確か野党

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【民主党ＰＴ、ＴＰＰ提言を了承　慎重な判断求める】
環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）の交渉参加をめぐり、民主党の経済連携プロジェクトチーム（ＰＴ）は９日夜の総会で、「党ＰＴの議論では『時期尚早・表明すべきではない』『表明すべき』との賛否両論があったが、前者の立場に立つ発言が多かった。政府には、以上のことを十分に踏まえた上で、慎重に判断することを提言する」との提言を了承した。野田佳彦首相はこれを受け、１０日に記者会見を開き、交渉参加を表明する。
(2011/11/09　朝日新聞)


この部分・・・
政府には、以上のことを十分に踏まえた上で、慎重に判断することを提言する」との提言を了承した。野田佳彦首相はこれを受け、１０日に記者会見を開き、交渉参加を表明する。

Aは参加表明は慎重に判断すべき　→　これを受けて参加表明をする。

朝日新聞さんは難しい日本語を使いますね。どこの国の人でしょう？


民主党のTPP反対派を自称する議員達は
まったく離党の覚悟も意志もないため
結局「慎重に」という文言を付けただけで野田に判断を丸投げする形にしました。

反対派のリーダー格の山田元農水大臣ですら離党の意志はありません。
結局は選挙対策に「俺達がんばってるんだよ！地元見てる～？」
というアリバイ作りに過ぎません。


一方、国会では

【ＴＰＰ参加表明反対案提出＝自公など５党、採決は見送り】
　自民、公明、社民、国民新、新党日本の５党と衆院会派「国益と国民の生活を守る会」は１０日午前、野田佳彦首相によるアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議での環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉参加表明に反対する決議案を衆院に共同提出した。午後の衆院本会議での採決を目指したが、民主、共産両党の反対で見送られた。
　民主党は、本会議への上程の可否を決する衆院議院運営委員会での採決で、否決に万全を期すため、一部の委員を差し替えた。
　決議案は「政府からの情報提供が不十分で国民的議論が全く熟していない。交渉参加表明に反対する」としている。当初、自公社３党で提出する予定だったが、国民新党などが加わった。　
　これに関連し、決議案提出を求める署名を集めていた新党日本の田中康夫代表らは衆院議員会館で記者会見し、民主党の９６人を含む与野党の計２３２人が署名に応じたと発表した。
（2011/11/10 時事通信）

志位になってからの共産党は本当に「確か野党？」として動いています。
菅内閣の時の国会延長70日案のときも
共産党は菅直人が延命狙いが見え見えの中でこれに賛成しました。

共産党は民主党が与党になってから
こうした形でちょくちょく民主党を助けています。

今回もTPP参加表明反対決議が国会で行われれば
民主党議員はTPP反対か否かの踏み絵を踏まされることになっていました。
これで困るのは民主党と民主党が与党ではなくなると困る人達だけでしょう。

共産党はこれを防ぐことに協力した形ですが・・・
共産党は先月14日に党でTPP反対表明を決定していまし、
先日も亡国のTPP　反対の一点で共同を
なんてポスター作ったばっかりです。
TPP反対に反対した共産党。
反対の反対なのだはバカボンのパパだけで充分です。

ともに民団に外国人参政権を約束した仲間だからでしょうか？
民主党をかばうために自らの主張もひっくり返した形です。

民主党に加担し、TPP反対を蹴った共産党。

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