仕事を知らない口だけ総理

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【民主、自民に党首会談申し入れ…党首討論に代え】
政府・民主党は５日、今月１１日に行う予定だった野田首相と自民党の谷垣総裁らによる党首討論を延期し、代わりに両氏による党首会談を行うことを自民党側に申し入れた。

　自民党以外の各党にも同様に党首会談の申し入れを行う方向だ。

　首相が今国会で最重要視している消費税率引き上げ関連法案の成立にメドが立たないことから、２０１２年度予算の成立を受け、同法案の審議前に首相自ら野党党首に協力を求める狙いがある。

　党首討論で対決ムードを強めるよりも、公式な会談で消費税法案の取り扱いを党首同士でじっくり話し合う方が得策という読みもあるとみられる。

　首相と谷垣氏は２月２５日に都内で極秘会談し、消費税率引き上げ関連法案の扱いや、衆院解散・総選挙の時期などについて意見交換した。
（2012年4月6日08時51分 読売新聞）

自分達が捏造したもんだから事実化させるために
「2月25日に都内で極秘会談」
とか書いていますね。
最初は「ホテルで極秘会談」と報じてみたけど
野田のスケジュール上ほぼ実現は不可能で
今度は「首相公邸で」と言い換えてみたけども
むしろ番記者がずっと張り付いて見張っている中を
平日の昼間にその番記者達の前を通っても全く誰にも気付かれない
スーパーステルスの谷垣というありえない話になり、
結局は「都内で極秘会談」と言い換えて誤魔化している始末です。

マスコミの狙いはとにかく自民に復権させない事。
そのために今度は民主も自民も同じというくそみそ作戦で来たというところでしょう。

党首討論ではなく「会談」に拘るところは
おそらく「会談」を行う事で言ってもいない話をマスコミと捏造をやらかすのでしょう。

そして「与野党協議で前向きな回答が云々」とか
「与野党協議の結果消費税増税法案を成立させる方向で」とか
あくまでも国会で堂々と議論するのではなく
なんとしても事前談合に持っていくという事が狙いと見て間違い無いでしょう。

党首討論を拒否してる時点で「堂々と議論できません」と言ってるようなものですけど。


野田は月内にも審議入りしたいなどと言っていますが、
今国会では国会でボロをなるべく出したくない事と
なるべく国会を開く前に事前談合を決めたいという狙いだけで
震災復興を放置し、国会を速く開くように要請する野党も無視して
1月末に国会を開きました。
（法律上1月中に常会を開かなければならないのでぎりぎりまで先送りしていた）

結果として野党は一切の審議拒否なく
日程通りに予算審議が進んだのに予算成立は4月5日と遅れ、
暫定予算を組まざるをえなくなりました。


今国会の会期末は6月21日。
口だけ総理の野田が政治生命を賭けると言っていますが、
本当にそうであるのなら
消費税増税法案は日程から考えればすでに審議入りさせてなくてはならない所です。
ですが3月末に閣議決定した割に、
いまだ野党側に委員会での審議日程調整等の話は来ていません。
さらに野田は会期延長について今のところするつもりはないと答えています。

消費税増税案を閣議決定した翌日は野田は1日休んでました。
根回しとかいろいろやることはあるでしょうが、
社会人として働いた経験が無いので仕事のやり方を完全に知らないのでしょう。
ただ自分は偉そうに一方的に会見を開いて物を言っていれば話が進むと考えているフシがあります。

一般企業では計画を立てれば当然そのスケジュールはセットであり、
スケジュール管理こそが担当の仕事になってくるはずだと思います。
それがわからないのに、経験すらないのに居座り続けようというのが民主党政権です。
最初から資格もなければ能力もありません。

こういった話も出て来ています。
【赤字国債への変更示唆＝基礎年金財源で民主幹部】
　民主党幹部は６日、基礎年金の国庫負担率２分の１を維持するため「交付国債」を発行する政府方針について、野党が要求する赤字国債への置き換えを検討することを示唆した。（2012/04/07 時事通信）

野田内閣の予算は多くを赤字国債に頼るため
特例公債法案が通らないと実際は予算が秋にも枯渇すると言われています。

野田内閣が予算が過去最大の約97兆円になっています。
赤字国債の発行額も過去最大を更新することになっていたわけですが、
7兆円弱を特別会計などに飛ばし、
自分達が使い込んだ2.6兆円の年金国庫負担分を「年金交付国債」として、
通常予算90兆円台、赤字国債も昨年とほぼ同額に見せかける
いわば粉飾予算をやっています。

そして「年金交付国債」というのが最悪の内容なので
このまま無理矢理通そうとしても野党が反対していて通る見込みが怪しく
さらにはこのままでごり押ししようとしているうちに
「年金交付国債」の正体が国民に知れ渡ると盛大に民主党が自爆する。
という事に気付き始めた民主党議員が一部にいるようで、
散々野党に指摘されていたのに無視し続けてきましたが、
ようやくここにきて赤字国債にする話が出始めてきています。

年金交付国債というのはわかりやすく言うと
「消費税増税は決まってるから、消費税増税が実施されたらそれでお金返すんだから年金の積立金を使っちゃいますねフヒヒ」
というものです。
年金の積立金は民主党が無駄使いして良いお金ではありません。

「いいんだよ！俺はお金が入ってくるんだから、増やして返してやるって言ってるだろうが！」
と言って家族の生活費をパチンコに持っていく馬鹿と同レベルです。


おそらくは財務官僚に「こうすれば昨年よりも6兆円も無駄に増えた予算を誤魔化せますよ。」
とそそのかされて年金交付国債などというものを考えついたのでしょう。

消費税増税法案のごり押しどころか特例公債法案もごり押ししないとならず
下手をすればせっかくマスコミがずっと隠蔽してくれてきているのに
年金交付国債の問題点が国民に知れ渡りかねない。
ということに今更気付き始めた人がいるという状態でしょう。


話は逸れますが、
横田基地の関係者の方々に言いたい　「グッジョブ！」
【田中防衛大臣に「SAYONARA」横田基地でまさかの…】
北朝鮮によるミサイル発射予告を受け、迎撃ミサイルの部隊などを指揮する航空自衛隊横田基地を視察した田中防衛大臣に思わぬハプニングです。

　航空自衛隊の司令部は先月、アメリカ軍横田基地の中に移転し、北朝鮮がミサイルを発射した時には日米共同による初めての本格的な実戦運用が行われます。このため、田中大臣は、初めて視察のために横田基地に訪れました。しかし、「WELCOME」と歓迎のメッセージが出るはずだった電光掲示板には「SAYONARA」の文字が出るというハプニングがありました。その後、在日アメリカ軍のフィールド司令官と会談した田中大臣は、「日本の司令部が横田に隣接することで、さらなる緊密な連携が図れる」と強調しました。
(2012/4/7　ANNニュース)

ハプニングじゃないでしょうね。

同盟国の軍隊にもSAYONARAで歓迎される田中防衛大臣ですが、
ただの無知だとあなどってはいけません。

国会でのやりとりをごく短く書くとこういうことが有りました。

佐藤正久「総理！スーダンへ隊員を派遣するのに防衛大臣が計画書を全く読んでいないのはおかしい」
野田「すいません。防衛大臣に読ませます。」
～後日～
佐藤正久「先日、総理が読ませますと言っていました。計画書は読みましたか」
田中直紀「表紙だけ読みました」

・・・もっと酷い何かです。




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