野田は菅のやり逃げをどうするのか

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菅直人はやはり最後の最後まで最悪の人間でした。
菅直人の支持者は彼のどこをどう評価して投票してきたんでしょうか？

【朝鮮学校に高校無償化適用へ　菅首相、文科相に指示】
　菅直人首相は２９日、昨年１１月の北朝鮮による韓国砲撃を受け凍結していた朝鮮学校に対する高校無償化適用の審査手続きを再開するよう高木義明文部科学相に指示した。これを受け文科省は、適用に向けた手続きに入った。

　同省は今後、有識者会議の意見も聞いた上で、年度内に適用が決まれば、朝鮮学校１０校に対し今年４月にさかのぼって支援金を支給する方針だ。

　菅首相は再開の理由について、朝鮮半島情勢が砲撃以前の状態に戻ったと判断したことなどを挙げた。
(2011/08/29　共同通信)

首相や閣僚でなければ国会で追及を受ける場に出席する必要がありません。

証人喚問などでない限り国会へ引っ張り出すことができなくなります。
また、菅直人本人もそれが狙いで最後の最後に
国会で自分が質問の矢面に立たされない事を狙ってやったのでしょう。


8月23日の参議院財政金融委員会でも
やはり菅直人はこれでもかというくらいの酷い答弁をしていますが、
これを報じたマスコミは全くありませんでした。

自分がこれ以上追及されないという余裕からか
西田昌司議員に対して
　「一度は政策的な議論をさせていただこうと思っていましたが、
　残念ながら今日も政策的な議論ではないようであります。」
と調子に乗って答弁していました。

政策的な質問をされると全く答えることができずに、
論点のすり替え、時間稼ぎ答弁を繰り返すだけで
政策的な議論を自分から潰して来た菅直人には
このような事をいう権利はありません。

そして、この後に西田議員が指摘した
平成19年度の菅直人の政治資金管理団体の収支報告を
精査していくとどう考えても現金が少なくとも600万円以上の
マイナスになるというあり得ない事実について、

菅直人
「西田議員が繰り越しがXXX円と書かれていますが、
私もよく調べましたが、まったく数字が違っております。
私の担当者にこれどうなってんのと聞いてみましたら、
いやそれは御本人に（収支報告書から精査した西田議員に）聞いてください
ということでしたので
つまりはこの資料はですね！（声を大きくしだす）
何かを限定の部分になっていますし、
率直にこのことについて担当者にチェックをさせておりますけども
必ずしもその数字がどの数字を採用されているのか
率直に言ってよくわかりません」

実際に平成19年の草志会の収支報告書から
プラスとマイナスを時系列にしてカウントしていくと
マイナスになります。これは事実です。

ところがそれにたいして西田が嘘の数字を使っていると答弁し、
（それなら草志会の収支報告書が丸々虚ということになるわけだが）
自分は具体的な数字は述べずに部分的に声を大きくして
とにかく西田が都合の良い数字だけを採用して結果を誤魔化した
というあからさまな嘘に嘘を重ねたひどい答弁を行いました。

菅内閣は昨年12月10日に
「国会答弁で虚偽の答弁を行っても良い」
という答弁書を閣議決定しています。

国会で罪に問われるのは偽証罪が科される証人喚問だけですので
あとはいくらでも嘘を言って逃げれば良いのだ。
これが菅内閣の考えであり、野田佳彦もこれに署名した一人です。


今回、民主党の代表に野田佳彦がなりましたが、
これで民主党における保守派というのは選挙の都合でしかない
と化けの皮が剥がれる事でしょう。

保守っぽいことを主張してきた割に

何度も民団に出向くあたり、
選挙協力＞＞＞政治信念という基準なので
他の民主党議員と変わらないと思います。

少なくとも野田はこの朝鮮学校無償化を止める義務が有ると思います。
辞める首相が最後に閣議すら通さずにやり逃げしたのですから、
これを止めなければ国会の意味がありません。

また、高校無償化も民主党の目的の一つに
朝鮮総連に税金を投入したいという所にありました。
これは断言して良いでしょう。

朝鮮学校は
「北朝鮮のための人材を育成するために日本の教育課程は受け入れない」
と、日本の教育要領・学習指導要領に従えば
私学助成金が出るのにこれを徹底拒否してきました。
それだけ彼らにとっては北の忠実な工作員を
日本国内で育成する事が重要なのでしょう。

そこで民主党は朝鮮高校に税金を投入できるようにするために
高校無償化の範囲をその他各種学校まで範囲を広げて問題になりました。

さらに朝鮮学校の運営は朝鮮総連であり、
学費で利益を上げてこれを総連の活動資金としている
という実態があります。

そんな朝鮮高校への無償化適用を決定するための
第三者委員会なるものを高木文科大臣が設置しましたが
・議事録非公開
・メンバー非公開
・そもそもいつ会議が開かれたかも非公開
・朝鮮高校への無償化が決定されるまでは何があっても上記の非公開を徹底。
というメチャクチャなしろもので、
再三国会で議事録提出を求められましたが、いまでも議事録が公開されていません。

市民の党を通して菅直人だけでなく多くの民主党議員が
実質的に北朝鮮の支援を受けてきたことが判明していますが、
どうやってもその北朝鮮にお金を投入したいわけです。

民主党が北朝鮮とずぶずぶの関係にある事を表向き否定するためにも
ましてや国会できちんと議論をするという当たり前の事を守るのならば、
野田佳彦はまずこの菅直人のやり逃げである
朝鮮学校への無償化適用を止めなければなりません。

そうでなければ選挙のための保守のフリをしていただけ
とみなされかねません。

決断力の無い野田佳彦が最初にきちんと判断できるか
ブログ主的には野田が代表になったことで
民主党にまだ期待している人達に
「民主党には保守派なんていないよ」
と思い知らせる事になるのではと考えています。




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