どちらにしても短命か

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どうやら海江田と前原の二者がリードというところでしょうか。

前原については過去に何度も取り上げたので
今回はスルーしておきます。

海江田についてちょっと考えてみます。
海江田はやはり民主党員らしく嘘つきです。

その一例として27日の代表選共同記者会見において
「私はSPEEDIを知らなかった」
と平然と発言していた事を挙げておきます。

そもそも菅直人や他の閣僚は
昨年10月20日と21日の原子力総合災害訓練に参加
していますし、
なによりこの訓練の実施について担当しているのが
経済産業省、文部科学省、内閣府です。

この原子力総合防災訓練については国の防災基本計画で
訓練の結果などから改善点など評価し、
報告書を作成することになっています。
そのため当然ながら歴代の内閣において必ず行われてきました。
ルーピー内閣ですら・・・です。

しかし残念ながら大畠大臣はそれを放置してきたようで進んでいませんでしたが、
1月に経産大臣を引き継いだ海江田がやっていなければならない仕事でした。
しかし、震災後もこれには手を付けられていないようです。
この防災訓練は原子力災害対策特別措置法に規定されているものであり
税金を使って報告書一つ書かないで終わりというわけにいかないでしょう。
なにより国の防災基本計画を
福島の事故後も無視しているのは意図的とも言えます。

実際に平成22年度原子力総合防災訓練の実施要綱では

モニタリング結果の評価･解析、SPEEDI予測結果評価による防護対策に係る情報提供
とはっきり書いており、
菅直人の設置した福島の事故評価委員会では
「SPEEDIを使う事は省庁においても想定していなかった」
という明らかな嘘が出て来ています。

海江田もこれにのっとって事故当日の22：30には
官邸にSPEEDIのデータが来ていた事実を無視して、
「知らなかったのだから俺は悪くない」
とシラを切り通すつもりでしょう。

福島の多くの本来被曝を回避できた人達を
このSPEEDIのデータを一ヶ月もの間隠し続けることで被曝させ
対策を遅らせた罪を見逃すわけにはいかないと思います。

そんな海江田が小沢にすり寄って次の首相になろうとしています。
僕が小沢政治を嫌いなほんとの理由
なんて本を書いていたんですが・・・。
泣き虫ですが面の皮は厚いようです。

脱原発原理主義の議員が目立つ小沢派閥を党内基盤にする以上
また来年は原発の再開が行えずに
電力不安からより海外へ脱出する日本企業が増えそうです。
さらに海江田を通して小沢が人事と金で前原派やその他派閥に報復し、
再び独裁的基盤を築こうとするのは間違いないでしょう。
そうなれば党内抗争がさらに酷くなるかも知れません。
またそうした小沢からの指示を海江田が拒否できる根性は無いでしょう。
そうなると外務大臣をやりたがっているルーピーを拒否できずに
ルーピーが外務大臣に就任して外交をさらに荒らす可能性が高そうです。

さらに、3党合意も反故にすると言い出しているので
本気で実行すれば野党から協力を得ることが不可能になるでしょう。
そうなれば早ければ来年の予算で失脚しかねません。

小沢派はすでに
「来年は小沢首相だ」と言い出しているようなので
どのみち使い捨てにする予定のようですが・・・。


前原は今告発されていてヘタをすれば小沢と同じく起訴されます。
さらに他にも違法献金が判明していますし、暴力団との件もあります。
さらに火病癖のある前原ですから
国会で野党の追及にすぐキレそうです。

小沢の傀儡ですぐにでも行き詰まりが見えている海江田
違法献金などの問題が次々判明しており
野党に袋叩きにされそうな前原

どちらが代表になってもすぐに崩壊する可能性が高そうです。





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