民主党政権の政策の軸は国内産業空洞化

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【パナソニック、マレーシアに太陽電池工場を建設　４５０億円投資】
パナソニックは２５日、マレーシアに太陽電池工場を建設すると発表した。総投資額は４５０億円。生産能力は年３０万キロワットで、同社の世界生産能力は現状比１．５倍に拡大する。稼働は２０１２年１２月を予定している。

　福島第１原子力発電所の事故で、世界的に自然エネルギーに対する関心が高まるなか、需要の取り込みのためには、生産能力の拡充が欠かせないと判断した。

　新工場は、マレーシア北西部の工業団地内に建設する。子会社の三洋電機が開発した太陽電池「ＨＩＴ」を量産する。基幹部材のシリコンウエハー、セル（発電素子）、パネルの組み立てまで一環して手がける。　同社は、現在、国内の２工場で太陽電池を年６０万キロワット生産している。今回のマレーシアでの大型投資をテコに同社は１０年時点でシャープ、京セラに次いで国内３位のシェアを１２年には首位に引き上げる考えだ。
(2011/11/25　産経新聞)


【米国に中型トラクター工場新設　クボタ】
　クボタは２８日、米国のジョージア州に北米向けの中型トラクターの生産工場を新設すると発表した。投資総額は約５５億円。来年１月に着工し、平成２５年１月から本格稼働させる。

　同社の中型トラクターは、米国市場のシェアで首位を維持しているが、これまでは国内で生産していた。見直してコスト競争力を強化する。新工場の生産能力は年間２万２千台。
(2011/11/28　産経新聞)

クボタはアジア向けのトラクターの生産も近年はタイなどへシフトしてきております。
さらに円高がその後押しをする形になっています。

民主党の円高維持、景気対策無し、増税。
その他にもいろいろありますが、
民主党の経済への政策は国内の産業空洞化を促進する政策以外はありません。

そして何より政権に居座ることだけを考えて、
野田内閣は就任当日からいかに国会で答弁しないか、
いかにボロを出さないようにするかで、
野田は延命のために自ら就任と同時にレームダック状態を選びました。

この状況では景気は悪化する要素以外ありませんから、
企業としては競争力維持、生き残りのために海外へ逃げ、
そのために産業空洞化による日本国内の雇用の減少が起きるのは避けられません。

民主党を特に支持しているのは労働組合ですが、
労働組合は民主党を支持し続けることで、
自分や子供達のこれからの仕事を潰しています。

民主党や支持団体や応援団であるマスコミがいかに誤魔化そうと、
民主党政権が日本の国益を損ね、国民の雇用を奪っているのは事実です。


人間は常に下りのエスカレーターに乗っているのです。
それを昇ろうと努力しているから下に行かずにいるのです。
さらに努力をすることで少しずつ上へ行けるかもしれません。

政権交代したから全て良くなるなどという幻想は
英雄願望で一発解決されてしまうような夢想をする事は
単なる思考停止か現実逃避でしかありません。
結果、上に昇ろうとする足の動きを止めてしまい、
エスカレーターに乗ってそのまま下っている状態です。

状況を悪くする事は実に簡単にできます。
しかし良くしていくのは少しずつなんです。

劇的な変化を求めるのではなく、
現実を見つめて、事実を捉え、「少しでもマシな候補者を残す」
民主主義とは面倒なものなんです。
でもそれができなければ単なる衆愚政治になります。




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