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2012年 01月 19日
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人気ブログランキングへ ---------- 【首相 “総合特区”が起爆剤に】 野田総理大臣は、総理大臣官邸で、新成長戦略の柱として創設した「総合特区」に選ばれた地域の代表者に、指定書を手渡し、「日本再生の起爆剤になることを強く期待する」と述べ、それぞれのプロジェクトの実現を要請しました。 政府は、新成長戦略の柱として、予算や税制などで優遇措置を講じる「総合特区」制度を創設し、先月、産業の国際競争力の向上に期待される「国際戦略総合特区」に7つの地域を、地元の特性を活用する「地域活性化総合特区」に26の地域を、それぞれ選びました。これを受けて18日、総理大臣官邸に「特区」に選ばれた地域の代表者を招き、野田総理大臣が「特区」の指定書を手渡しました。野田総理大臣は代表者に対し、「総合特区のすべてのプロジェクトが実施されれば、5年後に経済波及効果は9兆円、雇用創出効果は37万人という試算が出ている。元気な日本を作り、日本再生の起爆剤になることを強く期待する」と述べ、それぞれのプロジェクトの実現を要請しました。これと合わせ、18日は環境などに配慮したまちづくりを目指す「環境未来都市」に選ばれた11の地域の代表者に対しても、野田総理大臣から選定証が手渡されました。 (2012/1/18 NHKニュース) 総合特区は7+26で33ってことでしょうか? さぁ、ここで以下 【総合特区申請に係る評価のプロセスと方針について】 (リンク先PDFです) でどのように総合特区を決めるのかが書いて有ります。 ここのPDFにある図のとおり、 1~3次の選考を経て最終選考まで実質4回絞り込んでいく形になっています。 これについて東京都の副知事である猪瀬直樹氏のツイートが 実に端的にどのような状況なのかを語っています。 @inosenaoki 猪瀬直樹 明日、官邸へ行く。東京が「総合特区」に認定されたから。その認定証を野田首相が授与するのだが、いつの間にか地方も20幾つ特区に認定されているそうで、7つの候補を5つに絞るはずが蓋を開けてみると結局バラマキじゃないか。それで授与の写真を1分ずつ撮る、くだらんが欠席もできない。 5つに絞るはずが20以上・・・。 あまり絞り込めてなかったわけです。 これではメリハリなどでるはずもありませんし、 内容を厳しく精査していないということでもあります。 では中身を見てみましょう。 7つ選ばれた国際戦略特区ですが、 1,北海道フード・コンプレックス国際戦略特区 北海道 2,つくば国際戦略総合特区 茨城県、つくば市、筑波大学 3,アジアヘッドクォーター特区 東京都 4,京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区 神奈川県 5,アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区 愛知県、岐阜県 6、アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区 京都府、大阪府、兵庫県 7,グリーンアジア国際戦略総合特区 福岡県 そして26選ばれた地域活性化総合特区では (長いですが付いてきてください。笑) 1,北海道札幌市 札幌コンテンツ特区 2,北海道下川町 森林総合産業特区 3,秋田県 レアメタル等リサイクル資源特区 4,栃木県 栃木再生可能エネルギービジネスモデル創造特区 5,群馬県 畜産バイオマスの高効率エネルギー利用、炭化、灰化による環境調和型畜産振興特区 6,さいたま市 次世代自動車・スマートエネルギー特区 7,千葉県柏市 柏の葉キャンパス「公民学連携による自立した都市経営」特区 8,新潟県長岡市 持続可能な中山間地域を目指す自立地域コミュニティ創造特区 9,新潟県・見附市・新潟市・三条市、福島県伊達市、岐阜県岐阜市、大阪府高石市、兵庫県豊岡市、筑波大学、株式会社つくばウエルネスリサーチ 健幸長寿社会を創造するスマートウエルネスシティ総合特区 10,富山県 とやま地域共生型福祉推進特区 11,静岡県 ふじのくに先端医療総合特区 12,静岡県浜松市 未来創造「新・ものづくり」特区 13,愛知県豊田市 次世代エネルギー・モビリティ創造特区 14,京都府京都市 京都市地域活性化総合特区 豊かな文化と自然のもと、世界中から人々が集う、「ほんもの」に出会う京都~5000万人感動都市へ~ 15,大阪府泉佐野市 国際医療交流の拠点づくり「りんくうタウン・泉佐野地域」地域活性化総合特区 16,兵庫県・洲本市、南あわじ市、淡路市 あわじ環境未来島特区 17,和歌山県 和歌山県「高野・熊野」文化・地域振興総合特区 18,島根県益田地区広域市町村圏事務組合 「森里海連環 高津川流域ふるさと構想」特区 19,島根県雲南市 たたらの里山再生特区(中山間地域における里山を活用した市民による地域再生の挑戦) 20,岡山県 ハイパー&グリーンイノベーション水島コンビナート総合特区 21,広島県 環境観光モデル都市づくり推進特区 22,広島県 尾道地域医療連携推進特区 23,山口県・光市、柳井市、田布施町 次世代型農業生産構造確立特区 24,香川県 かがわ医療福祉総合特区 25,愛媛県西条市 西条農業革新都市総合特区 26,大分県、宮崎県 東九州メディカルバレー構想特区(血液・血管医療を中心とした医療産業拠点づくり特区) 地域かぶったり内容かぶったり、地域が離れすぎてて効果がよくわからないわ・・・。 結局、小学生の学級会レベルの民主党だけにメリハリ付けられなかったようです。 単なるバラマキという猪瀬氏の表現は実に的確だと思います。 しかもよく見ると東日本大震災の被災地では茨城県と福島県伊達市が入っているだけです。 むしろ東北は民主党議員が特に多い民主党王国なんですから、 どうせ普段はなんの勉強もせず暇を持て余しているのですから 民主党議員はこういう提案に協力してなんとか再生の一助にしようとか考えないんでしょうかね? (震災直後に民主党議員達は「やることがない」と言っていた程勉強していません。) 挙げ句に野田は 「総合特区のすべてのプロジェクトが実施されれば、5年後に経済波及効果は9兆円、雇用創出効果は37万人という試算が出ている。」 と、根拠の怪しい説明をしています。 利子補給金という、これらの地域が金融機関から借りるお金の 利子に対しての補助金がこの制度です。 経済効果などについてかなり丼勘定をしていると言って良いでしょう。 (増税されたらデフレ加速で全て水泡に帰すわけですし) 絞り込むはずが絞り込めず、 手を広げすぎて結局何をしたいのかわからなくなってしまうようでは 民主党お得意のバラマキに終わってしまうでしょう。 東北の復興でインフラ再整備に公共投資を行うような 復興+経済効果という効果的な物があるにもかかわらず、 そちらには手を付けようとせずに放置して別の所へのバラマキを進めているのは、 いつまでも東北の復興を人質に予算を小出しにして延命を狙うために 東北の復興を意図的に放置しているのではないかとすら思います。 優先順位をわざと間違えているとしか思えません。 ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by ttensan
| 2012-01-19 07:16
| 政治
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