大連立をするなら解散前提で

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菅直人：「いろいろ取り沙汰されているが、私としては常識的に判断したい。各閣僚は切れ目なくしっかり仕事をしてほしい」
（ブログ主訳：意地でも期限は切らない、辞める気はない）

仙谷：「根回しは一生懸命やってます。役回りがいろいろあるんだろうと思って」
（ブログ主訳：次は俺様が主導権を握ってやる）

自見庄三郎：「こんな純情、まじめな政党を約束を破って足げにしたらね、末路いいことないですよ。亀井静香(国民新党代表)なんか、いつも『短刀を持っている』って言ってますからね」
（ブログ主注：日韓図書協定に賛成した自見が言うな。大連立を組めば国民新党は完全にゴミ扱いされます）

北澤俊美：「いびつな形でスタートすると、そう長続きはしない。首相は民主党から出すべきである」
(ブログ主注：自民から首相選んだら即解散、売国法案全部ストップ。情報保全隊を野党監視のスパイ代わりに使っていた事まで糾明されかねませんから）

下地（普天間移転先が辺野古に決まったら議員を辞める宣言をしていたが辞めません）：「22日までに退陣を」

マスコミ：「大・連・立！大・連・立！」

経団連：「大連立してよ」


谷垣：「どういう協力ができるかは、民主党内の動きがしっかりしてきてからだ」
（ブログ主注：バラマキ4k撤回、外交、安全保障、震災復興で自民党の言うとおりにしろという条件を出しているので実質的に連立する気なし）

さらに谷垣：「復興基本法案が成立したら直ちに首相は辞職すべし」
（ブログ主訳：今月中旬に成立するからそこで菅は辞めろ。連立する気なんてない）


一番積極的に大連立を煽っているのはマスゴミで
ナベツネは単に自分がフィクサーとして目立ちたいだけでしょう。
ただ、マスコミ全体としては何としてでも大連立を組ませ
手柄を民主党に、責任を自民党にという形で報道することで
民主党政権を守りたいという考えなのは間違いありません。

自民党はというと大連立しそうでしない、
慎重姿勢を見せるだけでのらりくらりと高見の見物。

民主党はというと理念や政策でまとまったのではなく
選挙に当選するために集まった選挙互助会でしかありませんから、
こうした状況が続けば続くほど内ゲバが激化するというのが現状。

そのため、大島などを動かして連立するかもしれないそぶりを見せつつ
あくまでも総理辞職要求の姿勢が自民党。
自民党の谷垣総裁のすぐに辞職しろ要求は
菅直人のやけくそ解散までを含めての動きでしょう。


マスコミも民主党も2年前の選挙やそれまでの選挙のときは
「自民がダメだから民主党に変えるしかない！」
というメチャクチャな詭弁で世論を誘導してきました。
「AがダメだからBにするしかない」は明らかに間違っています。
AがダメならC案やD案もあるかもしれないのに
なぜ「民主党にする」というB案しかないのでしょうか？

いままさに「民主党がダメだから」という状態なのに
「民主党がダメだから大連立しかない」と世論誘導を図っています。
2年前のマスゴミの理論で言えば
「民主党がダメだから自民党しかない」とならねばなりません。
ですがマスゴミは
「民主党がダメだから民主党を支えろ」と言っています。

2年前に民主党に投票した人達は、
またもこうしたマスゴミの世論誘導に乗っかり、
大連立を自分達の意見であると思い込もうとするでしょう。
バラマキ4ｋの撤回、売国法案の撤回、復興予算を通したら直ちに解散。
大連立をするのならこれを条件とすべきでしょう。

民主党とマスゴミのように単に民主党政権延命のために大連立をするべきではありません。





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