2011年を振り返る５

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6月

・辞任ほのめかし詐欺


小沢などが内閣不信任案が出れば賛成すると言うので
自民は内閣不信任案提出。
自分が作った党を壊したくない事が最優先のルーピーが裏切る。
さらに菅直人は岡田克也や枝野などと共謀して
「総理辞任」をほのめかす辞める辞める詐欺を実行。
どうせ辞めるのだからと民主党議員は安心して不信任案否決へと寝返り。

不信任案による反撃に失敗した小沢は子分達小沢チルドレンを放置して当日欠席。
一人松木が討ち死にすることに。

辞任詐欺でまんまと不信任案を乗り切った菅直人は
不信任案否決直後に調子に乗って
「俺はやめるつもりはない」と周辺に語る。

大事なところで逃亡する親分という事で小沢の影響力が大幅に低下

否決された事で谷垣は逆に
自民党内の親小沢大連立派の大幅弱体化に成功し、
小沢の豪腕伝説に実質的なピリオド。
そして菅内閣が自爆スイッチを押した形になりメリットだらけに。

菅直人や岡田克也、北澤や枝野、仙谷などは辞任詐欺によって
これ以降他国から「辞任を言い出したレームダックを相手に外交はできない」
という対応をされることにこの時点で気付かず。


・青森県知事選挙、開票０秒で自公推薦の現職が当選。
　民主党推薦候補は4倍の票差で大敗。
（これで民主党は4月からの統一地方選4連敗）

菅直人、2度目の党首討論もカンペ持ち込みがバレる。

民主党政府、農水省を通して農協に政治的中立を徹底しろ！と
地方選連敗のためか自民党を支持しないように圧力。

※ブログ主注
政治的にどう考えても中立ではない日教組や自治労を基盤にしている民主党が
日教組にはなんのおとがめもしていないのに農協だけ圧力をかけるのはアンフェアです。

3月12日の福島第一原発での海水注入について
東電の作業を妨害していた責任を負いたくない菅直人、細野、海江田、枝野の4名は
答弁がブレまくって何を言っているのかわからない状態に。
（実際は現場の注水を邪魔していたのが官邸で吉田所長が独断で注水を続けていた）
最終的に「つい最近まで注水のことは知らなかったから俺達悪くない」
というとんでもない主張に落ち着く。

代々木で行われた反原発デモ、
集まっていたのは全学連や日大全共闘、三里塚、9条改憲阻止
などの旗ばかりが目立ち、
新左翼や共産党系の団体によるものであることがバレバレに。

政府公認の革マル派に乗っ取られた労組であるJR総連などが求めている
JRに不採用になった国労組合員らを雇用するように要請しろと
民主、社民、国民新の3党が政府へ要望を出し、これを政府が受け入れる。

5月までの5ヶ月間だけで金融機関（ほとんど郵便局）の
強盗被害額が前年の6倍を超えることが警視庁のまとめで判明。
背景には郵政を資金源と票田にしている国民新党の亀井静香の圧力により
郵政民営化により設置された監視カメラの撤去が行われた事が大きいと思われる。
（全国特定郵便局長会が監視カメラと間仕切りの撤去を求めていた）
政府の答弁書では
政府が横領や警備目的の監視カメラや間仕切りの撤去を容認している事を認めている。
監視カメラや間仕切りは旧郵政時代に横行していた職員による横領を防ぐ目的も大きかった。

延命を目論む菅内閣、岡田克也は
野党が求めていた17兆円規模の補正予算ではなく
たった2兆円規模の補正予算を野党に説明。
菅直人はこれを1，5次補正と言い、あわせて3次補正予算案まで言い出す。
（補正予算を細切れにして予算を人質に延命の意図が見え見え）

菅直人　退陣3条件として条件を提示
「2次補正予算、公債特例法、再生エネルギー買い取り法」
の３つの成立を条件に。
特にこの時点での再生エネルギー買い取り法案は
際限なく発電した量（電力会社に売った量ではない）に対して
電力会社が固定価格で買い取り続けるメチャクチャな内容で
この法案を言い出す直前は官邸に孫正義が入り浸っていた
（孫正義はこれで大儲けするつもりだったのでしょう）

岡田克也、国会の50日延長かつ3次補正予算は新首相で行うと自公に説明し合意
しかし、直後に岡田、菅直人、枝野の3名で野党との合意を反故にし
国会の70日延長で衆院で強行採決。社民とみんなの党、共産党がこれに賛成。
（70日だと8月末までとなり、来年度の概算要求を人質にできる）

民主党参議院議員、大島九州男（ゲイバー大島）は東日本大震災復興・支援する集い
と銘打った政治資金パーティーを北九州市内で開催。
売上350万円のうち被災地に送ったのは40万円で
残りを自分の政治資金にしたことが問題に。

亀井静香の引き抜きにより自民党の浜田和幸、民主党会派へ
（のちに国民新党入り）
「どんどん引き抜くぞ」と脅すもかえって野党の反発を招く。

以上、6月分です。




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