとしていたので
少し触れておきます。

政治団体・越後の暴れん坊は
政治資金規正法19条の７第一項第二号に係る
国会議員関係政治団体として
その政治家を黒岩宇洋と記載しています。

北朝鮮と密接な関係を疑われる市民の党の関係を誤魔化そうというのなら無理です。

そもそも、市民の党そのものが
政治資金規正法19条の７第一項第二号に係る
国会議員関係政治団体として
関係政治家を4名申請しています。
・大河原雅子
・川崎稔
・外山斎
・黒岩宇洋
（すべて民主党）

政治資金規正法19条の7、第一項二号は
租税特別措置法 （昭和三十二年法律第二十六号）第四十一条の十八第一項第四号 に該当する政治団体のうち、特定の衆議院議員又は参議院議員に係る公職の候補者を推薦し、又は支持することを本来の目的とする政治団体

と規定していますので、
上記4名の推薦または支持をする団体なわけです。
というわけで黒岩宇洋だけじゃないですし、
仮にブログを消して誤魔化しても（前回の当ブログの記事参照）魚拓がありますし、
黒岩議員が関係を否定したところで無駄です。

直接市民の党から支援されてきたのに「知らぬ存ぜぬ」は通用しません。


さて、では本題です。

以下は菅直人の政治資金管理団体である
草志会の平成20年度の収支報告書の一部です。
政権交代をめざす市民の会に1000万円の寄付が行われています。

なお、この年の「政権交代を目指す市民の会」の収支報告書を見ると
民主党の都連からも600万円が寄付されています。

ではこの「政権交代を目指す市民の会」というのはなんでしょうか？
それを説明するのに以下の画像をご覧ください。

・政権交代をめざす市民の会
・市民の党
・MPD平和と民主運動
の３つの団体の収支報告書から代表者と事務担当者のところを並べてみました。

どれも天野外支子が事務担当者となっており、
MPD・・と市民の党は代表者が酒井剛となっており同一人物です。
また、政権交代をめざす市民の会の代表である奈良握というのは
厚木市議で所属政党は市民の党です。
つまり、どれも実質は市民の党なのです。

これら３つの団体の収支報告書を見れば
この３つの団体間を多額のお金が回っている事がわかります。

そこに対して菅直人は平成20年は1000万　21年には250万
なんと平成19年には5000万円も寄付が行われています。
（以下の画像は平成19年の政権交代をめざす市民の会の収支報告書の一部）

「政権交代をめざす市民の会」には
他にも鳩山由紀夫の友愛政経懇話会から平成19年に1000万円、
鷲尾英一郎のわしお英一郎東京応援団から330万円、
（代表者は市民の党の代表の酒井剛）
小宮山泰子の小宮山泰子東京応援団から560万円などの寄付があります。
（小宮山泰子東京応援団の代表は山本敦でやはり市民の党）

MPD平和と民主運動　という団体名が気になった人もいると思います。
この団体は1983年に横路孝弘、八代英太、田英夫が呼びかけ人として立ち上げました。
ちなみに、現在の代表である酒井剛（通称：斉藤まさし）は
このMPD・・の呼びかけ人である田英夫の女婿です。
そして、共産主義者同盟（ブント）の
ノンセクト過激派グループから分派した立志社出身です。

話を元に戻しましょう。
MPD・・の設立の経緯から考えれば
民主党の旧社会党系の議員が市民の党と繋がりをもっているのは
流れから言っても想定内と言えるところですが、
小宮山泰子にしても鳩山由紀夫にしても学生運動出身ではありませんし、
旧社会党でもありません。
どういう経緯で関係が出来たのかというところも調べる必要があります。
数百～千万単位の寄付をやりとりするのは
到底無関係と呼べるものではありません。


市民の党と直接にあるいは間接的な繋がりは
調べていけば菅直人やルーピーも含めた他の民主党議員にも及びます。
黒岩だけではないのです。

北朝鮮の拉致実行容疑で手配されているよど号メンバーの息子を受け入れ
支援し選挙に出馬させてあわよくば議員にさせようとしていた
その市民の党との関係が判明しても、
なお黒岩を公安情報に触れることのできる法務大臣政務官にしたままです。

菅内閣は黒岩を簡単に更迭できないのでしょう。
仮に黒岩を更迭すれば芋づる式に
他の民主党議員、ルーピーや菅直人にまで及びます。




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