野田内閣の外交姿勢がよく現れています。

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【訪沖は「プライベート」　前原氏が極秘訪問で】
民主党の前原誠司政調会長は８日の記者会見で、４日に沖縄を極秘訪問したことについて「プライベートな日程だ。特に表に出す必要はない」と強調した。前原氏は８日午前、国会内で沖縄県の仲井真弘多知事と会談。仲井真氏が同県向けの税制優遇措置を要望したのに対し、前原氏は「できる限り沖縄の意見を拝聴し、必要なものは党の税制改正案に盛り込みたい」と応じた。
(2011/11/08　産経新聞)


前原は「党政調会長」であって野田内閣の、政府の人間ではありません。

政府の人間でもない人が沖縄北方担当大臣や防衛大臣や
外務大臣を差し置いて基地問題に動き回っているだけでなく、
先日は外務大臣よりも濃い日程で訪韓、
また訪米して武器輸出禁止の緩和など
外務大臣でもないのに勝手に話してくる始末です。


政府の人間でもないのに政府の人間の仕事をデカイ面をしてやっている
→野田は一切文句どころか抑えようともしない。

では次のニュースを見てみましょう。
【長島補佐官を注意＝ダライ・ラマとの接触で－官房長官】
藤村修官房長官は８日午前の記者会見で、長島昭久首相補佐官がチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ１４世と与野党議員との７日の会談に同席したことを受け、「（ダライ・ラマは）入国に当たり政治的行動や日本政府関係者との接触をしないのが通例だ」と長島氏を注意したことを明らかにした。
　藤村長官は会見で「事後に（長島氏から）報告を受け、政府の立場をきちんと説明した」と強調。長島氏は「一議員として同席した」と釈明したが、藤村長官が「政府の一員なので立場が違う」と指摘すると、「分かりました」と答えたという。
（2011/11/08　時事通信）


藤村
（長島議員に対して）「政府の立場を説明しました。」

（記者にさらに聞かれると）
「少なくとも（ダライ・ラマ氏が）入国されるにおいて政治的行動や日本政府関係者との接触をしないのが今日までの通例であったと申し上げました。」


つまり、野田内閣の方針としては

　前原の政府無視の勝手な二元外交→問題なし
　　　（政府外の人間が勝手に政府の人間のごとく動き回ることはOK）

　長島のダライラマとの会談への同席→問題あり
　　　（政府内の人間が中国共産党が嫌っている人物と会う事はNG）

・・・整合性がちっともとれませんね。


マスコミは野田が「何もしない」でいることを誤魔化すために「安全運転」
と言い換えることでソフトなイメージにしてきました。

その何もしない野田は何もしていないのでなんの手柄もなく
売国の実績だけを着実に積み上げている状態です。

そこで日中首脳会談を実現させて少しでもアピールしたい野田内閣は
年内の首脳会談実現を目標として動いています。
そんな中でダライ・ラマ氏と会談されたら
中国様の機嫌を損ねるからというのが本当の理由でしょう。
その程度で首脳会談を拒否するようならむしろやらせればいいでしょう。

バブル崩壊が現実の物となってきて日本の財布をあてにしているのですから
足元を見てきっちり条件を引き出してやるのが正しい中共への扱い方です。

ところが野田は口だけ番長の前原の勝手放題を放置しておきながら、
ダライ・ラマとの会談に同席した長島には、
以降会談をさせないように説教をする状態です。

民主党にとっては「外交＝特定アジアへ媚びる事」でしかないのでしょう。
日本ではなく特亜を祖国とする民主党の程度がよくわかります。


ついでに、
ダライ・ラマ氏が日本に来ていた事を報じてこなかったマスゴミも
民主党と同じく日本よりも中国共産党の方が大切なのでしょう。




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