増税のためなら国民生活も人質にする野田

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豚・・・じゃない野田が国際会議を悪用して
消費税増税を勝手に公約してきました。

民主党というのは基本的に
「自分達の支持団体である反日団体さえ見ていれば良い」
というスタンスで、
また可能な限り勉強はしたくない努力したくない
楽をして利権にありつきたいだけの人達が集まっていると言っていいでしょう。
ですので外交とか国際情勢は特に彼らにとっては興味が無い事柄です。

今の状況は困ったことに
各国がこの不景気を乗り切るために「財政健全化」
という間違った方向へ舵を切りかけている状態です。

世界で最も資金的に余力の多い日本こそが
どかんと内需拡大をやるよと宣言をして
信用の収縮に歯止めをかけていこうぜとやらなければなりません。

リーマンショックの時は
日本は麻生太郎と中川昭一のコンビが
世界各国に景気対策での内需拡大策を主導しました。

結果、あの時点での世界大恐慌は回避できましたが、
今度は日本の与党は民主党であり、
この不景気にあっても財務官僚のパペットと化して
景気対策もせずに増税を連呼するだけの野田内閣です。

そして案の定、国内での議論を一切せずに消費税増税を公約にしてきました。
一番なんとかできる立場にいる日本が「うちのとこも増税するよ！財政健全化だよ！」
というアピールをする形になり、世界に間違った処方箋を宣伝する事になります。

そういう事を考えられる能力が無いのでしょう。
国際会議を自国内政治への圧力に悪用する場
として使ったのが野田です。

この点から全く評価に値しないどころか、
進んで外圧を悪用するような連中はまさに国賊です。


さて、その野田内閣ですが、
【消費増税分、来年度予算編成に織り込み　官房長官見通し】
　藤村修官房長官は４日の閣議後会見で、来年度予算案では将来の消費増税分を財源に織り込んだ編成になるとの見通しを示した。野党側が求める衆院解散・総選挙の時期に影響を与える可能性もある。

　藤村氏が消費増税分を財源に充てることに言及したのは、２００９年度に３分の１から２分の１に引き上げた基礎年金の国庫負担分。年２兆５千億円程度の必要財源は今年度まで３年続けて埋蔵金を充てたが、昨年１２月に当時の野田佳彦財務相ら３大臣が「１２年度以降は税制の抜本改革を実施したうえ安定財源を確保する」と合意していた。

　藤村氏はこの合意を踏襲する方針を表明。その実現に向けて「年度内に（消費増税の）法案をきちんと出して、成立させるのに全力をあげる」と述べた。
(2011/11/04　朝日新聞)


来年度予算はバラマキ政策の見直しや
自分達で使い込んだ特別会計の穴埋めを
「消費税増税を織り込んだ予算」を作る事で誤魔化そうとしています。

消費税増税が国会で議論されてもおらず、
当然国会で消費税増税など成立してもいません。

菅直人は震災復旧のための補正予算を人質にすることで政権延命を図りました。

野田は予算そのものを人質に消費税増税を押しつけるつもりです。
2年前の選挙では消費税は議論すらしないと言っていた連中が、
国民生活全体を人質に消費税増税を迫る路線ですでに動いています。

ここまでくるとはっきりと「クズ」としか言いようがありません。


そして隠す事ができない玄葉は相変わらず野田の狙いを代弁してくれています。
【玄葉外相：解散、消費増税法案成立直後とは認識せず】
玄葉光一郎外相は４日午前の記者会見で、野田佳彦首相が消費増税の関連法案の成立後、増税実施前に衆院解散・総選挙を行う意向を示したことについて「必ずしも（法案）成立直後に解散しなければならないという認識ではない」と述べた。

　０９年衆院選を前に発表した民主党政策集は、消費税について「現行の５％を維持」としたうえで、将来的な税率引き上げについて「引き上げ幅や使途を明らかにして国民の審判を受け、具体化する」と明記している。玄葉外相は、法案成立から増税実施までには時間的猶予があるとしたうえで「民主党マニフェスト（政権公約）での約束ごとだから守らなければいけないという趣旨だ」と解説した。【横田愛】
(2011/11/04　毎日新聞)

玄葉「消費税増税が成立したら解散と言ったが、成立直後とは一言も言っていない」
だそうです。

要はたとえ法案が成立したとしても、
任期満了1日前の解散もありうるというところですね。
野田も「実施前には信を問う」と言うだけです。
野田は2013年から増税と言っているので2013年10月から増税で、
その実施前＝2013年9月と見ていいでしょう。
消費税増税を国民に押しつけ、その被害が出始める頃には自民党政権だから
全ての責任を自民党のせいにして、
以前のように審議拒否と揚げ足取りと罵詈雑言で自民叩きをすれば
すぐにまた政権を取れるという狙いでしょうか？


財務官僚様に法案からマスコミ対策までおんぶにだっこなので
財務官僚にいかに従うかが野田の政権延命の手段なのかもしれません。

それではこんな野田内閣に先輩である菅直人からアドバイスをいただきましょう。
2008年6月19日の民主党定例会見より
「ムダ遣いを放置したまま消費税引き上げという国民負担増路線を歩み続ける政府・与党を一日も早い解散総選挙で追い込んで行く」

岡田克也にも一言いただきましょう。
2005年6月30日の都議会議員選挙の応援演説より
「このまま自公を勝たせたら、増税路線を認めることになる。皆さんが汗水流して働いて払った税金を、必要なところにしっかり使って欲しいなら、民主党を勝たせて欲しい」


消費税増税のために
景気対策もせず、バラマキを見直さず、外圧を悪用し、予算を人質にする。
これが野田佳彦の本性です。


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